最後のドミンゴの話
本日は入院生活最後の日曜日(domingo)
なんとなくスペイン語を覚えたいと思ったのでtitleに入れてみました(笑)(゚∀゚)
理学療法士の先生方は休みなので今日は自主トレのみとなります。
今日のリハビリは前から決めてたんです。
階段を1階まで降りて5階まで上るだけですが、階段を下るのは難関です。
2周目の途中で痛みも含めて辛くなってしまい足を止めました。
上りはあまり問題ないのですが。
下る際はまだ右足からは出せない。
そして連続して降りる事は出来ません。
この恐怖と痛みで1周目と2周目は思った以上に歩けませんでした。
動く時はお腹を引っ込めて腰に負担が掛からないように上り、そして…下ります。
階段がある場所は患者があまり使用できないエレベーターの隣なので、誰とも会うことはありません。
そもそも動き回っているのは私ぐらいで他の患者さん達は大体休んでます。
ここは病院ですからね。
思えば子供の頃はお年寄りが珍しかったし、80歳を超えてるお年寄りなんて聞いた事ありませんでした。
今は90歳のお爺さんもお婆さんも沢山います。
小学生の頃に母方の曽祖母が亡くなりまして
年齢は70代半ばだったと思います。
それでも長生きして大往生だったと言います。
ん?という事は明治の終わり頃に生まれたのか。
曽祖母の名前ももう忘れてしまった。
100年前の時代を知らないけども。
今の時代と比べるとどちらが幸せだろう?
情報量が少ない時代。情報を得るのはラジオか新聞。あとは雑誌のような書物?
とにかく情報が少ない時代は今なんかより全然幸せだったんだろうと思う。
まぁ兎に角、iPhoneが手放せない状態でして仕事などの情報の全てがその中にあります。
今や世界中どこにいても連絡は取れるし外国だってたった一人で行けちゃいます。
しかし、そのデバイスを失えば一気に情報弱者へとなってしまいます。
そして情報が入らないという不安に苛まれる。この現象は現代社会の病というべきでしょうか。
何も知らなければ良いという考え方もあると思います。"知らぬが仏"という言葉もあるように、知ってしまったことで不幸になる話なんてそこら中にある。
世界幸福度ランキング1位だったའབྲུག་ཡུལ་(ブータン王国)はもう100位辺りに転落してしまっててそれは情報鎖国が解けたからなんですね。
情報を知れば理想と現実のギャップが大きくて、それでまた苦しむんです。
つまりは情報が入らなければNative Lifeでも問題ないのだろうと思います。
しかし、一度知ってしまいますと当然ですが、知らなかった時の頭脳へ戻る事は二度と出来ません。
そして、その情報を知りたくて苦しむ。
そう考えるとやはり何事も表裏一体と言えます。
もしかすると私も26歳の時に関東へ行かずに東京都へ足を踏み入れないままだとすればNative Life(地元)でも満足していたのかもしれません。
そして今日のリハビリでまた自分の状況という情報がよく分かりました。
2周目はまだまだスムーズに下れない事の現実に直面して辛くなってしまい2階で休みました。
そしてこの記事を書いてます。
3周目で痛みが増してきましたが、さっきよりスムーズに下れるようになってます。
4周目で左膝が筋肉痛になってきました。
1時間をかけて5周しました。
5周目では見違えるほど歩けるようになりました。
明日も頑張ります。
寝る前に今からもう一周ぐらい歩こうかな。
6周目、行っちゃいましょうかね。
この記事アップしたら行きます。
痛みを恐れずに耐えて歩きます。
今日を含めて残り6 Night
本日もご拝読頂き誠に有難う御座います
終わり〜