はじめの一歩

いつも通りが ありがたい
波風たたぬが 安心よ
降りゆく雪は 肌に溶け
積もるほこりも 吹けば消え
先手先手の 行動よ
屋久杉だって はじめは芽
白鷺城も 石ころよ
千里の道も 一歩から
要らぬプライド 捨て置いて
地道な努力が 一番よ
見方変えれば 「ある」は「なし」
見方変えれば 「なし」は「ある」
油断大敵 終わりこそ
初心忘るる べくあらず
余分な欲とは さようなら
今を見つめて 足るを知る
「しない」をするも また一つ
分をわきまえて 過ごすのみ
よろず自然に 身を尽くし
背伸びしすぎず 一歩ずつ


老子 道徳経 六十四章
其安易持其未兆易謀
其脆易泮其微易散
爲之於未有治之於未亂
合抱之木生於毫末
九層之臺起於累土
千里之行始於足下
爲者敗之執者失之
是以聖人無爲故無敗無執故無失
民之從事常於幾成而敗之
愼終如始則無敗事
是以聖人欲不欲不貴難得之貨
學不學復衆人之所過
以輔萬物之自然而不敢爲

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