新たなるチャレンジ 「ゴールド人財への道」 ~ZEROからの挑戦~ 第9回 5つの質問の中に隠されたゴールド人財になるためのエッセンス⑤ 夢、目標がありますか?
由美子:ゴールド人財への道の5つの質問の最後は、「夢、目標がありますか?」コロナ禍で変化に次ぐ変化が起きたこの2年。3年目の今年は、さらに色んな変化が待ち受けているって予感がしますね。カズさん、3年後の夢や目標ってなんですか? 3年後、カズさんはまだ会社にいますね。私は再雇用を終了してさらに1年経ってます。
和男:そうね。プライベートでは、コロナでずっと行けなかった家族旅行をして、もっと家族の絆を深め色々な想い出作りをしたいね。3年後には娘たちも嫁いでいるだろうから、北海道から沖縄まですべての都道府県の温泉を、妻と二人で制覇したいな。お金の工面も大変だけど、体力維持も大変だ。今年は地元のソフトボールチームの試合に足しげく通って、体力鍛えるよ。ゆみちゃんのプライベートの夢は?
由美子:プライベートを楽しむにも体力の維持は必要ですね。私は、奈良、京都に集中している国宝の仏像があるお寺を廻りたいです。今までは国宝を意識せずに行ってはいましたが、今度は、「国宝の仏像」があるお寺を意識して廻りたいですね。あと、ワーケーションもやってみたい!景色がよい温泉がある場所で、オンラインで面談やセミナーをやれたらいいなあなんて思っています。今の生活から考えたらほんとに夢ですが、3年後は現実にしたいです。
和男:そうだね。まずは、やってみたい!やりたい!っていうことを思い描くことから始めることが大事。そこから夢が実現するんだよネ。僕たちゴールド人財としては、キャリアビジョンを描くっていうことが、大事っていう話になっていくよね。
由美子:はい。プライベートの夢・目標もありますが、でも、働く上での夢・目標を持っているがどうか、これが大事です。私は自分にとって、この2年間は大きな変化があった年でした。さらに今年は、大きく変化する年だと思っています。3年後の未来を描くとなると、会社が終わったあとのことを真剣に、具体的に考えて行動する年かなって思ってます。
和男:ゆみちゃんは、何か具体的に考えてるの?
由美子:私は今、会社では障がい者雇用の定着支援を担当しています。その仕事に60歳過ぎて、また出会えたのは、「これはあなたの天職」って言われているような気がしていて、とてもやりがいがある仕事だと思っています。今年はジョブコーチの資格を取って、会社にいる間は会社の中で活かして、再雇用が終わってもこの仕事には関わっていきたいです。そのために、社外の障がい者雇用に関わる人たちとのつながりも大切にしています。3年後は会社での経験を活かして、週3回、職場に定着して働いていけるような支援をしたいと思っています。色々な職場を廻って面談して、でも、そのためには体力も必要なので、健康管理は今以上に欠かせないですね。
和男:僕の3年後はまだ継続雇用で会社に居るかな…。昨年、役員とか一部の人を除いた全社員を対象にした面談を僕も担当したんだけど、「こういう機会を設けてくれて良かった」、「色々なことを話せてスッキリした」って言う人が多かった。在宅勤務で人とおしゃべりをする時間が少なかったってこともあったかもしれないけど、こういう感想を言ってもらえるってことは、ちょっとは寄り添えることができたかな。今年は再度面談を希望する人や、改めて話を聞いた方がいいと思われる人など、対象者を絞って二巡目を実施しようということになってるんだ。
由美子:継続的に面談してくれるっていいですね。
和男:去年どんなことを話していたか頭に入れておく必要があるから、面談記録を読み返しておく作業も怠れないね。そして3年後の夢としては「キャリア相談室」みたいな部屋を社内に作って、社内ポータルから予約すればいつでも誰でも気軽に相談を聞いてあげられる、そんな仕事をしたいなぁと思っています。これもキャリアコンサルタントの資格を取ったからの夢かもしれないね。
由美子:二人とも資格を活かした夢・目標を持っているみたいですね。実現できるように頑張っていきましょう!
和男:このコラムを呼んでいる人にも、是非、夢・目標を描いてほしいね。描くとそれに向かって一歩を踏み出すはずだから、きっと人生が楽しくなるよね。
私たちのプログラム
・『シニアステージで輝き続ける「ゴールド人財への道」』はこちらから受講できます。
●昌宅由美子・高久和男『シニアステージで輝き続ける「ゴールド人財への道」』
キャリアの転換期を迎える50代後半から60代の方、既に定年退職を迎えて継続再雇用で働いている方を対象に、これからの生き方、働き方について考えるきっかけを作ります。
<日時 2022年3月11日(金)10:00~12:00>
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?