Noと言うことは、Yesと言うこと 【木曜朝のプレイリスト】
「すみません、でも… できません」。
「ごめんなさい、でも… 無理なんです」。
今週、何回言いましたか？
他人に対してだけではありません。
自分に対しても、です。
え？ 全然言ってない？
私は結構、言ってます。
今週、月火水の間に
私が言った「No」は
これだけありました。
・日本の暦に合わせて
こちらの祭日に仕事をすることへの「No」
・こちら時間の夜１時にあたる
Zoomミーティングへの「No」
・すごく疲れた日に
夕食を作ることへの「No」
・キノコの生えた我が家の洗面所の修理を
一向に始めようとしない大家を
これ以上待ち続けることへの「No」
いろいろ言ってますね。
大したことではないかもしれないけれど
私にとってはどれも
言わなければいけなかった「No」です。
そして、言う勇気を出すのに
だいぶ時間がかかってしまったものも
やっぱりありました。
そんな簡単には言えないよ。
そういう声も聞こえてきます。
確かに、私たちは多かれ少なかれ
「No」と言うことに抵抗があります。
「No」は否定。
自分や他人の期待や希望に対して
「No」ということは
ネガティブなアクション。
そう思いがちです。
でも、もし、その「No」が
実は別のものへの「Yes」に
つながっているとしたら？
例えば、私の話で言えば。
・日本の暦に合わせて
こちらの祭日に仕事をすることへの「No」
→家族全員で同じ生活リズムを保ち
パフォーマンスを維持することへの「Yes」
・こちら時間の夜１時にあたる
Zoomミーティングへの「No」
→自分の生活リズムを崩さず
質の良い睡眠をとることへの「Yes」
・すごく疲れた日に
夕食を作ることへの「No」
→結局まずいご飯を作って
徒労感を招くのを防ぎ
誰かがご飯を作ってくれることへの
感謝の念を持ち
さらにはその分の時間を
自分の体力回復に使えることへの「Yes」
・キノコの生えた我が家の洗面所の修理を
一向に始めようとしない大家を
これ以上待ち続けることへの「No」
→家族の健康を脅かすキノコへの恐怖や
２℃でも窓を開けっ放しに
しなければいけないせいで
お尻が寒いという苦痛
その上このまま冬になったら
（マイナス35℃まで行く）
どうしようという不安から
解放されることへの「Yes」
と、どれも別の物事への「Yes」に
直結していることがわかります。
つまり「No」と言うことは
ネガティブなアクションではなく
もっと建設的な何かへの
はじめの一歩になるのです。
大橋ちっぽけ 『Say NO!』
（YouTubeでの公開は期間限定のようですので、早めにご覧下さい）。
ここまで頑張って「No」と
言わなくてもいいかもしれない
我慢してしまえばいい
そんな小さなことの積み重ねが
実は意外に
私たちの重荷を増やし
生きにくさを加速させています。
小さなことだからこそ
「No」と言ってみる。
それはそのまま
自分にとって大事なことへの
「Yes」につながる。
そういう気持ちを
まずは持ってみませんか。
＊
ちなみに「No」という時に
必ずしも
理由を述べる必要はありません。
また、「No」を言いにくい人でも
試してみやすい
「Noの言い方」があります。
そのあたりのことを
次の記事では
書いてみたいと思います。
まずは
「No」をポジティブにとらえる。
そういう視点を持ってみてください。
ではまた！！
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