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第26回 損切できるようになるには
今回はFXの損切についてのお話。
トレードする上で損切は重要な戦略の一部です。損切りを適切に活用することで、リスクを管理し、長期的に安定した成果を上げることができます。
しかし、実際損が出ているときは冷静に判断を下せないのも事実。
という事でどうやったら損切できる思考になるか考えてみました。
とにかく感情に流されない
損切りは感情的な決断ではなく、冷静に判断すべきです。損失が続くと、「次こそは」と思って損切りを遅らせたり、損切りせずに粘ったりしてしまうことがありますが、これは大きな損失に繋がる可能性があります。
損切りは計画通りに実行することが重要です。感情を排除して機械的に決定を下すことで、長期的な成功に繋がります。
損切り後に冷静になる
損切りを実行した後に後悔することはよくありますが、その後悔に引きずられないようにすることが大事。冷静に次のトレードに備えることが重要。
もし損切りが早すぎたと思うことがあれば、後で分析して原因を確認し、次に活かすことが大切です。
ポジションサイズを適切に設定する
いくら損切りを設定しても、ポジションサイズが大きすぎると、その分損失が大きくなります。リスク管理の一環として、適切なロット数を選択することが重要です。
損切りを「逃げ」ではなく「守り」と捉える
損切りは「負けを認める」ことではなく、資産を守るための重要な手段と考える。損失を最小限に抑えることで、次のトレードで利益を上げるチャンスを維持できます。損切して次のトレードに余力を残すことが大事。
ではどうしたら損切できない思考を矯正できるのか?
考えを見直すには全損した時の悔しさを思い出します。きっと二度と味わいたくないので。
まずロット数を減らす。もちろん利益は減りますが、損切額も小さいので比較的損切を実行しやすくなります。他にも最近試しているデモトレード。向き合い方は本番と同じ。ロット数を減らし損切もしっかり実行し、資産を守り、次のトレードで増やすという経験を身に着けることで損切を冷静に実行することができるのではないでしょうか。
最近デモトレードだからではないですが、少しずつ感情を挟まず損切ができるようになってきた気がします。トレードの見直しもしているので自分のトレードが正解だったのか確認もできます。そうして少しずつ経験値を増やすことで今後のトレードに活かせるはずです。
みなさんは損切を冷静にできますか。
ではまた。