しんのすけ

仏教には共感できるものと共感できないものがありますがちまちま書いてます、、アラサー、精神疾患当事者(双極性障害、ADHD)、障害者雇用、韓ドラ、K-POP

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仏教には共感できるものと共感できないものがありますがちまちま書いてます、、アラサー、精神疾患当事者(双極性障害、ADHD)、障害者雇用、韓ドラ、K-POP

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自己紹介:精神疾患、障害者雇用、仏教や韓ドラへの興味

1. はじめに こんにちは、しんのすけです。アラサー世代で、精神疾患を抱えながら日々を過ごしています。高校2年生の頃から精神科に通い始め、現在も治療を続けています。私にとって心のケアは生活の大切な一部です。 2. 精神疾患について 私が診断された病名は「社会不安障害」「パニック障害」、そして「ADHD」などです。それぞれの症状と向き合いながら、薬を通じてコントロールしています。今、コンサータ、デパス、レクサプロ、エビリファイ、デエビゴを服用し、日々の生活を支えています

    • 今日、韓国語の勉強を始めた

      はじめに 2024年10月13日、韓国語の勉強を始めました。 来年4月のTOPIK Iという試験に向けて、勉強を進めていきます。 今回は、その学習プランを仮にAIに立ててもらいました……。 1. 2024年10月13日~2024年12月(基礎固め:文法・語彙) • 目標:韓国語の基本的な文法と語彙を習得します。 • 1日1~2時間、ハングルの文字や発音、基本的な会話表現に慣れることを目指します。 • 使用教材:文法書、初級韓国語テキスト、NHKラジオ講座、アプ

      • 地元、長生炭鉱の事故について何も知らなかった 大学の通信講座に申し込んだ

        1. 長生炭鉱事故に興味を持ったきっかけ 戦時中の1942年、山口県の宇部市にあった長生炭鉱(ちょうせいたんこう)で、多くの朝鮮人が事故によって命を落としました。 最近、この長生炭鉱の出入り口が発見されたというニュースを見て、この事故に関心を持つようになりました。そこで、長生炭鉱の事故についてもっと詳しく知りたいと思い、調べることにしました。 2. 歴史の背景を理解するための本の購入 この事故をより深く理解するためには、当時の歴史的背景を学ぶことが大切だと感じました。そ

        • 地元、長生炭鉱の事故について何も知らなかった 読書レポ

          はじめに 朴慶植さんが書いた『朝鮮人強制連行の記録』(1965年)には、私の地元である山口県で起こった長生(ちょうせい)炭鉱の事故について記載されていました。 この本には、朝鮮半島から無理やり連れてこられた労働者たちが非常に過酷な環境で働かされていたことが詳しく書かれていました。 以下は、この本のなかの、長生炭鉱にまつわる記述を基に、ポイントをセクションごとに分けてまとめています。なお、説明は1965年当時の調査や報告に基づいています。 本に基づく要点の整理1. 宇

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        自己紹介:精神疾患、障害者雇用、仏教や韓ドラへの興味

          地元、長生炭鉱の事故について何も知らなかった

          1. ニュースを見て感じたこと 最近、山口県宇部市にある長生炭鉱で昔の炭鉱の出入り口が見つかったというニュースを目にしました。このニュースを見て、私は心に重いものが残りました。理由は単純です。戦時中、長生炭鉱では大きな事故があり、多くの人々が亡くなったことを初めて知ったからです。その中には、朝鮮半島から来た労働者もたくさん含まれていたとのことでした。 普段、私は韓国ドラマやK-POPが大好きで、韓国の文化にはかなり親しんでいます。しかし、日本と朝鮮半島の間で戦時中に何が起

          地元、長生炭鉱の事故について何も知らなかった

          怒ることは無駄なのか?

          はじめに 怒ることについて、「無駄だ」とか「怒っても何も変わらない」と言われることがよくあります。確かに、怒っても物事が解決しない場合や、人間関係が悪化することがあります。こうした理由で、怒ることが否定的に捉えられるのは理解できる部分があるでしょう。 しかし、怒ることが常に無駄なのかという点については、もう少し考えてみる必要があるかもしれません。怒りの感情にも、重要な役割があるのではないかと考えられます。 なぜ怒りはネガティブに見られるのか? 怒りは、一般的に「悪い感

          怒ることは無駄なのか?

          ガチな修行ができない人でも仏教は役に立ちそう

          0. はじめに 仏教の修行を特別な場所で行わなくても、日常生活の中で仏教的な気づきを得ることは、大きな意義があるのではないかと思います。仏教の教えには、普段の生活の中で自然に実践できることが多く含まれており、それを生活に取り入れることで、心が落ち着き、より豊かな人生を送る手助けになると考えられます。以下に、その具体的な例を紹介します。 1. 気づきの重要性 仏教では「気づき」という考えが非常に重要だとされています。自分自身や周りの出来事に気づくことで、心の成長が促される

          ガチな修行ができない人でも仏教は役に立ちそう

          「笑うと楽しくなる説」を精神疾患当事者が考えてみた

          1. 笑うと楽しくなる?その考え方とは 「笑うから楽しくなる」という考え方、聞いたことがありますか?これは「表情フィードバック仮説」という考え方で、笑顔を作ることで脳が「楽しい」と感じる、というものです。たとえ楽しくない時でも、笑うことで気分が良くなってくる、というのがこの理論です。 でも、この考えには少し慎重に考えるべきポイントもあるんです。 2. 笑顔だけで気持ちは変わるの? 私たちの感情は、ただ笑顔を作るだけで簡単に変わるわけではありません。例えば、ストレスを感

          「笑うと楽しくなる説」を精神疾患当事者が考えてみた

          コンサータを飲んで気づいたこと 感情も思考も「自分」そのものではない

          1. ADHDの診断とコンサータの処方 ADHDの検査を受けようと思ったのは、日常生活や勉強で集中ができず、何も達成できない自分をどうにかしたいと思ったからです。頭の中がいつもごちゃごちゃしていて、一つのことに集中しようとしても、次々と他のことが気になり、結局何も終わらない日々が続いていました。 自分に対してイライラすることも多く、「何かがおかしい」と感じていましたが、それがただの怠けや自分の弱さではないとわかっていました。 医師に相談し、ADHDだと診断されたとき、自

          コンサータを飲んで気づいたこと 感情も思考も「自分」そのものではない

          「世界」は無意味なのになぜ今死んではいけないのか?

          はじめに 仏教の考え方では、「世界」には意味がないと教えられることがあります。すべてが変わり続けていて、何も永遠に同じではないからです。これを聞くと、「それなら生きる意味がないのでは?」「死んでもいいのでは?」と思うかもしれません。 しかし、仏教では「無意味」ということは、むしろ私たちが執着しすぎることから解放され、もっと自由に生きることを教えてくれます。ここで重要なのは、私たちが生きている中でどう行動し、どう考えるかが大事だということです。 死にたい気持ちは「存在しな

          「世界」は無意味なのになぜ今死んではいけないのか?

          世界は空(くう)なのになぜ修行するのか?

          空とは何か? 「空(くう)」という言葉を初めて聞くと、何もないとか、虚無という意味だと思うかもしれません。しかし、仏教でいう「空」とは、何も存在しないということではありません。むしろ、すべてのものには実体や変わらない本質がない、という意味です。たとえば、私たちは「机」や「木」など、物の名前を聞くと、それらが変わらないもののように感じます。でも実際には、机も木も時間とともに変化しますし、その材料や形も変わることがあります。このように、物は常に変わっていて、固まった「これだ!」

          世界は空(くう)なのになぜ修行するのか?

          介護サービスの利用格差とその解決策

          この記事は、2024年10月5日に放送されたNHKラジオ第二の「社会福祉セミナー」を聴いて執筆したものです。ラジオ番組内で取り上げられた「介護サービスの利用格差」というテーマに焦点を当て、考察しました。 1. 序論: 介護保険制度の概要と現状 介護保険制度は、日本で高齢者を支えるために作られた仕組みで、今ではとても大事な制度になっています。この制度ができてから25年近く経ち、高齢者が介護を受けるためのサポートがしっかりと行われるようになってきました。 特に、介護が必要な

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          家族介護と「恥の文化」の影響 日本の介護問題を考える

          はじめに この記事は、2024年10月5日のNHKラジオ第二「社会福祉セミナー」で聴いた内容に、自分なりに「恥の文化」の視点を加えて執筆したものです。正確さに欠ける部分があるかもしれませんが、どうかご容赦ください。 家族介護と「恥の文化」の影響 日本には、長い間「恥の文化」という価値観がありました。この文化は、ただ一人ひとりの行動に影響するだけでなく、家族や社会全体の役割にも大きく関係しています。特に、戦前の「家制度」と間接的につながり、家族が高齢者を介護するのが当然と

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          希死念慮を仏教的に考える 〜非存在への執着からの解放〜

          仏教における「執着」と苦しみ 仏教では、執着が苦しみの原因であり、心を苦しめる要因だと教えています。執着とは、何かにしがみつき、手放せない状態を指します。特に、「非存在に対する執着」は、苦しみを引き起こす大きな原因の一つです。仏教ではこれを「無有愛(むうあい)」と呼びます。 無有愛:存在しないことを強く望む気持ち 「無有愛」とは、「存在しないことを望む気持ち」を意味します。それは、自分が消えてしまいたいと思うことなどが含まれます。希死念慮(死にたいという気持ち)は、この

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          ピコ太郎と仏教 物と物の組み合わせから世界へ

          ピコ太郎(Piko Taro)は、日本のコメディアン古坂大魔王が生み出したキャラクターで、独特な衣装とコミカルな表情が特徴です。彼のユーモラスなパフォーマンスとシンプルなスタイルは、日本国内外で多くの注目を集め、多くのファンを魅了しています。 その中でも代表作である「PPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen)」は、2016年に公開され、短くてもインパクトのあるメロディと歌詞で世界的に話題となりました。シンプルにペン、パイナップル、アップルを組み合わせた内容で

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          大切なことはすべてたまごっちが教えてくれた

          1. たまごっちとの出会い 1996年、たまごっちが世に登場した時、それは世界中の子供たち、そして多くの大人をも魅了しました。あの小さな卵型デバイスを手にした瞬間から、私はそのデジタルペットに夢中になりました。友達同士でたまごっちを見せ合い、どれだけうまく育てているかを競い合う日々が続きました。 しかし、たまごっちはただのゲームではありませんでした。それを通じて私は責任感、忍耐、そして失敗から学ぶという、大切な人生の教訓を身につけることになったのです。この小さなデバイスは

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