運転免許試験場のシステム化が進んでいた件
万年優良運転者(ペーパードライバー)の私。
運転免許の更新の案内が来たので,試験場へ行きました。
試験場というと,古びた施設でローテクな対応という感じでしたが,すっかり様変わりしていたので,記録を残しておきます。
変わっていたこと
①予約制になった
更新手続きをする日時が,完全予約制になりました。
気が向いたからとか,天気が良いから行くとかが,できなくなったのはちょっと残念。
②システム化
建物がリニューアルされて,中身がすっかりキレイになっていました。
窓口業務が最小限になっており,端末に向かって電話番号を入れると,予約時の情報とリンクされ,印刷されたものにチェックをするだけで書類作成が完了します。
一番驚いたのは,更新料のオンライン決済が可能になっていたこと。試験場でタッチ決済できる時代になるとは!
③視力検査
作業自体は特に変わっていませんが,リニューアルされて空港の入国審査みたいな作りになっていました。
④講習
優良運転者なので,15分くらいのVTRを見るだけです。
この工程は相変わらずですが,以前のひなびた会場ではなく,複数のモニターが設置された大学の講義室みたいな会場になりました。
フリーパスで,桜の名所を巡る
何度も引っ越ししていますが,運転免許試験場って,どうしてどこもへんぴなところにあるんでしょうか。
私の自宅から試験場はかなり遠いので,今回は地下鉄1日乗り放題のパスを使いました。早く終わったしせっかくなので,このフリーパスを使って普段は行かない桜の名所にも寄ってみることにしました。
①川沿いの名所
ここは,私がロングランをするときのコースでもあります。
桜がきれいだと聞いていたので,今回は駅から歩いてみました。
ちょっと短いけど,なかなか見事でした。
②名所で名高い公園
桜が開花すると,地元のニュースではよく登場する公園。
この時期に行ったことはなかったので寄ってみましたが,人混みがひどく,花見客が多数居陣取っていて,風情もへったくりもない。
10分もいないうちに,退散してきました。名所といっても,花見に適しているとは限らないのですね。
システム化の効果
少しググってみたところ,試験場のシステム化は,どうやら全国的に進展しているようです。何か予算がついたのかもしれません。
今回,新しい免許証が手に入るまでにかかった時間は約1時間でした。
前回の更新時も日曜日に行きましたが,長い行列に並んだ覚えがあるので,20~30分くらいは時間短縮できているのではないでしょうか。
「予約が必要」ということさえ覚えておけば,多くの人にとってはメリットの方が大きくなるのではと思います。日曜日はすぐ枠が埋まっていくので,更新の案内が来たらまず予約を入れておくことをお勧めします。
私自身は現在,運転をしていません。
あと1回くらいは転勤があるかもしれないので,まだ免許証は持っていたいですが,マイナンバーカードが出来た昨今では,身分証明書としての意義は失われつつあります。
いずれ落ち着いたら,手放してもいいかなと思っています。
何はともあれ,視力検査に引っかからなくてよかった。
おじさんとしては,システム化よりも視力低下の方が心配だったのでした。