見出し画像

「反○ク」の違和感

アメリカでは来年政権が変わることが決まり、ある有名人が「反○クの陰謀論者」と日本で報道された様です。この5年近くを振り返る上で巨大なプレーヤーだった(&今もそうではありますが)「反○ク」と言う言葉。2020年、日本で始まる前から周りの人に例の○クの危険性を伝え始め、でも残念ながらそれがよく伝わらず「反○ク」と言う言葉を前に無力感、悲しい思いや残念な気持ちを味わった方も多いのではないでしょうか。私も何人かには伝えたり、ビラを配ったりポスティングしたりの微々たる事はしましたが、止めることができたのはほんの僅かな人数でした。

どんな○クチンであれ、そもそも○クチンと称されているものが無効かつ有害であることは元々聞き及んでいたのですが、日本では2021に始まった○クの危険性の詳細について最初に知ったのはCarrie Madej(キャリー・マデイ)医師の動画でした。今回のは桁違いにやばいものだと知り、心の中では必死に、でもなるべく穏やかに、伝えられる人には伝えました。


友人 A&B


まず二人の大学時代の友人にMadej医師の動画を送りました。その後確認する機会があった時Aさんは「私は元から打たないよ」との事だったので問題なしでしたが、Bさんは「反○クですか。」が第一声。その返事を読んだ時になんとも言えない違和感を覚えました。確かにその時既に全ての○クが無効で有害とは思ってはいたんですがその事は一切伝えておらず、そもそもそれまで彼女と○ク全般について話をしたこともなく、「今回のワクは危ないよ」と言う点に絞って伝えただけなので、反○クと言う括りで速攻で反応されたことは驚きでした。英語の授業で習った大事な教えの一つ”Don't overgeneralize!"が身についており、overgeneralizeの危険性は私と同じ様に彼女もわかっていると勝手に思っていたからです。

QPのワンポイント英単語①


overgeneralize 過度に一般化する
 over + gener + al + ize
 over-  上に、〜を超えて 古英語oferより。
 gener- 全体 印欧祖語で産む・種族→羅語で種・源などを表すgenus由来 
 -al 形容詞を作る接尾辞
 -ize 動詞を作る接尾辞

Don't overgeneralize! すなわち「一般化しすぎてはいけないよ」と言う教えなのですが、今回の○クがこれまでの○クとは違うタイプのものと言うことは作用機序など細かいことが解らずとも、また理系の知識があろうがなかろうが、ほぼ全ての人が知っていたはず(あくまで「はず」止まりだったのでしょうが…)と思われます。作用機序や中身についてわからなくても、短期間で開発されたものであるとか治験中であることなど、一般的に考えても懸念材料はけして軽いものではない筈なのに、そこをすっ飛ばして疑義の念を一切持たず「反○ク」と言う言葉で反応されたことに正直なところショックレベルの驚きを覚えました。○クチンと名がつくものに反対していれば全て「反○ク」となるovergeneralizationを耳にするなどとはよもや思っていなかったからです。その頃は世間の○ク信っぷりについての認識がまだまだ甘かったです😆

友人 C


次に、Cさんには動画だけでなく自分の持っている情報を自分の言葉と共にメールで送りました。最初のうちは熱心に読んでくれていて同意していた風だったのですが、途中からどうもこれは怪しい感じがすると思いました。先行するアメリカ等での有害事象の様子を伝えるチラシを見た時の感想が、「私は反○クではありませんが、この様な害を我が子に与えるワクには反対です」と言う趣旨のチラシ内のコメントと同じ意見だと私に伝えてきたからです。「反○ク」と言う言葉を聞きまた違和感を覚えました。危ないものとは理解しつつも、反○クではないとわざわざ前置きしたわけです。結局その後、コロ○ク激推しする大学教授の本を読み、信じ、打ってしまっていた事がわかりました。


今回の◯クへの懸念を表明している医療関係者


まずは「医療関係者」と言う言葉についてですが、本記事中では「現代医療を学びその教育を修了し免許を与えられた医師、歯科医師、薬剤師、看護師、保健師」を主に指しています。それ以外の医療従事者、例えば助産師、歯科衛生士、歯科技工士、レントゲン技師、検査技師などその他の多くの医療系職種の方々についてはSNS等での発信を目にした記憶がないと言う点において念頭に置いてはいませんが、特に除外するものでもありません。

TwitterやFBなどでは、当初から「今回の○クは失敗だ、出来損ないだ、まだ治験中だ、安全性はまだわからない」路線の、医師を始めとする医療関係者はそこそこ多かったです。今では、最初は盲目的に「○クチン=善」と信じて自らも2〜数回打った後にヤバさに気づいた医師の方もそこそこおられる(とは言え今もヤバさに気づいてない方もけして少なくない様ですが…)模様ですが、いずれにせよ「今回新しく使われた技術を使った○クチンはヤバい、失敗」と言うスタンスの方が今でも多い様な印象があります。例えば「反○クと呼びたければ呼ぶがいい。私は今回の○クには断固として反対だ」と言う表現をしている医師の方もおられます。

その表現に至る背景はわかるものの、これにも違和感というか失望を覚えてしまうのですが、何はともあれ危ないものを危ないと言っている医療関係者の存在はとりあえず貴重です。この際背に腹はかえられぬ…、のでこう言った医療人の発言を友人たちに紹介したりすることもありました。少なくともovergeneralizationの罠に嵌らずに個別に思考する力がある医療関係者の方々なのですから、いまだに○ク=善と思い込んでいる大半の医療関係者とは明らかに別の括りの方々です。「あともう一歩だ!!歴史(文献)を学んで○クの真実に近づけ!!」と思いながら。はい、上から目線で見ております😄。

QPのワンポイント英単語②


anti-
 反、対、抗、非、不を表す接頭辞
←ラテン語ante←ギリシャ語antí

Antarctic 南極の・南極圏 北極圏のArctic の反対
antihero/ine 反英雄、英雄的な資質を持たない主人公 hero/ine  の反対
antioxidant 抗酸化剤、酸化防止剤(の) 酸化剤oxidant  の反対
antibiotic 抗生物質(の) 生命の・生物のbiotic の反対
antivaccination 「反○ク」○クチンに反対すること、略語antivax 

Arctica 北極圏 ギリシャ語arktikós 大ぐま座の、より


日本語にもアンチと言うれっきとしたカタカナ語がありますから、今更解説も必要ないでしょうが、このanti-アンチには、単に反…とか抗…だけではなくそこに含まれる追加の意味(connotation)を持つ用語があります。

アンチジャイアンツとは言っても一般的にアンチスワローズとはあまり言わないのではないでしょうか。このタイプの「アンチ〜」と言う言葉には、アンチの後に来る単語に「主流、強い、常識的、当たり前、多勢」などの含蓄がなくてはなりません(スワローズファンの方、ごめんなさい)。もちろん、スワローズファンにあらずんば野球ファンにあらず、という様な土壌がある地域や社会にいれば、アンチスワローズという言葉も存在し得る事でしょう。

swallows ツバメ 燕 玄鳥 乙鳥 Hirundo rustica


友人CやSNSの投稿者など、枕詞のように「反○クではありませんが」と使う方をたくさん見てきましたが、この枕詞を使う人の心理は「私は常識人ですよ、多くの皆さんと同じですよ、決して変な思想は持ってませんよ」と言いたいのだと推測します。今回の○クによる害を被られた方でさえこの枕詞を使われている方も少なくはなく、そこには上記の様な心理と、おそらくは心ない中傷をかわすための知恵からの方もおられるでしょう。

反○クと言う言葉(誰が作った言葉かをご存知の方もいらっしゃることでしょう)には、○クチンを「善、輝かしい近代科学の業績、人類の知恵」の様に信じこませ、その「善・業績・知恵」に反対する「無知、未開、狂信的」の様なネガティブなイメージを抱かせる絶大な効果があります。その結果、世間には「反○ク=科学がわからない未開の人もしくは変人・奇人、非常識人」と言う強烈な刷り込みがあることでしょう。よってそう思われたくない人々が「反○クではありませんが…」と枕詞を使うのだろうと推測できます。

「○クチン=善・医学や科学の勝利」と言う刷り込みは、前述の医療者の発言からもわかる様に、実は医療関係者の方が強烈であるために今回の○クに反対している医療者たちにさえ深く浸透しています。言ってみれば医業のイロハのイなのでしょうからそこを疑う事などあり得ないでしょうし、おそらく出世の道はなくなるのでしょう。実際、今回の○クのみに限っての疑義でさえそれを口にすれば働きにくくなる様子を発信している勤務医さんたちの話を数多く見聞きしてきました。いわゆる経済的な側面、ぶっちゃければドル箱に疑義を唱えることへのタブーだけでなく、自分たちが学んできた「善」とされる事、自分たちの知識の根幹部分の一つを疑うことには無意識の心理的抑圧・バリアやタブーがあるのだろうと想像できます。心底何の疑いも持っていなかった/いない医療者が大半であることは、何人かの実名医師の方も発信されているところです。


メリットとデメリットと言う幻想


「今回のは出来損ない」と言う認識レベルより遥かに高い認識(背景まで理解)をお持ちの医療者であっても「○クチン=科学・医学の勝利」との認識から抜け出せない方が一般人同様ほとんどなんだなと改めて感じた5年近くなのですが、その大きな理由の一つが「天然痘撲滅」の物語(narrative/story)でしょうか。○クチンのおかげで一つの病気が撲滅されたという物語、もちろん私もそのトリックを知るまでは「○クチンは確かに効くものもあるだろうけれど副作用(アジュバントの危険性)を考えると危ないから、メリットとデメリットを天秤にかければ基本デメリットの方が大きいものが殆ど」の認識でいました。

ところがその天然痘撲滅の話がフェイクである可能性が極めて高い情報を知った時に、メリットとデメリットと言う幻想に終止符が打たれ、○クは有害無益との明快な結論が導き出されました。その情報とは、以前の記事「病気とは何か」で取り上げたKate Sugakさんの動画での詳細な分析等々です。この動画は、反○クと人から呼ばれている人、自ら称している人、○クを善だと思い込んでいる人、全ての人が見るべき一押し動画だと思っています。

https://odysee.com/@queserasera:7/the_truth_about_smallpox-jpn-sub:d


他にも一般人ながらアメリカ人Mike Stoneさんが、これまでに病原体仮説に基づく側が発表してきた論文を丁寧に探しまとめたサイトViroliegyで、天然痘撲滅が本当なのか、詳細に分析されています。英語ですが必見サイト。翻訳機能でそのまま日本語が読める様です。


もう一つの砦


コロ○クに反対している医療関係者でも、もう一つ「○ク=善」の根拠として取り上げていたのが結核○クチン。日本人はBCGを打っているからコロナに対する集団免疫があると言う説を何度か目にしました。この集団免疫というのも幻想です。


昔は国民病だったという結核。遠い親戚の人が戦前結核を患い何年も入院していたという話を母から聞いたことがありますが、私が生まれ育つ中でリアルタイムで結核の話を身近で聞くことは一切なかったことから、それがBCGのお陰だと信じてしまえる状況はありました。ウイルスの場合はその存在が証明されたことは一度もない、すなわちそれが病気(病態)の原因でないこと、よって○クチンというものが作れるわけがないことは容易く理解できても、実際に存在する結核菌などの細菌が原因とされる病気(病態)やその○クチンについての実態、さらには抗原抗体反応に関しての嘘はまだよくわかっていませんでしたので、細菌に対する○クチンの効果は嘘ではなかろうと何となく思っていました。まだまだ全体像はぼんやりしていました。

ところがウイルスの存在有無よりもっと大事なこと、病原体仮説の嘘が腑に落ちた瞬間、視界がはっきり、くっきり、スッキリとしました。結局全ては宿主の問題であることが理解できれば、存在が確認されていないウイルスだろうが、確認されている細菌だろうが関係ないのです。原因と相関の混同がわかり、病原体と称されている微生物そのものは病気(病態)の原因ではない事が腑に落ちればそれでスッキリです。菌の出す内毒素・エンドトキシンはその名の通り、毒ですから体に悪さをしますが、そもそも体がちゃんとしていれば体内外に百兆単位がバランスを取りながら共存している様々な菌のうち一種類が増殖して問題を起こすようなことにはならないのです。

結核だけでなく多くの疾患が激減した理由としてよく取り上げられるのが栄養状態や社会インフラが良くなったことが挙げられます。確かにその通りだと強く思いますが、それだけだと結核が激減したのは多少はBCGのおかげもあった可能性を完全に否定するには至れず何となくモヤモヤしていましたが、いくつかの発信に触れBCGのおかげはないと確信するようになりました。デビュー作で取り上げた本「ウイルス狂」Virus Mania第3版の共著者であるSam Bailey医師の発信や、医療人や学者ではない一般人ながら論文などを調べて自らの言葉で一般人向けにわかりやすく説明しているJacob Diaz氏の発信などで、びっくりするような歴史を知ったのです。いずれまた記事にしたいとは思っていますが、とりあえずここに一つ挙げておけば考えるきっかけになるであろうこの事実。

Walter Holland said over 50% of tuberculosis cases do not have the germ.
Walter Hollandは結核の症例のうち50%以上には結核菌がなかったと述べた。

Holland氏は英国人の疫学者で重鎮だった様ですが、Jacob Diaz氏の結核に関する以下の発信で上記の言葉が紹介されていました。33分頃。

結核菌存在してないのに結核の症例が半分以上もあるんなら、もうそれだけで結核菌が結核の原因とは言えないってことじゃね?コッホの原則もう破っちゃってるよ?原因は栄養不足、日光浴不足、空気・呼吸などなど生命の基本の話じゃん?結核菌たちはとんだ濡れ衣じゃん…、となぜか若者言葉で言ってみたくなりました。


すなわち違和感は何か?


「新しい発明と言うものは良かれと思ってやったとしても失敗や間違いはつきものである。それらを許容して大筋で善であり人類の叡智であるその技術により、たまたま犠牲になった方々は大変お気の毒ではあるが、それが人類の進歩というもの」の様な考えがあるから、「アンチ○ク」=「アンチ善」みたいに思われがちだと思いますが、そうじゃないから反○クと言う言葉に違和感マックスなわけです。そもそも○クは人類の叡智でもなければ善でもないのです。「たまたま」不幸な目に遭う危険性がある事を取り上げて反対しているのではなく、そもそもその対策とやらが嘘の理論に成り立っている善のふりした悪だから、反○クという言葉には違和感しかないのです。反○クじゃねーよ、似非科学のお為ごかしに反吐が出るだけだよ。…あら、今度は言葉遣いが荒くなってしまいましたわ。オホホホ。

ついでにですがもう一つ違和感を覚える言葉があって、今回の○クは史上最大の「薬害」という言い方です。二つの点で間違いがあると感じます。一つには、薬とは「病気・傷を治すのに効き目のあるもの」(漢字源)ですから、○クは病気や傷を負った人を治すのではないのでそもそも薬ではない。もう一点は先ほど述べた通り「良かれと思っての対策だが不幸にして害を被らせる場合もあった」のではなく、そもそも間違った概念に基づく間違った行為を「医療」と称しているから薬害と言う表現に違和感しかないわけです。毒盛っといて薬って言うんじゃねーよ、です。

最近、つぶやきサイトthreadsの投稿でよく目にするのが子どもの○クチンをどうしようかという相談。危険だよと言う経験者の声はあるものの、大抵は医療職の人たちがよってたかって「防げる病気を防ごうとしないのはかわいそう」スタンスで反応しています。そんな投稿を見るたびに、医療職さんたちよぉ、歴史を遡って一から勉強し直してくれよ〜、と思う日々。でも、医療を受ける側も盲目的に医療職の言うことを受け入れずに、自ら学ばないとね。

さて、政権が変わるアメリカの政権の主に期待し、「反○クの陰謀論者」が発言をしていることを歓迎する向きも多いですね。この「反○ク」さんの言ってることは9割方正しいので、私もその発信自体は多くの人に考えるきっかけに少しはなるだろうと一定の期待はしています。でも正しいのはあくまで9割。こんな情報もあるからルパン小僧さんのメッセージはいつも心に留めています。誰かがなんとかしてくれる症候群に陥らないようにしないとね。

ルパン小僧さんのX投稿より

そしてもっと大事なことがあります。今度政権に返り咲く人がワープスピード作戦で推し進めた○クの結果もたらされた害について、集会で有権者からの質問に答えた際の次の言葉は、肝に銘ずべきことだと思います。


Everybody wanted a vaccine at that time.
「だって当時みんな○ク望んでただろ?」

別にこの人を擁護しているわけではありません。ただ事実としてほとんどの人がその通りだったであろうことは私も当時実感しました。危険性を訴えるチラシを送った時、東京在住の高齢の親戚が言った言葉は「ウチの区は区長がダメだから○クが全然回ってこない。」…そう、多くの人は待ち侘びていたでしょう? 自分の体は自分の知識と行動で守るという考えなど微塵もなく、誰かが用意してくる「ミラクル」で救ってもらうというマインドでいた人がほとんどだったということ。8割全員が待ち侘びていたとは思いません。イヤイヤだったけど仕方なくの結論に至った人もいることでしょう(ただ、それでさえ自分の判断でしたことと指摘する人の意見については異論はありません)。仕方なくの人を除いたとしても、自分が切望していた人は過半数であっただろうし、その理由は外から襲ってくる怖い「病原菌」に対して「優秀な」人たちが用意してくれる○クチンという名のミラクルで守ってもらわなくてはならない、自分の身体は怖い「病原菌」には無防備である、と生まれた時からの環境で思い込まされているからに他ならないでしょう。その思い込みを疑うなど至難の業であろうことは想像に難くはありませんが。

一人でも多くの人が、病原体仮説の嘘と自らに備わった力(自然治癒力)に気づき、自分の身体が正しく働くための知識を得て自らの身体を大事にされます様に!

あっ、自分にはできない身体のメンテの知識や技術を持っている人様に一切頼るなと言う意味ではないですよ!

今となっては懐かしの動画がXに上がってきていたので、締めくくりに笑いをどうぞ。もし今でもこれ見て笑えない方はいろいろお勉強してみるといいと思いますよ☺️











よろしければサポートお願いいたします!いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきますね!