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歴史は繰り返す⑤




QPのワンポイント英単語

fluke まぐれ当たり、幸運
元々はビリヤードの玉がまぐれで当たることだった様だが、そこから偶然の幸運を指す様にもなった。今は全くと言っていいほど聞かなくなったが、子どもの頃、「今のはフロック!」とボーリングでたまたまストライクが出た時などに親が言っていた。この英単語がカタカナ語になっていたのかと気付き、昔を懐かしく思い出す。


さて今回は、ウイルスが見つかったと言うのは本当の話なのかについて。私は素人なので、Falconer氏曰くの10歳でもわかると言う内容とは言えども少々難しい話ではあったが、「えっ、ウイルス学って今までずっとそれでやってきたわけ?」という驚きの内容だった。ウイルスを「単離」して「純粋化」して、ほらこれが病気の犯人だ、ウイルスだ〜、と主張しているのがウイルス学者だが、それ、単離でも純粋化でもそれが病気を引き起こす証明でも何でもないんじゃ…?と言う話が00:29:14から1:33:46まで約1時間(その内容については末尾項目参照)説明されている。その部分は動画で見ていただくことにし、今回はLanka博士がその反証を行った実験について取り上げた。Lanka博士の実験は3回繰り返されているので「フロック」ではなく、反証は間違いない様だ。いろいろ調べるきっかけを与えてくれたお一人、Cowan医師と軍医として働いていたというMeritt医師との対談の一部の紹介からスタート!


出典:The End of Germ Theory


ウイルスは本当に見つかっているのか?本当に病気の原因なのか?


Cowan:馬鹿げた話だよ。
Meritt:本当に。
Cowan:これでウイルス学者はゲノムを見つけたぞ!って言うわけだよ。これまた論文20本はあるから読んであげようか?ウシ胎児血清をそこに入れたら試料が汚染されるんだから、ウイルスゲノムが見つかったって言えるわけないよ。それが腎臓由来か、元々あった精製してない鼻水由来か、ウシ胎児血清由来なのかわからないだろ?全部まとめて一つに入れてるわけだから。それでその遺伝子をパズル作成機みたいなのに通して…、アラインメント(整列)って呼んでるけど。
Merit:そうそう。
Cowan:で、その溶液にはないゲノムを作成って寸法だよ。とにかく馬鹿げた話。


ウイルスが見つかったと言うことの反証を簡単に行うには、ヒトでも動物でも病気でも健康体でも、何の遺伝物質も加えない細胞培養をして対照実験をすればいいだけだ。猿の腎臓組織とそれに由来する細胞培養が、ヒトウイルスと区別がつかない何らかのウイルスに感染していると言う説の反証を行いたかったら、猿の腎組織の代わりに、顕微鏡下で健康であると目視できるヒト上皮細胞の培養から始めれば良い。なぜなら上皮細胞は往々にしてウイルスに真っ先に攻撃される場所であるとされているからだ。そこから、栄養を奪い有害物質を与える場合と何もせず栄養は与える場合という比較実験をする。そうして

a)  これらのウイルス状の粒子が、発表されているウイルス粒子とやらと形態的に区別できない物なのか観察する
b) 培地に何のウイルス物質も加えていない状態でも細胞変性作用および細胞破壊が起こるかどうかを観察し、実験手順そのものが細胞変性作用を引き起こしていることを証明する
c) その培地からとった遺伝物質を、ウイルス学者が使う同じソフトとPCR技術を使ってシークエンシングを行い、それらのヒト上皮細胞およびウシ胎児血清の壊れたRNA鎖の再編成をコンピューターにやらせ、ウイルス物質が一切ない培地からの遺伝物質にも関わらず、それがコンピューターデータベースにある架空のインシリコウイルステンプレートの一つにでもそれ以上にでも一致するかどうか見てみればよい。

そしてその実験は、伝説に残るであろう学者、Dr. Stefan Lankaがつい最近わずか42,000ドルの予算で成功させたのである。John Enders(対照実験を55年前に行った学者)以降、何十兆ドル規模の医療界では、こんな簡単な対照実験の手間を取る事はただの一度もなかったのだが。

〜中略〜(Lanka博士のこの実験が世に出ない理由について ー オリジナルまたは字幕付き動画でぜひご覧下さい)

Lanka博士は、業界標準の健康なヒト上皮細胞を使ったウイルス学細胞培地を使い、人の鼻水RNAを加える代わりに、標準純粋酵母菌RNAだけを加え、その後培地を飢餓状態にし、ウイルス学者が使うのと同じ抗生物質で毒を与えた。するとウイルス物質は全く加えない状態で、細胞はまさに細胞変性作用で分解した。その後、ウイルス学者の使う次世代シークエンシングとPCR技法を使って、壊れたヒト上皮細胞、ウシ胎児RNA断片、酵母RNA断片を繋ぎ合わせたら、SARS Cov-2、HIV、エボラ、麻疹、それぞれの完璧なインシリコ・ゲノムが出来上がったのだ

Lanka博士の対照実験は、John Endersの実験と異なり、同じ物を3回繰り返している。リアルサイエンス(本物の科学)とは再現性があると言うことだ。適正な対照実験を行うには、まず購入したヒト上皮細胞系を見て、健康で細胞変成作用がなく、損傷もないことを実験前に確認しないといけない。こう言う状態【動画中の4つの写真】の事だ。

次に、対照グループ1では、健康なヒト上皮細胞をCnT-07という培地に入れる。CnT-07とは、21個のアミノ酸、19個のミネラル、14個のビタミン、およびインシュリンやヒドロコルチゾンなどの細胞の成長を刺激する成長促進剤のみで構成され、コレラ毒素も毒性フェノールレッドも含まれていない培地だ。次に、その健康な細胞にAbAmを一回加えストレスを与える。AbAmとは、ウイルス学者が使っているThermoFisher社の抗生・抗真菌剤の事で、毒であるペニシリン、ストレプトマイシン、アンフォテリシンBが成分である。培地は一日後および三日後に観察された。ペニシリン、ストレプトマイシン、アンフォテリシンBの毒に晒されて一日経過した時点では、健康な細胞系とあまり変わりはなかったが、三日後には既に顕著な変化が現れ、毒の作用で細胞変性が起こっていた。大きな白い病斑の出現がいたるところにに見てとれる。

最重要なのは対照グループ2で、同じバッチの健康なヒト上皮細胞を使い、DMEMとGlutaMAXを投与した。DMEMおよびGlutaMAXは、アミノ酸とビタミンで細胞の健康と成長を支える培養液の事である。さらにウイルス学者が使う10%のFCS、すなわちウシ胎児血清を投与した。その理由は、FCSも組織が生きて成長するのを助けるホルモン、ビタミン、栄養を培地に与えるからであり、それがFCSが幹細胞研究にも使われている所以でもある。対照培地2が最重要なのは、元々のヒト上皮細胞試料にウイルス物質の汚染が一切なかった事を示せるからである。なぜなら、もし細胞変成作用理論が正しければ、試料が汚染されていた場合細胞変成作用を起こした筈だが、ここに見える様に培地2も毒性のAbAm、すなわちペニシリン、ストレプトマイシン、アンフォテリシンBを一回分投与されたのにも関わらず、1日後と3日後を比べても、さらには1日後と5日後を比べた時でさえも、細胞変性作用による分解の顕著な変化は見られなかった。その訳は、栄養分豊富な培地のおかげで細胞は穏やかな毒性に対処できたからである。言い換えれば、対照グループ1および2は、環境が健全で栄養分に富んでいる限り、実験に使った上皮細胞は健全であり、ウイルス粒子もないことを立証したのである。そう、健康で栄養が足りているのか【動画中、健康そうな笑顔の少年】、飢餓状態で毒にさらされているのか【動画中、栄養失調で痩せ細った赤ちゃんおよび病院で化学療法を受けている女の子】。単純な話である。

healthy and nourished

次に培地3では、ウイルス学者がインチキ細胞変性作用のウイルス学説を証明するとしてやっている事と全く同じ事をLanka博士はやってみせ、ウイルス学説が拠り所にしてきた、風前の灯である残りの片足を完璧にもぎ取ったのだ。培地3には対照グループ1と2で使用され、健康だと証明された同じ上皮細胞を使ったのだが、この対照グループではDMEMで培地に栄養を与えはしたが、GlutaMAXの栄養は与えずに、またウシ胎児血清の栄養を10%から1%に減らし、AbAmの3種の毒である抗生物質を1回分ではなく、ウイルス学者らがやっているように3回分の投与をしたのである。すると驚くなかれ、栄養失調に陥らせ、過剰な抗生物質の毒を与えて三日後、細胞変成作用が起こりウイルス粒子が出現しているではないか。細胞変成作用により分解を引き起こすと言うウイルス物質は培地に一切ないのにも関わらずだ。この栄養失調の子ども【動画中、栄養失調の痩せ細った子ども】や化学療法の毒を受けている子どもは【動画中、病院にいる女の子】ウイルスのせいで死に行くのではない。栄養失調と毒のせいなのだ。

対照グループ4では、グループ3と全く同様に健康と証明された上皮細胞を飢餓状態に置き毒を与えたが、今回は酵母由来のRNAすなわちリボ核酸を細胞培地に加えた。酵母RNAを加えた理由だが、患者の肺液にある痰を普通の細胞培地に導入した場合、その液は核酸で満ちているので、核酸が豊富な酵母RNAを加えることで患者の肺液に似せることができる。また、酵母由来のRNAは完全に中性なので、どの点においても病原性がないからである。ところがこれを見てくれ。病原性とは無縁にも関わらず、酵母RNAの存在はさらに強い細胞変成作用を引き起こしている。再度述べておくが、別々の機会に3回全く同じ実験が行われたのだ。まぐれではない。ウイルス学はお陀仏となったのだ。


以上01:33:45から01:44:20までの内容


この対照実験の意味は、素人なりに理解はできたと思う。簡単に言えばウイルス学者がウイルス分離に成功したと言っている根拠に細胞変成作用というのがあるが、学者たちがウイルスだと主張している物質を全く入れなくても、細胞が栄養失調になっていて毒の量が多ければ、その細胞変性作用と言う同じ現象が現れたという事だから、細胞変性の原因がウイルスと主張することはできないと言う事だ。明快である。そしてLanka博士が行ったこの手の対照実験はそれまでずっと行われてきていなかったと言うのだから驚くと言うかいろいろ疑いたくもなると言うか…。実はウイルスと呼ばれているものは疾患の原因ではなく、毒によって死滅した細胞の残骸(エクソソーム)の事。例えてみれば、火事の現場に行くといつもホースのついた赤い車がいるからあの赤い車が火事の原因に違いない!と言っている様なものだ(一応細かく言うと、消防車は火事によって壊された残骸ではないが、消防車があるから火事になったのではなく、火事が起こったら消防車がそこに現れたという時系列的に)。因果関係と相関関係の混同ってやつですね…。

飛ばした部分に関する別の動画からの話だが、例えばSars-Cov2ウイルスについて分離されたという論文は何千本とあるそうだ。同時に、世界中でこの騒動のおかしさに気づいている人たちが、世界中の様々な公的機関にウイルス分離を証明する文書の開示を求めてきているが、全ての機関がその様な文書を保持していないと答えているとの事。何のことはない、ウイルス学者が「分離」と言っているのは彼らが言っている「分離」であり、常識で考えれば到底分離とは言えない代物だ。そもそもの言葉の定義が違うので、話は永遠に噛み合わない。素人なりに他にもツッコミどころがあって、分離したと発表された最初の論文を見ると、Sars-Cov2とされる患者一人から採取した云々とあるそうだ。キムタクでなくても「ちょ待てよ」と言いたくはならないだろうか。なんでたった一人の病人から採取した肺液にあったと言う物質が新種の疾患の原因だと断定できるのか。Kaufman医師が突っ込んでいた。

ノーベル賞を取ったというあるウイルス学者が、単離や純粋化について尋ねられると最初は何のこと言っているのだ?と怪訝そうな顔をし、そのうち不機嫌になってなんでそんな教科書レベルの質問をオレにするんだ?とキレている映像が本動画中にあったが、Lanka博士はこう言っている。「ウイルス学者たちは、わざと大衆を騙そうとしていると言うわけではない。逆にウイルス学者たち自身が騙されてきているのだ。単に、教えられた実験手順をを踏襲し、教えられたやり方で実験結果を解釈しているだけなのだ。」

正直、不可解ではある。Lanka博士のこの実験の理解は素人なりにはできたつもりなので、どうしてウイルス学者や医学者らがこんなシンプルで大事なポイントをやり過ごしているのか? 専門的なことは私にはわからないものの、ウイルス学者のLanka博士が自らウイルス学の欺瞞を暴いている以上、一笑に付す内容ではなかろう。やれ集団免疫だの、弱毒だの強毒だの、抗原抗体反応だの、以前からまことしやかに言われてきたことや、変異株だの、CT値だの、抗体依存性増強だのACE2レセプターだの何だの今回の新コロ騒動でよく聞かされるようになった諸々も、ウイルスが存在せず、すなわちそれが原因ではない以上、全てナンセンスになってくる筈だが、御用学者だけでなく今回の騒動に警鐘を慣らしている学者たちも大真面目にそんな話をしている…。Lanka博士のこの論文を知らない学者が大半なのではあろうが、論文を知っている筈の学者や医師らもウイルスはあると言って譲らない(でもその根拠を聞くと私でさえ笑ってしまう循環論法なのだが)。Lanka博士の言う通り、教えられたことを疑いもせずにずっとやってきたから、ウイルスの存在という大前提を疑問に思うなどあり得ない事なのだろうか。

自分が仕事を長年ずっとそれでやってきて、それが間違いだと言われれば、誰であろうと自身の存在危機であろうから、俄には受け入れ難いだろうことは想像に難くない。意識・無意識に関わらず、全力で否定したくなるだろうことも想像できる。甚大な痛みを伴う自己否定を受け入れなくてはならない状況から脱することに成功し、間違ってやってきた事をありのままに受け入れ、認め、新たな出発ができる強い人間はどれくらいいるものだろうか?

飛ばした箇所の内容

・「ウイルス粒子」とは何か?
・細胞変性「理論」とは何か?
・ウイルス学でいうところの細胞もしくは組織「培養」とは何か?
・細胞変性理論の正体を暴露
・自己分解と細胞消滅(アポトーシス)
・ウイルス粒子単離および純粋化
・PCR検査の欺瞞と濫用
・CDCのCovid診断PCR検査の欺瞞
・「インシリコ」すなわち想像上のゲノム
・John Endersが麻疹実験の正体を暴く
・ウイルス粒子が細胞の残骸と区別できない事を認める複数の研究
・欺瞞的なオーストラリア人によるCovid分離実験は失敗に終わる
・ウシ胎児血清RNA


字幕付き動画 by Queserasera さんはこちら


次回は、ウイルスが存在しないのならこれも眉唾になる抗原抗体反応について。

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