
人はギャップに弱いって言うけど、ギャップがない人間なんていなくない?
こんにちは。
ある人の普段とは違った一面を見ると、ついついそれまで以上に興味を引かれてしまいがちですよね。
いわゆる「ギャップ萌え」ってやつです。
「不良が雨の日に捨て猫に傘を差し出す」とかはもはやお決まりのパターンだし、
「メガネを外すと可愛い」
「しっかりしているように見えて意外と天然」
「強がりでワガママだけど本当は甘えん坊」
とかも典型的なやつですね。
(まぁ、現実世界ではメガネを外しただけで「えっ…か、かわいい!!」とは中々ならないと思いますが……😅)
いずれにせよ、人間は誰しも多少はギャップにグッと来てしまうものです。ギャップを制するものはモテを制する、と言えるかもしれません。
しかし、ギャップと言えども、その全部がいい方に転がるわけではありません。
「誠実そうに見えて実はチャラい」
「普段は温厚なのに運転すると荒っぽくなる」
「清潔感があって上品なのに家はゴミ屋敷」…
こういうギャップは相手の心を掴むどころか、人によってはドン引きさせてしまう可能性があります。
いわゆる「ギャップ萎え」ですね。
何が「萌え」になり何が「萎え」になるのかは個人の好みによるので一概には言えませんが、思い描いていたイメージとあまりにも(悪い方に)かけ離れていたときには、「萎え⤵️」になってしまうような気がします。
でも個人的には、「制服やスーツの着こなしは上手いのに私服が絶望的にダサい」とか、「勉強はできるのに字が汚い」とかは、全然気になりません。むしろ、完璧すぎないところに親しみを感じてしまいます。
まぁ、オシャレさや字の上手さを重視する人からすれば、「まじで萎える」事案なのかもしれませんが。(笑)
相手に何を求めるかは、人によって違いますからね。
でも一つだけ確かなことは、一貫した性格だけを持っている完璧な人なんてほとんどいないということです。
大抵の人は、しっかりしているときもあれば気が抜けているときもある。優しいときもあるし残酷なときもある。
これらは一見矛盾しているように見えますが、それで上手いこと調和しているんですね。
私達は一人で生きているわけではなく、その場に応じて色んな顔を使い分けますから。
なのでギャップは、人間が人間らしくあるために必要なものです。
色んな面があることで、地面に置かれた立体のように、安定して立つことができます。
人によってはそれが立方体だったり四面体だったり十二面体だったりする。
核となる人格はあるけど、その表現の仕方は一つじゃない。
初対面の人に見せる姿と家族に見せる姿。
好きな人に見える姿と苦手な人に見せる姿。
調子がいいときの姿と元気がないときの姿。
色んな自分があって当たり前。
そのギャップに自分で困惑してしまうときもありますが、自分の持つ色んな面を知ることが、「ギャップ萌え」を相手に引き起こさせる鍵かもしれません。
どれだけ孤独が好きだと言ったって、やっぱり、人に嫌われるよりは好かれる方がいいじゃないですか。
「ギャップ萎え」させるのではなく、できる限り「ギャップ萌え」を狙っていきましょう。
どんな欠点でも、見せ方によってはより自分を魅力的にする要素になりえます。
ダメな面も含めて、自分の魅力なんだと自信を持ちましょう。
あなたには、どんな素敵なギャップがありますか?☘️
読んでくださりありがとうございました。
ではまた次回~(*´-`)
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