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misak_note
教員採用試験が大学3年生で受けられるように!?
もうすぐ年度末。また新しい年度が始まります。
年度が変わるたび、
「今年の担任は当たりだ」とか
「今年の担任は外れだ」と保護者間で囁かれるのが聞こえてきます。
自分の事は棚に上げ…
教員について知っておいてもらいたいことを書き残しておきます。
①教員採用試験
大学3年生から採用試験を受けられるようになっています。私はこれを知ってびっくりしました。教員以外の一般企業での就職活動も大学3年生から始まっているので、人材確保の為に前倒しになったのでしょう。ブラックな職場環境のイメージが定着していますので仕方ないのかもしれません。大学生活の残りをどのように過ごすかが、教員としての質に影響するのではないかと思います。
②教員の種類
種類というか、勤務形態に違いがあります。
3種類に大まかに分け、簡単に説明すると
・正規職員…採用試験に合格した先生
・臨時任用職員…教員免許は有るが、採用試験にはまだ合格していない先生
・非常勤職員…教員免許は有るが、採用試験にはまだ合格していない先生。勤務が時間制で学校運営には関わらない。
先生がどの種類に分類されているかは、保護者には伝えません。どの職員も同じ扱いですし、質については個人の力量や経験の部分が大きいので、種類はあまり関係ないかと思います。多分ないと思います。ないんじゃないかな。
教員不足は今まで、臨時職員で補われてきたと思われますが、教員採用試験を前倒しにして採用する事で正規の職員は増えるでしょう。ただ、正規職員の質がどうなっていくのかは心配です。
保護者のみなさんは間違っても
「正規?臨任?非常勤?」などと担任に聞いたりしないでくださいね。
以下、昨年の教員採用試験の結果
出典:時事通信出版局