サンスクリット語・神代文字
世界最古の言語と言われている、インドのサンスクリット語。
私が忍者になり初めて知ることになる、
「オン・アニチ・マリシエイ・ソワカ」
という摩利支天の真言はサンスクリットのマントラであり、摩利支天というのもまたサンスクリット語のMārīcī(マーリーチー)=陽炎に由来します。
陽炎には実体が無いので傷つかずに勝利をおさめるので、勝利の神様といったところでしょうか。
私は言葉の持つ力に以前から興味があってたまに本を読んだり、
ヨガを通じて「サンスクリット語には言霊が宿る」という事を知ったりしましたが、
忍者の世界については今まで知る機会がなかったのでこのように運命の様にバッタリ出会えるなんて、とても嬉しくご縁を感じています。
日本人は非常に言葉の響きを大切にします。
例えば神社へ参拝に行った際に5円玉を投げるのは「ご縁がありますように」といった様に発する言葉の響き自体に願を掛けて自らの精神を落ち着かせるような習慣がありますね。
こういった事からも言霊のようなものを何となく感じます。
日本にも神代文字(じんだいもじ・かみよもじ)と呼ばれる漢字伝来以前の日本で使用されていたとされる文字があったとされて江戸時代から議論の対象となったけれど現代ではいずれも後世の創作だとされているようです。
これがまた忍者など一部の集団で秘密の漏えいを防ぐために暗号としてしようされたという説もあるからさらに驚きです。
神代文字にも「氣」が宿っていたという事ですし、最近では旧字体にも氣が宿るというお話もよく聞きます。
そして武蔵忍士団の忍者教室体験で任された「忍びいろは」...。これも暗号なのですが、
この巡り合わせは、まるで早く氣づけよと何かに急かされている氣がしてワクワクしてしまうのです。
私はキリスト教の「あなたの隣人をあなたのように愛せよ」という考えがとても好きで、私も本当ならばクリスチャンになる予定であったらしいけれども色々あったようで無宗教ではございますが、
そういった思想は忍士団の忍士道にも繋がってくると思いますし、
今まで拾い集めてきたたくさんの点が少しずつ自分の中でつながり始めたのです。
辛くて何回ももういいやって思ったけど、それが無ければ色々調べなかっただろうし、
辛い経験が糧になるというのはあながち間違いでもないかもしれません。
長くなりましたが、簡単に言ったら
みんな、自分の好きなように生きて、
心穏やかに平和になったらいいじゃんって事です。
私は私の好きな文字を調べつつ、またまとまり次第書いていこうと思います。