曽根原 春樹

「プロダクトマネジメントのすべて」共著者 / シリコンバレーのBigTech・スタートアップ企業でプロダクトマネージャー / 日本の様々な企業をプロダクトアドバイザーとして支援中 https://harukisonehara.wixsite.com/questpm/udemy

曽根原 春樹

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最近の記事

視点をずらすだけで、優先度づけはもっと効果的になる

シリコンバレーのプロダクトマネジメント界隈では誰もが知っているJohn Cutlerさん。いつも深い洞察とウイットに富んだ語り口で、この地のPM達にハッとする問いを投げかけ、自らとチーム・組織のあり方を見直すきっかけを与えてくれる人だ。 そんなJohnさんの優先度づけに関する投稿が示唆に富んでいて、日本の皆さんにも役に立ちそうだったので、ご本人の許可を得て訳してみた。日本のPMシーンにマッチしやすいように多少意訳しているところもあります。原文はこちら。 プロダクトマネージ

    • プロダクト解体新書 - Clubhouseの栄光と失墜

      彗星の如く現れ、消えていったClubhouseかつては1億人のユーザーを抱え、40億ドル(≒ 5600億円)の評価額をつけ、シリコンバレーのトップVC、Andreesen Horowitz (a16z)の大胆な賭けを受けたClubhouse(以下CHと略)。これらすべては、CHの立ち上げからわずか1年で実現した。しかし、今CHのアプリを手元に残している人がどれだけいるだろうか?なぜa16zのソーシャルオーディオへの大胆な賭けが失敗したのか、そこからみなさんのプロダクト作りに

      • こんな発言をしたらバカにされるのでは・・・?のメンタルを克服する

        誰しも発言をためらってしまうことはあるプロダクトマネージャー(以下PM)はその立場上様々な人から意見を求められるし、逆に自分も口を挟まなければいけない時がある。しかし、まだPM経験が浅いと、「こんな発言して大丈夫だろうか・・?」とか「自分が聞こうとしてる質問、陳腐すぎないか・・?」などなど、発言することをためらってしまう事が多い。何を隠そう、自分がPM駆け出しのころがそうだった。 100%ネイティブの環境で周りはPM経験者ばかり。そんな中、自分は駆け出しPMとして常に周り

        • 使う言葉が変わると、視点も変わる

          日本のPMとシリコンバレーのPM 日本の大企業やスタートアップを支援させていただくことが多くなり、プロダクトマネジメントを日本語で行う機会が増えた。一方普段自分が働いているLinkedIn社内では英語100%の環境でPMを行う中で、違いを感じことがある。この違和感の正体はどこから湧き上がるのかと、考えていた。最近ふと、日米のプロダクトマネージャー(PM)が発する言葉に、違いがあるのではないかと感じるようになった。(もちろん、言語の違いではなく。)この記事では、何気なく発して

          プロダクトマネージャーの「動きの質」を高める方法

          ある時コーチングをしていて気がついた 日本でプロダクトマネジメントの裾野が広まるにつれて、良質な書籍や情報など、学びのコンテンツはここ最近急速に増えた。(私のUdemyをご愛用の皆様、いつもありがとうございます🙇) 数年前より始めやすく、学びやすくい環境になっている。一方いざプロダクトマネージャー(PM)になってみて学んだ通りにいざ動こうとしても、カバー領域の広さから一体何から手をつければいいかがわからない、からもう一度本を読んでみよう・・となる人が多いようだ。ただ、万全と

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          ユーザーがプロダクトと向き合う時の「心」を理解する

          みなさまこんにちは。現在USでSmartNewsのグローバル展開のPMをしている曽根原です。早いものでシリコンバレーに移り住んで15シーズン目に入りました。これまでのPMとしての知見をまとめた、私のUdemyでのプロダクトマネジメント講座を今年も多くの皆様に受講いただき、誠にありがとうございます。(2020年12月時点でユニーク受講者数が2400名を突破) プロダクトアドベントカレンダー22日目の枠をいただいたので、今日は今年シリコンバレーのPM界隈で話題になったことの一つ

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          実現する力 = 行動力 x タスク見積もり力

          マルチタスクとシングルタスク結局どっちがいいのか?よくある論争です。マルチタスクの方が生産性高いとか、シングルタスクで一つづつ潰したほうが結果的に早いとか。 結論から言うと、シングルタスクで仕事したほうが圧倒的に生産性高い。 今日はそれを簡単な実験で証明してみます。 用意するものはエクセルまたはGoogle Sheetなどの表計算アプリだけ。もしくはこちらに準備してあるので、それをコピーして使って下さい。 で、一番上の行で左から A-M, 1-13, N-Zと打ちます

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          外資系企業の日本法人から、US本社へ移籍したいきさつを赤裸々に語る

          このノートでわかること- 外資企業の本社と日本法人の現実 - 外資本社への移籍はハードルは高いが不可能ではない - 移籍を実現するためにすべきこと - 世界は自分が思っている以上に遠くない 海外で働きたいならこの方法日本から海外へ飛び出して働く方法はいくつかあります。例えば、 1. その国の大学(大学院)に入学し、現地企業に就職 2. 日系企業の駐在員として赴任 3. 国際結婚(を通して現地の永住権を取得して働く) 4. 日本でキャリアを積み、現地企業に転職 5. 現地で

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          英語での会議でも慌てない。すぐに使える表現30選

          ビジネスがグローバル化すれば当然避けて通れない英語。「明日USの顧客と会議だ」なんて言われたら焦る人も多いはず。明日から使える簡単な会議用の英語30選を使い方のポイントと共に紹介します。全て私の実体験に基いたリアルな表現です。 このノートには、以下の構成で会議で使う英語表現をご紹介します。 - 議論の始め(10表現) - 本題を議論する時(10表現)         - 質問をする   - 意見を言う、ツッコミを入れる - 議論をコントロールする、終える(10表現) ど

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