ハワイ島の6月:マンゴーの季節(納豆は半分こだけど)
ハワイ島に引っ越してきたのが去年の冬至直後だったので、ここに住んで約半年となった。この時期にハワイに来たことがなかったので色々と発見が多くて楽しい。
常夏の島として知られているハワイだが、やはり季節はあって冬至の時に比べれば気温が上がっている。と言っても今のところ最高気温の差は2、3度くらいだから可愛いものである。
6月はマンゴーの季節
それでも植物たちは季節の変化をちゃんと感じていて、今ハワイはマンゴーの季節だ。うちは放置されてジャングル化した土地を整地して建てられたので、敷地内にはマンゴーの木が何本かある。そのマンゴーの実が、今鮮やかなオレンジに輝いている。
ちなみにパイナップルも今から最盛期になるらしく、写真はお隣さんからいただいたホワイトパイナップル。緑のところが寝起きの髪みたいに斜めになっているのも含めて可愛い。
さてマンゴーの話に戻る。マンゴーの木があることは分かっていたので、冬からマンゴーの収穫を楽しみにしていた。ところが一つ問題があった。果樹園や自宅にあるマンゴーの木は、収穫しやすいよう手をいれられていてあまり高くない。
ところがうちのマンゴーは長年ジャングルの中にいたので、日を求めて伸び伸びと空高く成長してしまった。梯子を使っても高すぎて収穫ができない。まあ、頑張ればできるが怪我をするのも馬鹿馬鹿しいので木に実っているマンゴーの収穫は諦めた。
代わりに自然に落ちてくるマンゴー拾って食べている。ぶつかって色が悪くなったり、潰れたりしているところもあって見た目が悪いが味には問題がない。どんどん落ちてくるので食べるのが追いつかないくて、人が来ると、「マンゴーいる?」というより「マンゴー、持っていってくれる?」と押し付けてしまうくらいだ
正しいマンゴーの剥き方
そういえば初めて正しいマンゴーの剥き方を学んだ。
マンゴーをまな板に立ててタネに沿って縦に切る。それに写真のように切り目を入れて広げ、包丁や大きめのスプーンなどでこそげとるのだ。そうすると可愛いマンゴーのサイコロができる。
ハワイ島生活のリアル
さて残った種の周りの果肉はどうするか?かつては切った人の役得で果肉を歯でこそげ取って食べていた。
ところが今は、マンゴーがたくさんありすぎるので、ジャングルに向かってポーンと捨ててしまう。なんという贅沢!
先日、納豆が1パックセールでも550円、普段は650円もすることを嘆いて、たくさんの人に慰めてもらったり、共感してもらったり、解決策を考えてもらっり、さらには祈ってもらった後でのこの投稿で、少し申し訳ない気持ちにもなる。(興味のある方は下の記事のコメント欄を読んでほしい。note界には優しい人が多くて感動する🥹)
でも納豆1パックは夫と二人で分け合いながら、マンゴーは贅沢に食べる、これがリアルなハワイ島の生活の一コマである。