関西から素敵なミニシアターが減るという残念なお知らせ

京都みなみ会館が閉館するという残念なニュースがツイッターで回ってきた。

【お知らせ】

京都みなみ会館は
2023年9月30日をもって
閉館することになりました。

長きにわたり
ご支援ご愛顧賜りました皆さまに
心より感謝申し上げます。https://t.co/shun10Xi46

— 京都みなみ会館 (@minamikaikan) July 10, 2023

京都にはミニシアターが自分の知る範囲で、三条にあった立誠シネマから移転した出町座、京都シネマ、アップリンク、そして京都みなみ会館があるが、中でも雰囲気がいいのが出町座と京都みなみ会館だった。

京都みなみ会館は、シアター数がそこそこある方で選択できる魅力があるはずだったのに惜しい。ミニシアターにも関わらず一映画館で映画の選択ができるというのは結構新鮮でいいなとは思っていた。できた当初こそ幾度となく通ったが次第に足が遠のいた。
何故だろう。

HPには閉館の理由をコロナを一因とあげているが、真に受けていいのだろうか。もちろんコロナの影響は大きいだろう。しかしコロナのせいだけにしてると閉館の本質はいつになっても見抜けないだろう。

素敵な外観。
食事は外のワゴン車でありつつも個性的な提供の仕方とメニュー。
立地。
とまずまず。

チケットの購入方法。
スタッフの対応。
個性ありすぎる上映映画の選択。

シアター数を活かした上映映画の選択とはチョット思えない。こだわりがあるのかもしれないが、経営を考えた妥協のラインナップも必要じゃなかったのか。
ミニシアターとなるとそれぞれに個性が出てくる。
どの映画が良く上映されるところはどこ、だとか。
韓国映画に強いのはどこ。
インド映画のマサラ上映をするのはどこ。
だとか。
それぞれにお客さんを呼び込む要素がある映画群だ。

後京都は横のつながりもどう考えているのだろうか。
今回は、みなみ会館だが、次はどこが閉館となるかわからない。
異なる会社同士でパートナーシップ関係を作り、お客さんが循環する仕組み作りでもしたらどうだろうか。別に京都じゃなくてもいい。関西で。

ともかく、大劇場で見られない映画を観させてくれるのがミニシアター。
今あるミニシアターは、是非無くならないで頑張ってほしいし、京都みなみ会館も何らかの形での復活を望む。
ヨロ！

お疲れさん！