Jリーグ史に残る奇跡は起きるのか?J2最終節勝敗予想と注目ポイント
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横浜FCと長崎 残る自動昇格枠の切符を手にするのはどちらか?
山口-横浜FC 予想:横浜FC勝利
昇格に大手をかけてから3試合足踏みが続く横浜FC。
最終節はアウェイで山口との対戦となる。
第29節からの悪夢の6連敗で昇格プレーオフからこぼれ落ちた山口。
順位が自身より上のチームには敗れ、自身より下のチームからは勝点が取れるという、はっきりした結果が続いている。
最終節は2位の横浜FCを相手に、どこまでの戦いができるか。
一方、横浜FCとしてはホーム最終戦となった前節の栃木戦で昇格を決められなかった精神的ダメージはかなり大きいだろう。
前節は久しぶりの無失点で勝点1を手にしたが、またしてもプレッシャーに負ける結果となった。
自慢の守備力を最終節でも発揮できれば自ずと結果は付いてくるはず。
最終節、アウェイという環境で最低でも勝点1をもぎ取り、1年でのJ1復帰を決めたい。
長崎-愛媛 予想:長崎勝利
奇跡の逆転自動昇格へ残るは勝点3となった長崎。
長崎が勝利かつ横浜FCが負けの場合のみという、不利な状況に変わりないが、あと一つのところまで迫っていることも事実。
最大勝点差11から僅か4節での逆転昇格となれば、Jリーグ史に残る奇跡の逆転劇となる。
まずはホームの大歓声を力に変え勝利を掴み、同時刻キックオフの横浜FCの結果を待ちたい。
山形・千葉・仙台の三つ巴の昇格プレーオフ争いの結末は?
山形-千葉 予想:引き分け
昇格プレーオフを争う5位山形と6位千葉の直接対決が最終節に行われる。
勿論、お互いに勝てば文句なしのプレーオフ進出、負ければ仙台の結果次第となる大一番だ。
予想勝率は全くの五分。
どんな結果になってもおかしくない。
ただ、勝点と得失点差の関係から、山形は引き分け以上でほぼ間違いなく5位以上が確定する。
更に、勝てば岡山の結果次第では4位まで上がれる可能性も十分にある。
昇格プレーオフのレギュレーションは、年間順位3位-6位、4位-5位の準決勝となり、年間順位上位チームのホームでの試合、引き分けの場合は年間順位上位チームが決勝進出となることから、4位を目指したい気持ちも山形にはあるだろう。
山形は直近8連勝と、今一番勢いに乗っているチームと言っても過言ではない。
この勢いのまま9連勝での昇格プレーオフ進出となれば、一気に昇格も射程圏内となってくる。
一方千葉は引き分けでもプレーオフ進出の可能性は残るが、仙台が勝利すると7位となり、昇格プレーオフ進出を逃す結果となる。
千葉としても岡山の結果次第では4位の可能性は十分にあるため、全力で勝利を掴みに行くだろう。
前節長崎に敗れ苦杯をなめたが、最終節は勝利の美酒に酔いしれたい。
仙台-大分 予想:仙台勝ち
前節の敗戦で7位に転落した仙台。
しかし、山形と千葉が直接対決となることから、勝利すれば無条件での昇格プレーオフ進出決定、引き分けでも千葉が敗れれば6位でのプレーオフ進出となり、決して悪い条件ではない。
しかも最終節はホーム、相手は下位に沈む大分であり、勝機は十分にあると言える。
勝って一つでも順位を上げて昇格プレーオフに臨みたい。
その他会場予想
清水-熊本 予想:清水勝利
前節念願のJ2初優勝を決めた清水はホームで最終節となる。
満員の"要塞"アイスタで最終節も勝って今季の有終の美を飾りたい。
一方熊本としては清水はホームでの開幕戦で先制しながら、逆転されたという苦い記憶のある相手となる。
開幕戦の借りを最終節で返すことができるか。
鹿児島-岡山 予想:岡山勝利
最終節で山形と千葉の直接対決がある関係で一足先に昇格プレーオフ進出が決定した岡山。
しかし、昇格プレーオフのレギュレーションを考えると4位と5位以下とでは雲泥の差が出るため、是が非でも勝って4位の座を死守したい。
クラブ史上初のJ1昇格へ、こちらも負けられない一戦となる。
秋田-藤枝 予想:引き分け
いわき-群馬 予想:いわき勝利
栃木-徳島 予想:徳島勝利
甲府-水戸 予想:引き分け
さいごに
自動昇格争いと昇格プレーオフ争いに終止符が打たれる最終節。
Jリーグ史に残る奇跡は起こるのか。
三つ巴の接戦を制し、昇格へ望みを繋ぐのはどのチームになるのか。
1つのゴールで順位が目まぐるしく変わる、緊迫の90分が幕を開ける。
11/10(日) 14:00 全試合同時刻キックオフ。