世界地図帳を読んだ(読書)
ゆったり過ごす休日にしようと思い、読書を選んだ。普段は目の前の仕事に意識が向いている中、世の中や世間、世界といった広い範囲の事に目を向けたくなり、この本を選び読んでみることにした。
そこまで興味深く読み進める気持ちは沸かなかったが、関心をもった点もいくつかあった。
SDGSってSustainable Develpment Goalsの略なんだな。14歳以下の人口の4倍は65歳以上の人間が占めるのは日本の現実なんだ。日本は平均寿命が84.2歳で世界1位で、カメルーンとかナイジェリアとかは60歳に達していない平均寿命であること。日本全体でみたら2035年には空き家率が30%を占め、地価も大きく下がる予測がでていること。書いてある事の中でこれらの点が意識に残った。
戦後、バブルが起きたことによる時代感から停滞なり保守的なり引きこもり感が続いてきた中でも、世界なり技術が人の心に反して、よく言えば進化し、悪く言えばどんどん乖離していった。そんな印象をもった自分だから深く関心を持って読み進まなかったのかもしれない。
別に感じたこととしては、ありきたりな意見かも知れないが、心と乖離している世界の進歩、現実をしっかり理解しつつ、心の充足を能動的に手にしていくことが大事なのかなと思える機会になったと捉えたりもした。
職場においても、プライベートの時間においても周りの事に影響を受けつつも、自分がどうしたいか、を振り返りつつ自発的でありたいと思った読書となった。