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「シネマート心斎橋、閉館のお知らせ。」だって! 

旧ツイッター経由で残念なお知らせが入ってきた。

シネマート心斎橋が閉館するそうだ。

なんとま~、悲しいお知らせだこと。またまた貴重なミニシアターがなくなってしまう。しかもシネマート心斎橋は、心斎橋ビッグステップにあり、何かとオッサンが心斎橋に理由を作って出かけるにはいいところにあってくれたのだ。
それはともかく、シネマート心斎橋はミニシアターでも韓国系を中心に時に台湾やアジア系など他で観られない映画もしてくれる貴重なミニシアターだったのだ。

シネマート心斎橋は、ミニシアターらしくスタッフさんの映画愛が溢れ出る個性豊かな手作りの映画紹介ボードがいつも心を和ませてくれる。
どのミニシアターも映画紹介ボード作りをしようとするが、スペースの問題であったり、スタッフさんの時間の問題であったり(推測)、熱量の問題であったり(これも推測)で、クオリティが違うのが見ていて楽しい。たくさん書けばいいというわけではなく、「愛」が込められているか否か。やはり暗に伝わるのである。
その意味では韓国愛は深く滲み出ている。(経営に影響したか?)

どちみち場所柄と客単価、回転数など経営の本質的なモノとは合わなかっただろうから、願わくば地域を変えて再出発を期待したいところだが…。

こういったことは決まってしまった以上は覆すのは不可能だろうから、今後のことを考えて私見を述べておきたいのだが、一定のファンがいるような施設などは、例えば経営がヤバそうな数年前から事前に一定の顧客(ファン)に向けて告知をし、「元町映画館」などのようなファンクラブを作る、クラファンするなど最後のあがきをファンのためにしてほしいと思うのだ。
月何人顧客が入らなければならないところ今月は何人だった、などの情報公開を毎月し続け、それを何か月下回ったから経営がヤバくなり閉店の危機に見舞われる、などの告知を積極的にSNSで発信するなど、「今までにない」やり口で切り抜ける取り組みをしていく気でないと生き残りは難しいだろう。
しかし、逆を言えば強みは、一定のファンがいるところだろうし、ニッチの業種だろうし、ニーズをしっかりと極め切れば生き残りは不可能ではないのではないかと思うのだ。その上でダメならホントにダメと諦めもつくものであろう。

し、ファンにも経緯が「可視化」してわかるような努力の結果、潰れるのであれば、ファンとしても気持ちの整理がつくと思うが如何だろう。

元町映画館も、時限付きの営業活動かと思うが、必死になって営業努力をファンのために行って頂きたい。

今まで通りの発想ではダメなのは証明されているようなもので、ファンに甘えていてはダメだ。新時代に合うような新しい取り組みと発想をもって生き抜いてほしい。


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