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地元、長生炭鉱の事故について何も知らなかった


1. ニュースを見て感じたこと


最近、山口県宇部市にある長生炭鉱で昔の炭鉱の出入り口が見つかったというニュースを目にしました。このニュースを見て、私は心に重いものが残りました。理由は単純です。戦時中、長生炭鉱では大きな事故があり、多くの人々が亡くなったことを初めて知ったからです。その中には、朝鮮半島から来た労働者もたくさん含まれていたとのことでした。

普段、私は韓国ドラマやK-POPが大好きで、韓国の文化にはかなり親しんでいます。しかし、日本と朝鮮半島の間で戦時中に何が起こっていたのかについては、あまりよく知らなかったことに気づかされました。このニュースがきっかけで、自分が知らないことが多いと感じ、もっと詳しく知りたいという気持ちが強くなったのです。

2. ニュースと自分のつながり


韓国ドラマを見ていると、時々韓国の歴史や社会問題がテーマになることがあります。でも、それらはどこか遠い話のように感じていました。特に、戦時中の出来事は過去のことで、自分とは直接関係ないものだと思い込んでいたのです。しかし、今回の長生炭鉱のニュースを見たとき、自分の地元でこんな出来事が実際に起こっていたことを知り、一気にその出来事が身近に感じられるようになりました。

「こんなに近くで、たくさんの人々が苦しい状況に置かれていたんだ」と知ったとき、急にもっと勉強したいという気持ちがわきました。韓国文化が好きで楽しんでいるだけではなく、過去の歴史についてもしっかり知ることが大切だと感じたのです。

3. 第一歩としての本の購入


そこで、まずは歴史を学ぶ第一歩として、2冊の本を買うことにしました。

1冊目は波多野澄雄さんの『「徴用工」問題とは何か-朝鮮人労務動員の実態と日韓対立』です。この本では、戦時中に日本がどのように朝鮮半島から労働者を動員し、彼らがどんな環境で働かされていたのかについて詳しく書かれています。また、戦後の日韓関係における徴用工問題の対立についても触れられています。

もう1冊は朴慶植さんの『朝鮮人強制連行の記録』です。この本は、朝鮮から強制的に日本に連れてこられた人々が、どのような過酷な状況で働かされていたかが詳細に記録されています。特に、彼らがどのような事故や事件で命を落としたかについても書かれており、今回の長生炭鉱の事故ともつながる部分があると思います。

これらの本を読んで、しっかりと歴史を学びたいと思っています。

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