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未来の洗濯機に備えて

私たちの生活、何が起こるか予想がつきませんよね。

冷蔵庫が突然壊れて、アイスクリームが悲しい水たまりになっていたり、車検が思っていたより高くついたり。

こんな時に「ああ、ちゃんとお金を用意してたから大丈夫!」と思えたら、どれだけ心が軽くなるでしょう。

まるで未来の自分がタイムマシンでやってきて、「よくやった!準備万端だよ」と褒めてくれるような感覚です。

今日は、そんな「未来の支出に備える」お話をしましょう。

4つの支出とは?

まず、私たちの支出は大きく分けて4つに分類できます。

1つ目は「毎月の固定費」。

これは、家賃や水道光熱費のような、毎月必ず一定額がかかるものです。

いわば、家計の「定期便」。

避けられない出費なので、ここは予算を立てやすい部分でもあります。

2つ目は「毎月の流動費」。

食費や医療費、交通費などです。

こちらは毎月の変動が大きい部分です。

外食を控えるかどうかでかなり違ってくるものですね。

これ、私たちが「今月は少し節約しようかな…」と最初に考える部分でもあります。

次に3つ目の不定期の固定費」。

これは税金や車検、家のメンテナンスなど、定期的にやってくるけれど、毎月ではない支出です。

「あ、そういえば今年の税金払う時期だ…」と気づいた時にやってくる出費のことですね。

最後が、「不定期の流動費」。

これは家電や車の買い替えのように、突然必要になる大きな支出です。

予測できないからこそ、「え、今月こんなにお金いるの?」と冷や汗をかくことがあるやっかいなものです。

ほとんどの人は毎月の固定費と毎月の流動費にしか注目していない

ほとんどの人は、固定費と流動費の毎月の支出ばかりに目を向けています。

これはごく自然なことです。

なぜなら、家賃や電気代、食費は毎月必ずやってくる支出だからです。

ここさえ何とかすれば「今月もやりくりできた!」と思いますよね。

でも、実はそれだけでは不十分。

固定費と流動費の不定期の支出を無視していると、突然やってくる大きな出費に驚いてしまいます。

まるでサプライズパーティーが開かれたみたいに、「え、今?」という感じです。

本当に家計管理ができている人は不定期の流動費までカバーしている

「いやいや、そんなの無理だよ!毎月の支出を抑えるだけで精一杯だよ!」と思うかもしれません。

確かに、毎月の家計管理は簡単なことではありません。

しかし、実際にはちょっとした工夫で、固定費や流動費の不定期の支出にも備えることができます。

例えば、洗濯機が20万円だとしましょう。

洗濯機の寿命は大体10年と言われています。

そこで20万円を10年で割ると、1年あたり2万円、毎月約1,666円を積み立てれば、10年後に新しい洗濯機を買うための資金が用意できるわけです。

将来の不安を消す方法

この方法を、ほかの支出にも当てはめてみましょう。

例えば、車。

車の寿命や車検の費用、さらには税金など、大きな出費が定期的にやってきますよね。

これらに対しても、毎月少しずつ積み立てていけば、突然の出費に困ることがなくなります。

私自身の例を挙げると、洗濯機、車、車検、税金、冷蔵庫、パソコンなどの支出に備えて、毎月11,015円を積み立てています。

「11,015円?思ったより少ないじゃん!」と感じるかもしれませんが、これが積み重なって大きな安心感を生むのです。

でも、壊れなかったら無駄じゃない?

ここでよくある反論が、「もし壊れなかったら、その積立金は無駄になるじゃん!」というものです。

確かに、壊れなければそのお金は手元に残ります。

でも、それって無駄ではなく、むしろ「ラッキー!」な状況です。

余ったお金を使って旅行に行ったり、何か欲しいものを買ったり、自由に使うことができます。

未来のために積み立てたお金が余ることがあっても、それは安心感を得るための投資。

決して無駄ではないんです。

積立で安心を手に入れる

例えば、冷蔵庫が壊れた時。

「うわっ!今月こんな大きな出費は無理だ…」と焦ることがよくありますよね。

でも、毎月少しずつ冷蔵庫のために積み立てていたらどうでしょう?

「ああ、壊れちゃったけど、ちゃんとお金は準備できているから大丈夫」と、冷静に対処できます。

これはまさに、日頃の備えが大きな安心感をもたらす瞬間です。

キリよく2万円積立!安心の未来へ

私の場合、計算した結果、毎月11,015円の積立で大体カバーできています。

ただ、もう少し余裕を持ちたいので、2万円を積立てることにしました。

なぜなら、人生には予定外の出費がつきものだからです。

冠婚葬祭や旅行、急な家の修理など、予測できない出費に備えるため、ちょっと多めに積み立てておくことは大きな安心につながります。

「備えあれば憂いなし」という言葉、昔からありますが、これほど的確なアドバイスはありません。

未来の自分に贈る2万円の積立

結局のところ、毎月2万円を「未来の自分への贈り物」として積み立てることで、いざという時に自分を助けてくれます。

未来の自分が「ありがとう!積み立ててくれて助かったよ!」と言ってくれるような気持ちで、安心して大きな支出に備えましょう。

冷蔵庫が壊れても、車の修理が必要になっても、「大丈夫、ちゃんと積立しておいたから」と、ニッコリ笑って対応できるように。

そんな余裕ある生活、ちょっと素敵じゃないですか?

未来の平和は、今の少しの積立から始まります。

あなたも今日から、未来の自分に2万円の平和積立を贈りましょう!

きっと、数年後の自分が感謝するはずです。

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