足枷
私は今、幾つか足枷がついている。
「褒め」
「説教」
「将来」
「失敗」
この4つが大きな足枷となっている。
この足枷のせいで行動できずにいる。
過去の記事(褒めて殺す)でも触れていた「褒め」。
自分の中で褒められることの何が問題なのかそのせいで何をできずにいるのかを書き込む。
褒められること自体は嫌いじゃない。別にそれが皮肉であろうと大した不快感を感じることはあまりない。
ただ、自分の認識と異なることで褒められると正直
「褒められることでもないのに」
と思う。
例としてあげるなら
「生きているだけで偉い」
「学校にちゃんと行けてて偉い」
このふたつが正にそれだと思う。
別に生きているだけで偉いって、みんな生きてるから偉いのに私だけ褒められる理由がわからない。
なんなら他の人間よりも劣っているのに、自分が褒められる理由なんてひとつも無い。
ちゃんと学校に行けていて偉いって、行ったところで勉強出来なかったらいるだけの大きな粗大ゴミと変わらないだろう。大して発言もしない、そのくせ板書のひとつもまともに出来ない。そんな奴に褒められる価値なんてあるのだろうか。
私は特に普通の学生として振る舞えるのにも関わらず、それをしようとしないし逃げてばかり。それでも果たして偉いと言えるのだろうか。
何故そうまでして褒めたがるのか。
褒められた時には鈍器で頭を殴られたようにくらっとしてしまう。
矢で射抜かれたように心にグサッと刺さってしまう。
私に向けた褒め言葉は全てアイスピックのように先が尖った鋭いちくちく言葉に変わるのだ。
相手に悪気は無いと思うので仕方がない。
黙って首を吊るその時まで殆ど死滅した状態で生きていこう。
眠いな、寝よう