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英語を話せるようになる方法を、英語を話せない私が考えてみた
先日、オージー英語が聞き取れないという内容の記事を書いたのですが、自分が書いた記事の中でも、読まれた回数が1番か2番をキープしています。ありがとうございます!
旅の日記も書きたいけど、より多くの人に興味を持ってもらうためにはコラム的な方がいいのかなぁ、なんて思ったりしてる。まあ書きたいことを書くのが1番ですがね!
文を書くのは決して上手くはないけど、シャワーを浴びてる時や、車での移動中に「こんな内容のこと書きたいかも!」って思うときがあって、その中でも今回は英語に関する考えについて書いてみたいと思います。
結局、英語は使う場面がないと伸びない
小学校で「Head,Shoulders Knees and Toes」の歌を歌わされることから始まった私の英語教育が開始して早10年以上。
受験英語や定期テストでボキャブラリーをやたらと覚えたり、SVOC型とかを習ったり、和訳or英訳する英作文を習ったり。親や祖父母世代に比べれば英語には触れていた人生だったはずなのに、26歳の今でも英語を話すことは抵抗がある、というか苦手。
大人になるにつれて留学に行く子が身近にいたら、社会人になれば留学経験者は半数を超えていた。その一方で、体育会の部活に打ち込み青春の日々を送っていた私には英語は無縁だった。というのは建前で、特に英語の必要性を感じていなかったというのが本音。
海外ドラマを見ることもなかったし、海外に住みたい!という憧れも感じたことがなかった。ただ、それだけの話。
そんな心持ちだったので、気づけば英語はどんどん無縁となり、勤め始めた会社では国内の法人営業を担当し、仕事上でも英語を使う必要性はほとんどなくなっていた。
その一方で新入社員研修で英語のできる同期との差をヒシヒシと感じたり、付き合っていた彼が独学で英語ペラペラだったりして、劣等感は増すばかり。
会社の制度を使って英会話塾に格安で通ってみたり、キクタン単語集を買ったり、英会話サークルに入ってみたりもしたけれど、どれも本気にはなれなかった。
自分の意思が弱いといえばそれまでの話なんだけど、結局のところ「なぜ英語を勉強したいのか」という明確な理由がなかったから英語の勉強が続かなかったのだと思う。
そこそこ海外旅行には行っていたし、行くたびに英語話せたらいいな、という憧れはあった。帰国して1週間も経てばその情熱はなくなっていたけど。笑
だから今、ワーホリの前にオーストラリア42日間ロードトリップをしてみて、英語を使わざるを得ない環境に身を置くことで、「この表現はなんて言うんだろう?」とか、「日本語だと話せるのに、英語が話せないからコミュ障になってるな」と気づくことができた。
また、英語は世界共通で通じるということや、日常生活を送る上で必要な英語はそこまで難しくはないということも分かった。
つまり、私の過去と今現在を振り返って言えることはやみくもに英語を勉強しても、"話せる"ようにはならないし、目的がないけど英語を話せるようになりたい人は使わざるを得ない環境に身を置くべき、という結論です。
もし海外に飛び出すお金や勇気がないのであれば、外国人が住んでいるシェアハウスに住んでみるのもありだし、観光ボランティアをやってみるのもいい。meetupなどで日本語を学びたい人と関わるのだってできる。これは過去の自分にも言いたいことです。
磐田という田舎でも、ペルー人の女の子と友達だったことでフィリピンやブラジル人と繋がることができた。
とりあえず海外に1ヶ月滞在してみるのがよさそう
というわけで、1つ目のテーマからかなり長くなってしまいましたが、とりあえず海外に飛び出してみたら(もしお金がないなら国内での別の活動をしてみる)、1ヶ月程度は続けてみるといいかなと思ってます。
自分の経験上、1週間程度の旅行では英語を使わざるを得ない場面に出くわすことはほぼないし、英語話したい、という野心も芽生えてこないと思うから。
特にシドニーに来てから多様性を実感。中国系、中東系の人が多い。
結局日本は住みやすい国だし、日本に生まれ日本で一生を終えるのも全然いいと思う。けど、日本以外の出身の人たちと1ヶ月共にしてみると、見えてくることがあるはず。
私たちはオーストラリア旅行でエアビーを利用しながら旅していますが、オーストラリアに住んでるけどニュージーランド出身の人や、ニューヨーク出身だけど親は中東系のいわゆる移民系の人など、いろんな生き方の人に会いました。
そこで影響を受けた話は置いておき、つまるところ日本にいるだけでは出会えなかったような人たちと、英語を介せば話すことができるのってすごいなと気づいたのです。
そういうわけで、しばらく滞在すればより英語の重要性や面白さに気づけるんじゃないかなと思ってます。
思ったことを口にしてみるしかない
これは今まさに私ができてないことなんですけど、どんな参考書を買うよりも、英会話スクールに通うよりも、TOEICの勉強をするよりも、英語を話せるようになるためには英語で話す場数を踏まなければいけない、それに尽きると思います。
いくら日本国内で英語の勉強を熱心にしてても、実際に海外で話す上で「仮定法過去」とか「現在完了進行形」とか全く意識しないんですよね。
そんなことより、目の前の相手が何を話しているかを瞬時に理解して、何かしら返答をしなければいけない。いちいち日本語での文章を思い浮かべて英訳する、なんて時間はないのです。
そうなると、結局言いたいことはSVO構文でいけてしまうし、なんなら出川イングリッシュのように単語を並べていても汲み取ってもらえる。
そんな生活をしていると、とりあえず口に出してみるのが1番大事という結論になるわけです。
私は夫婦でロードトリップ&カナダワーホリにも行くので、日本語で話す時間が長くなります。また、エアビーのホストやお店の店員と話すにしても、どっちかが話せば一応なんとかなる状況。そんな状況に甘えて私は夫に頼りきりなわけですが、最近は夫が見兼ねて私に注文させたり、機会をつくってくれてます。ありがたい。笑
日本にいる頃は営業職で、酒を交えてオジサンたちとコミュニケーションを取ったり、初めましての人でも物怖じせず場を持たせられるというように、コミュ力には定評があったにも関わらず英語で話すという状況になっただけでコミュ障になっている私。
英語を話せない人なら誰でもそうなると思うけど、とりあえず間違ってても話してみるしかないんだと思います。
それに、「あれ言えなかったな」と気づくことで自分の弱点にも気づけるし、当たって砕けろ精神が大事ということですね。
以上が、海外で2週間生活している私が気づいた「英語を話せるようになるための方法」です。
未だにThank youやNo worry(オーストラリアのYou welcome)を多用している聞き役専門な私ですが、少しずつリスニングスキルは身についてる気がします。
書くことができたら次はスピーキング!でも、ガチガチの勉強じゃなくて話したいことを話せるようになるために、より現実的に身につけていけたら、と思ってます。
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