EAと裁量のメリット・デメリット
今回はタイトル通りメリット・デメリットについてのお話です。
今までの検証の中で分かったことを書いていきます。
EAのメリット
・自動売買なのでトレードに感情を挟まない。
EAの一番のメリットはこれではないでしょうか。
機械的に利確・損切を行う。
トレードにおいて非常に重要ですが、裁量では感情が排除しきれないので
良い点の1つです。
・トレードのタイミングが比較的適切。
EAのロジックにもよりますが、初心者はどこからエントリーしていいのか
迷うときにEAは補助的に使えます。
・ある程度自分のトレードを設定で反映できる
これは設定が細かく設定できるもののみになります。
稼働の曜日設定や時間設定、重要指標を避けてエントリーするなど
危険回避が事前にできます。
EAのデメリット
・完全自動、放置は無理
放置OKを謳っているEAも数多くありますが、実際は無理。全損する確率
が上がります。基本的に放置系のEAはないと思っています。
あっても信用していません。
・エントリー数が適切でない
これもEAによりますがとんでもない数のエントリーをするEAがあります。
利益が出ているならいいのですが、そうでない場合は損切しまくるしか
ないです。
・大きなトレンドに乗り切れない
相場で大きな上下がある場合、ほぼほぼEAは乗り切れずに破綻に向かい
ます。上昇・下降をした際にエントリーが取り残されてしまい、戻って
こない場合は損切です。
裁量取引のメリット
・エントリーから利確。損切までしっかりと行える。
EA任せではないので、利確・損切が自由に行える。ただし、TP/SLの
設定は必須。
・過剰なエントリーをしない。
証拠金維持率や資金に応じて適切な取引ができる。粗悪なEAに関しては
そんなこと関係なくエントリーしまくるので。
・トレンドに乗れる。
状況を見ながらトレードできるので大きな上昇・下降についていくことが
でき、利を伸ばすことができる。
裁量取引のデメリット
・EA同様完全放置は無理。
TP/SLさえ設置すればある程度放置できるがこまめにチャートのチェック
は必要。
・トレードに自身の感情を挟みすぎる。
損が出てていても建値に戻るかもとか、もう少し利を伸ばそうという
欲が出てしまい、結局損をすることが多い。完全に感情を排除して
トレードするまでには経験を積むしかない。
・チャートが複雑になりがち。
自分の勝ちパターンを見つけるまでにどのインジケーターを使用して
判断するのかがむずかしく、結果チャート上にはたくさんのラインや
インジケーターが存在し、余計訳が分からなくなってしまう。
以上、今までnoteで検証していない過去のEAも併せて、それぞれのメリット
デメリットを挙げてみました。
どちらもいいところ悪いところがありますので状況に応じて使い分けるのが
ベストだと私は思っています。
共通するのはどちらも自己責任ということ。
みなさんはいかがでしょうか。ではまた。