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賃貸戸建てに住むという選択②

ここでは不動産の専門知識など全くなく、マンションを売却したのち賃貸戸建てに引っ越しをした「私」の感じたこと、経験したことを書いていきます。もし、賃貸戸建てに住もうかとお悩みの方には大外れなことばかり、そしてくだらないことばかりの内容になると思います。どうぞご了承ください。
 
“自分の家を持つ”という夢を持っている方はどのくらいいるのでしょう。
私の場合、「家を買う」という経験がしたかったのでマンションを購入しました。正直、書類の多さにめげそうになる時もありました。もちろんローンです。
住んで3年くらいたって、一頭目のワンちゃんを飼いました。やはり自分の家ということもあり気兼ねせずに飼えたという点は良かったと思います。ところが2頭になり、3頭になり…4頭になったときにはちょっと手狭感は否めませんでした。そのこと以外にも、管理費や修繕積立の値上げという問題も重なりました。大規模修繕が迫ると理事会でもその話題になり紛糾することもしばしば。そのころから「もう、マンションはいいかぁ~。庭付きの家に住みたい」という願望がもくもくと膨れていきました。
そういう時期のマンション購入17年目、私が病気になりました。「もしかすると死ぬかも?…」と思ったときに真っ先に考えたのが、マンションのことでした。死ぬかもしれないという時にマンションのことか?と不思議に思われる方もいらっしゃると思いますが、私には子供がいないためそのまま残してしまうと死んだ後の処分が大変だろうと思ったのです。そこで、手術・入院までの期間に思い切ってこのマンションを手放し、考えていた「庭付きの家」に引っ越そうと考えたのです。庭付きにこだわったのはもちろん我が家の息子たち(愛犬4頭)のためです。これまでは仕事中心、狭いマンションに4頭、休みの日しか思いっきり走り回れないという生活だったので、この際引っ越しは息子たち(犬)ファーストで探そうと思ったのです。
そこで、「庭付きの家」を購入か賃貸かという選択が出てきます。私はマンションを手放す理由が死んだ後の相続・処分の問題を考えてのことだったため、今更不動産を得るという選択はありませんでした。賃貸一択でした。私の浅い知識の中でも賃貸のメリット・デメリットはありました。それを一応は吟味して決めたのが賃貸だったのです。ここではデメリットは省いて私にとってのメリットを列記します。
① 私が死んでも契約の解除だけで済む
② 家のメンテナンスは家主にある
③ 犬がいなくなり人間だけになったらまた引っ越しすればいい。
というものでした。とにかく、息子たちと楽しくのびのび過ごしたいという思いが強かったのです。しかし、私たち家族の賃貸の条件は「ペット可それも多頭飼い」と「庭付き」です。
見つかるのだろうか。もちろん高い家賃を払えばあります。しかし、お金に余裕のあるわけではないので見つかるかが心配でした。
ところが、我が家の息子たちには強運の持ち主がいるようで、探し始めて3週間ほどで見つかったのです。それが「賃貸戸建てに住むという選択①」に書いたように、不動産屋さん曰く「何もないところ」に建つ「賃貸庭付き戸建て」でした。《③へつづく》→予告「賃貸庭付き戸建て」は快適!?

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