『スペイン史 10講』⑴
今日もきょうとて読書三昧! 昨日に比べてけっこう冷えましたね〜
・本日の発見(読書)
◎『スペイン史10講』(岩波新書)
スペインは意外にも、とっても複雑な国です。
というのも、地形的な要因によってか、完全な支配がしにくい特徴があります。
かの有名なローマ帝国ですら、当初は全土を支配するのが容易でなかったほどです。
続く西ゴート王国も、支配者である西ゴート人が“原住民”*1に比べて少数であり、信仰しているキリスト教の宗派(西ゴート人はアリウス派、“原住民”はローマンカトリック)が異なったため、安定した統治の確立には苦労を強いられました。
統治法の具体例として、西ゴートのカトリックへの改宗や西ゴート法の制定を実施が挙げられます。
といったように、スペインを単純に支配するというわけにはいきませんでした。
次に登場するのは、イスラーム勢力!
いかに彼らが統治したかは別途投稿いたします。
良い夜をお過ごしください〜!!
*1:原住民がどの民族にあたるかは議論の余地が大いにあるが、ここではローマ帝国の統治を受けた“スペイン領内”の人々ということにする。
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