キース•ヘリング展
松坂屋美術館で開催中のキース•ヘリング展にいってきました。
キース•ヘリングといえば、ラディアント・ベイビーに象徴されるような明るくてポップなイメージ!
ニューヨークの地下鉄構内で、使われていない広告板の黒い紙にチョークで絵を描くサブウェイ•ドローイングで注目を集めたこと、時代を牽引してきた彼がエイズで31歳で亡くなったとは初めて知りました。
この時代、アートが美術館から日常のものへ移っていきます。クラブが彼らアーティストの集まる場となっていたとか。
ご本人の写真は、クラブに集まる人々の中ではちょっと浮いてる感(真面目っぽくみえる)があったけど、彼の絵はクラブが似合うこと似合うこと。楽しそうだもんね😉
後半では、彼が発信し続けた様々なメッセージか紹介されていました。LGBTQ、エイズ予防、反戦。
そして、未来ある子どもたちのために世界各国でワークショップを開催したそうです。彼の絵には「ラディアント・ベイビー」がよくでてきますが、赤ん坊は人間の完璧な姿で、社会に染まらず純粋無垢で未来への希望の象徴、と考えていたからなんだそうです。
東京にもポップアップショップをオープンするなど、日本にも縁があったようで、最後の展示室では原宿でのイベントの様子や、イラストの描き込まれた招き猫が展示されていました。
キース•ヘリングが亡くなったのは1990年。もう30年以上前ですが、世界は少しずつ良くなっているのだろうか。そんなことを考えました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました😊