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この時代は、「知ったつもり」になれてしまうものが多すぎる
最近改めて思います。
簡単には知ることができない、実際に飛び込んでみないと分からないことが、この世には沢山あるんだなって。
私はnoteを始めるまで、SNSと呼ばれるツールをほとんど使ってきませんでした。
自己アピールができない自分には縁遠い世界なんだろうなーと思って、手を出す気になれなかったんです。
だけど、それでもなんとなく、分かった気になっていたんですよね。
人と繋がる喜びとか、何かを発信していく楽しさとか、大変さとか。
遠くにいる誰かに気に入ってもらえた時の達成感とか。
味わったことはないけど、なぜか知ったつもりでいました。
まぁ、だいたいこんなもんなんだろうな、と。
だけど、noteを書くようになって気付きました。
自分が本当は、なーんにも知らなかったということに。
実際に始めてみてようやく、自分の言葉を発信していくというのがどういうものなのかを知ることができました。
それまではただ、自分の想像をあたかも現実に経験したことかのように思い込んでいただけだったんですね。
こういう現象って、今の時代では起こりがちなんじゃないかなぁと思います。
大抵のことは調べたら出てきますし、自分から調べなくても勝手にさまざまな情報がどんどん流れてきますからね。
世の中には色んな人がいて、その人たちはインターネットを通して自分じゃとても味わえないような世界を見せてくれる。
その人が努力の果てに手に入れたものを、画面を通じて私たちは簡単に見ることができる。
だからついつい、ちょっと見たり聞いたりしただけで、自分はそれについて知っていると勘違いをしてしまうんじゃないでしょうか。
少なくとも私は、画面上で見ただけのものをあたかも実際に自分が体験したかのように錯覚してしまっていたことに気付いて、そんな怠惰な態度じゃいけないと反省しました…
色んな世界があることを簡単に知ることができる今の世の中は、確かにすごく便利だし、知見も広がるのでいい面も沢山あります。
ですが、それを届けてくれている人たちへのリスペクトの気持ちは、忘れてはいけないものだと思います。
「これくらい私にもできる」「これくらい私も分かってる」とつい思ってしまうけど、その道のプロがどれほど努力しているのかを知ればたちまち、自分がどれほど無知だったのかを痛感させられます。
この世に慢心ほどこわいものはありません。
簡単に極められるものなんて、きっとないんだと思います。
自分はまだまだひよっこだという気持ちを忘れないで、地道に経験値を増やしていきたい😌
読んでくださりありがとうございました(*´-`)✨
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