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自分がダメダメでしゅんとなったけれど、ほかの人が元気になった話 ②
私は人前で話すことが苦手です。
なのに仕事は人前で話すことだったのです。
当然うまくいきませんでした。
10年がんばって辞めました。
もう決して人前でしゃべらないと決めて。
さてその後は今の仕事(ヘルパー)をしながら趣味で同人誌をしているわけですが、いまどき同人誌をしているなんて皆老人なわけです。
ああなったりこうなったりの訳で、人が減っていきます。
で、同人誌作品の合評会の司会をせよとお達しがあったわけです。
人前でしゃべれない私が司会なんてできるわけありません。
それだけはやめてくれとずいぶん粘りましたがだめでした。
2か月後、私は合評会の司会をやることになってしまったのです。
泣きそうです。
ということがあった直後の合評会。
私は次の合評会の司会なので、A氏が司会をやりました。
そのA氏のはりきりようと言ったら。
もうやる気満々。
私が司会は嫌だとダメダメでぐずぐず泣きそうなものですから、その方、何かやる気が満タンになっちゃったんですね。
ま、だめな人も世の中には必要かと思ったわけです。
その分できる人ががんばるし、できる人のやる気のもとになってるからそれでいいかと。
ダメダメな人も世の中には必要なんだと、そんなお話でした。
(でもね、次の司会、私なんです。いやだなー。泣くかもしれない)
後日談。
上のところまで書いて、noteにあげずに日にちが経ってしまいました。
司会、やりましたよ。
すっごくすっごく疲れました。
でもね、A氏がずっと横について助けてくれました。
それに何といっても同人誌仲間が全員、協力してくれたのです。
私が人前で話すことが得意じゃないということが分かっていたので、どんどん意見を言ってくれて大変助かりました。
こんな年になって甘えているのは本当にお恥ずかしい話なのですが、ダメダメの人でも周りに助けてくれる人がいるっていうのはありがたいことだと思いました。
結論が主題とちょっとずれましたが、
おわりです。