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灘の酒蔵巡りに行ってきた。外部のアドバイザーを入れてみては如何。

灘の酒蔵巡りをしてきた。関西に住んでいれば、伏見の酒蔵巡りだとかも有名で電車でサッと行けるところに酒の名所があるのはありがたい。

白鶴酒造資料館

時間の都合上、白鶴酒造資料館からスタートすることに。
資料館では、製造工程が実際の資料と共に音声ガイダンスで説明されると行く前に調べたサイトでは書いてあり無料とのこと。期待を胸に訪れた。

駅から数分のところにあり、着くと観光バスから外国人観光客が降りてきているところだった。コースになっているようだ。
観光コースになっているくらいなら設備もそれなりだろう。益々、期待は高まる。

実際、中に入って製造工程を実際に使われていた道具などが展示してあり、大きな窯などそのままで、それなりの迫力もあり、人の蝋人形のようなものが作っている作業行程を時間を止めた形で展示してあり、更に横にある自分で見られるビデオも設置してあることで、よくわかるシステムにされていた。至れり尽くせりである。
更に売店、その横で試飲コーナーでは無料で試飲ができ、特別に醸造された日本酒はおちょこ500円で試飲ができるようになっている。
売店の充実度は、それなりで、売店だけで時間が過ごせそうであり、しかも女子ウケしそうな日本酒麴ソフトクリームまであった。美味しかった。
流石、白鶴酒造だな~、などと感慨を受け次の酒造所へ向かうべく歩き始めたのである。

至れり尽くせりの資料館

さて、次の酒造、その次の酒造と、結果的にあと二つの酒造を周ったのだが、正直言って酒造工程の違いなぞ素人からして分からず、失礼だがほぼ一緒にみえた。もしこだわりがあるならしっかりと説明してほしいし、「実際に作っている行程」を見せてほしい。
「実際に作っている行程」を見せるのがメンドイから模型で見せているんだろうけど、全工場が全会社が同じことをすると、工場巡りをする側からすると同じものを見ている気になる。
神戸も県を挙げてバックアップするなら、バックアップしているなら、周る人の身になって考えてみてほしい。

折角いい素材をもっているんだから。

例えば、伏見なら試飲ができる雰囲気のいい鳥が名物の飲み屋があったりするが、灘のあたりも食べ物と合わせて、全エリアの試飲ができる飲み屋の整備と、併設レストラン、もしくは企画レストランのどこかの出店をバックアップをしてあげるとか。

ショップを見ると必ず酒と絡めた食べ物やつまみモノの企画ものがあるが、食べる場所はない。これが食べられる場所、酒麹を使ったアレンジレシピのレストラン、居酒屋、果てはエステショップ。
或いは、居酒屋でのエステサービス。w

灘の場所がらも悪くない。散策ポイントも色々とあるだろう。
川沿いの道もいい。散策ポイントをもっと紹介すれば地域活性化にもなるだろう。(その気はないの?)

と、まあ、色々と考えさせられた試飲の日であった。


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