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ペーパーマリオオリガミキングを4年越しにクリアした話②

前回の記事の続きです。
オリガミキング本編はもちろん、シリーズ過去作、ペーパーマリオ以外の作品のネタバレも多分に含んでいるので、閲覧は自己責任でお願いします。

遊んだ経緯やこれまでの感想は、前回の記事をご覧下さい。
前回のラスト当りからスクショボタンを押す頻度が高くなってきました。


【黄テープエリア】

実は一番好きなエリアが黄テープエリアです。探索が楽しすぎる。
もちろん続く紫テープエリアもだだっ広いステージを走り回れて楽しいのだけど、こっちはブーツカーのおかげで移動と探索がスムーズなのと、単純にブーツカーの形状が好きなんだ。くつクリボーのきもちになるですよ。
欲を言えばムーチョしかいない時のサンドリアの方がBGMが好きだった…。黄色テープエリア、全体的に俗っぽい雰囲気があったり治安が悪いから好きなんですよね…おっ、ゴロツキタウンの話でもするか??

チャールズの前例があったので疑心暗鬼でしたが、今回の考古学者のキノピオは普通に有能でビックリしました。穴は掘れるし謎解きに必要な文章はちゃんとメモするし、戦闘でも4人くらいにダメージ与えて強い…。ブーツカーに乗ってるとき、二人が楽しげに会話してるのが好きです。爺孫みがある。

また髪の話してる…

事前に受けたネタバレとして、穴開けパンチがキノピオの顔を刳りぬいている事は把握していました。その分ビビりはしなかった(やべーとは思った)ものの、その顔なしキノピオがディスコの音楽に合わせてインド映画の如く踊る事は全く把握していなかったのでゲラゲラ笑いました。エンディングのスタッフロールに振り付けの方がいましたが、もしかしてこのダンスパートの為に呼ばれてる…?(それか白鳥の湖の方で呼ばれたか?)

カメラワークも凝ってるの何なんだ

マリオさんがオタ芸をするのも知らなかったのであそこも笑いました。ヒガミ様ああゆうのが趣味なんですか?前までの話が重かった反動なのか、このエリアはふざけ散らかしてて好きです。おかげで傷は癒えたよ。引きずってはいるが。

実際そこまで苦戦はしなかったものの、最大HPが減ったりマリオさんの顔を刳りぬいてくるパンチは印象的でした。お前国民的ヒーローの顔を…。
パンチ戦、BGMも特に好きです。あと道中のディスクへの文句の付け方が「もう卒業した」「それは好きな人もいるだろうけど」「売れセン狙いすぎ」だの、妙に現実の若者が言いそうな感じなのが人間くさくて、ブンボー軍団の中では彼が一番好きです。あと、あの巨体してる癖に狭いVIP席にいたのかと思うと…。

レイトン先生が泣いてるぞ
考えてみれば、ヒントコインが霞むほどには成金戦法で謎解きしてんな今作

また、ピオを救出した時、カラースプラッシュで散々聞いた海賊船のテーマが流れたことに大興奮しました!これすき。後ろにも「モノ」のニクが出てるのが過去作要素満載で嬉しかったです。それはそれとして、質問内容で全て持ってかれました。コーンフレーク。やっぱ考古学者先生もボケポジやったんや…。


【紫テープエリア】

ゼルダの伝説風のタクトか!?!!!????
(筆者はゼル伝メインのオタクです)

黄色テープエリアもそうですが、この2つのエリアは謎解きがてんこ盛りで大変楽しかったです。というか、遊んでいてゼルダに近い要素がめちゃくちゃあって興奮しました。砂漠で4つの石像の向きを変えて光を1カ所に集めるやつ、あれスカイロフトでも見たぞ…。

大海原の探索も、船に乗って広い海を駆け抜けたり、まだ見ぬ島をマッピングしたり、マリン号でサルページしたり…そして力と知恵と勇気のオーブを集めて…やっぱ風のタクトか!?!???双方の作品のファンとして激アツでありめちゃくちゃ楽しかったです。あと大海原探索時のBGMいいね…。

当時は神聖なトライフォース(?)の空間が!!って思ったけど、
今考えれば、観光地なんだからこのくらい俗っぽいお祝い演出用意されてるのも当然なんだよな

ゼロー!エックスー!すき。勇気の試練だけは大分回数を重ねましたが、自分のことを勇気のトライフォースの持ち主だと信じ込んでいるのでコインを支払いませんでした。まさか本当にタライとフォースが出てくるとはな…。扇風機とタライは初登場から皆勤賞だな!

氷ガミしんでんは試練の間の奥に位置していて、全てのカミたちを統べる場所のように見えるのがかっこいいです。大きさも他の神殿とは桁違いで、これまでの人工物っぽい作りとは一変して完全に自然物、あくまで秘境感があるのもロマンがあります。
そういえば、マリストで最後に訪れたダンジョンも、ペーマリRPGで最後に訪れた村も寒冷地でした。カミ様のしんでんとしては最後のステージとなるので、ある種近いモノを感じて嬉しかったです。作者の人そこまで考えてるかな野崎くん、オタクが過剰反応してるだけだったりする?

続くウナバラタワーも4人のカミ様総出演な場所で、クライマックス感がありテンションが上がりました。本編で詳しい説明は発見出来なかったので、建物の詳しい歴史が気になります。やっぱオリガミキングはマスターワークスとサウンドトラックを出してもろて…何で出てないんだろうなマジで……

兄弟が同じ反応取ってるのも好き
あとブラザーアクションしてるのも嬉しかった マリルイや!!

またもややらかしているLの登場に笑いながら辿り着いたエリアが、まさかオリガミ兄妹の生まれ故郷だとは思わず、かなり衝撃を受けました
でもオリガミ職人さんが想定外にいい人(今まで会ってきたキノピオの大半が碌でもないヤツだったせい)だったので、今回の騒動は何が原因で起きたのか、ここに来て分からなくなりました。
まぁ真相を知っていると...何とも切ないですね。

それはそれとして、今やりたい放題やっている文房具達は、元を辿れば職人さんに使われていた一般的な道具なことが、笑って良いのか怖いことなのか微妙な感情になりました。もしかして道具時代もあんな調子で喋り散らかしてたのか…?やっぱホラーかもしれん…。

恒例の尊厳破壊タイム
これ捕らわれたのがペラペラだから良いけど、これ紙じゃなかったら高所から転落して死ぬぞ!



【てんくうスパーランド】
発売から4年経過してから遊んだこともあり、オリガミキングに関してまぁまぁの数のネタバレを受けていましたし覚えていました。かのハサミがヤバいことも。
しかし一方で公式ムービーなどの情報を忘れてしまっており、私はカメック一行をなかまに冒険出来ることを完全初見で遊ぶことが出来ました。サンキュー雑魚の海馬!!

すき

てんくうスパーランドの弁償代として、クッパ軍団が総出で雑務を押しつけられているという非常事態は、なんとも言えない情けなさと愛らしさがあり大変良かったです。カメックも杖やホウキじゃなくてガーデンクリーナーが板について…暇さえ有れば掃除して…やはりオリガミキングの開発スタッフには尊厳破壊のヘキ持ちがいる。間違いない。

元々クッパ軍団とは敵対ではなく協力関係にあることは分かっていましたが、こんなにも同情を誘う登場をするとは思っておらず、バカ笑いしながら可愛くて仕方なかったです。てっきり「どっかいけ!」みたいな反応されると思ったら、雑務の協力に感謝される始末。今まで長いことマリオシリーズ遊んできたけど、君たちとこんなに仲良くなれるだなんて知らなかったよ…

緑テープエリアはクッパジュニアの身体を治し、クッパ軍団を助けることがテーマになっているのがあたたかいシナリオで好きです。まぁスパーランド従業員のパワハラと容赦なく主要キャラを切り刻んだハサミにあたたかさは無いけどな!そして大海原で協力してくれたピオは大悪党だったという、まさかの真実に肝が冷えました。どんなオチだよ!

突如としてギャルゲーが始まったのでビビりました これがラブプラスですか?

何よりカメック!!道中で交わすジュニアとの会話が最高にほっこりする家族感に溢れていたり、折れ目のなくなったオリビアちゃんを必死で直したり、危険な順路を全て回避していたり…あまりにも有能かつ慈愛に満ちているヤツを見て、これまでとのギャップにショックを受けました。マ、ママ……(?)すき……
ハリボテメット戦でのキーマンになっていたこともあり、(停止スイッチの伝説のバカの如きミスを除いて)今作の彼は仲間の中でも強く、有能で、一番頼りになる存在として描かれていたと思います。クッパ城突入時の演説もアツかった。

私はブキやアイテムを極限まで使わないドケチなため、戦闘をなかまに手伝ってもらう機会は他のプレイヤー以上に多かったと思うのですが、カメックは特に攻撃が当たる回数も多く常に活躍している印象を受けました。
この後登場する最後の仲間も含め、なかまのキャラは基本的に攻撃が失敗する確率が高いと感じます。実際どうなのか。(ボム平は一人しか攻撃出来ないし失敗も多いですが、寝ているかどうかが分かりやすかったので、比較的敵を倒す計画が立てやすかったです。)
カメックは序盤こそ100%で攻撃してくれますが、ターンが経過すると疲れて失敗するというのが愛らしいです。おじいちゃんだもんね。
そして、クッパジュニアも身体が治ったあの期間であれば戦闘に参加してくれる!…ということをクリア後に知りました。悔やまれます。一緒に戦いたかったな…2週目やるか…。

一般通過イロエンピツ

そしてイロドリの湯!!ウオオ!!ペーパーマリオカラースプラッシュだ!!!!!
ここでイロドリタウンの泉がそのまま温泉として出てくるのは、かなりサプライズで嬉しかったです。でもお父さんの件もあり、クッパジュニアがおもしろーい!ってノリで湯をグルグルと回り、色が混ざり黒が出来るのではないかとかなりヒヤヒヤしてしました。誰か混ぜるなキケンの看板を置けよ!!ペンキーの負担をこれ以上増やすんじゃねぇ!!!

ちなみにHeyヘイホーのことは許していません。他のトロフィーはスコアが上がっていく分自分の成長が見えたのですが、これは完全にその場その場の反射神経と動体視力が問われるので、体力だけが蝕まれていって辛かったです。もう何回やったかわかんねぇよ…。


クッパ城内部とラストストーリーは続けて書きたいので、今回の記事はここまで。

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