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飛田新地-浩太の記憶3(地方アナ嬢SR)
俺は浩太、38歳。
名古屋出身で、名古屋在住・在勤。
飛田歴はまだ2年。玄太に教えてもらった飛田をすっかり気に入っていた。
ただ、家庭の事情で飛田に夜や土日に来るのは難しい。
何とか昼シフトでのオキニを探したいといつも思っている。
ボーナスが入金された。
今年は忙しかったが、ボーナスがよかった。今年の仕事も目途が立った。
浩太のあっちの方も立ってきた。
そこで、木曜日の朝から、有休を消化すべく休暇を取り、新幹線に飛び乗った。新大阪までは1時間ほど。天王寺まで2時間程度。
新大阪から大阪メトロの御堂筋線に乗って、天王寺駅まで行く。動物園駅前の雰囲気が嫌いなので、ここでは降りず、一つ先の天王寺駅から飛田へ向かう。
まだ昼前だ。昼前に1回、午後に1回を目標としよう。
時計台から、青春通りの西側に入った。まずは、青春通りの1ブロック目だ。
「(ここは、結構穴場で、他の新地から流れてきた女の子が時々いるんだよなぁ。)」
しかし、今日は2、3店開いているものの、浩太にとってはあと一歩入るには躊躇されるところであった。
そのまま、昼は空いていないHOGHAUSというバーを横目に、更に、青春通りの西へと向かう。
右側には、アイドル級の女の子を数名を揃えた有名なお店があり、ちらっと見ると、やはりアイドル級の子がいた。
「(翔太の言っていた「小柄小生意気アイドル」かな。いや、他のアイドルか。でも、今日はバッチリアイドルの気分ではないんだよな。飛田らしくない素朴な感じの子はいないかなぁ。)」
青春通りの西の端まで行ったが、これと思う子はおらず、メイン通りに入った。
メイン通りは、まだあまり空いていない。西の十字路に、スクール水着の女の子が座っている。
「(・・・、うーん。ここは本当に飛田なのか・・・。)」
翔太は首を傾げつつ、更にメイン通りを東に向かう。次の十字路の角にも、良いお店が2つある。
「(おっ、お姉さん風の子が座っている。しかし、このメイン通りの
角のお店は、良い女の子と地雷の女の子が混ざったお店だ。
女の子の在籍も多く判別できない。
ちょっと、どっちか判断できないなぁ・・・。)」
「おにいちゃん、今、この子、座ったとこ、入って入って。」
翔太はボーナスで懐が温かいので、運試しだと思い入ってみようかとも思ったが、もう1周することにした。青春通りのスタート(時計台の下)に戻り、再びに、青春通りの2周目に入る。
最初のブロックも同じ女の子のメンツで、これは通過だ。
バーを通り過ぎて少し行くと、左に可愛らしい女の子が座っていた。
見た目は、地方アナ風、派手ではなく、素朴な感じで今日狙っていたタイプだ。髪は短め。
服装は、薄緑のキャミソール。
「あっ、お願いします。」
浩太は、迷うことなく、店の中に入った。
「ありがとう。お兄ちゃん、手の消毒お願いね。」
おばちゃんに、手にシュッとされた後、女の子と上に上がった。
「(ちょっと怖そうなおばちゃんだな。まぁ、入るんだから関係ないか。)」
お店に入り、上に上がって部屋に入ると、女の子は、
「ありがとう。ありがとう。」
と何度も言ってくれた。素人っぽい可愛い子だ。
「30分で、お願いします。」
「ありがとう。」
浩太は21000円を払い、女の子は一度、部屋を出た。
「声もかわいいな。あとはプレイだな。」
浩太はボーナスが出るまで、1週間ほど我慢していた。もういっぱいいっぱいだ。彼女が戻るのが待ち遠しい。
彼女が戻ってきた。
彼女は、浩太に横になるように言った。自由恋愛の始まりだ。
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