今日の論語

 きょうも今日とて読書三昧! だんだんと冬本番みたいになってきましたね!

◎きょうの発見
・「人之生也直、罔之生也、幸而免」
訳①:人はまっすぐに育っている。それを歪めて生きていくのは破滅を免れているだけだ」(土田先生訳)
訳②:「生来の生命力に沿って生きていくからこそよい」(同上)

 訳①はおそらく性善説に繋がる考え方だと思います。 不正だと知りながら、行なって生きている人はたまたま運が良いだけだといえるでしょう。悪いことをした人を増やさないために、地獄という死後の世界を生み出したという話も聞いた気がします。
 性善説についての論はいずれ書きたいと思います。

 訳②のほうが個人的に好きな訳ですね。なんとなく
老子らしさが感じられて、自然っぽさがあるのが好きですね。 

 こういうふうに、解釈が分かれるのは非常に面白いし、それが2000年以上も魅力している理由なのだと思います。



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