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大親友には感謝しようぜって話

9月21日、私の大切な友人の結婚式がありました。
結婚式を終えて感じたことを短くまとめるなら「大親友には感謝しようぜ」です。この思いを記事にしてみました!
読んでくださる皆さんにとって、友達に感謝を伝えるきっかけになったり、友人関係に栄養を与えるヒントになったりしたら嬉しいです!


大親友の結婚式にての気づき

一昨日、兄弟のように仲良くしている大学時代の大親友の結婚式がありました。
私は20代終盤、まさに「結婚式ピーク」の年齢なので、2024年度は計8回の結婚・披露宴に参加します。どの会も大切な友人で、8回のうち、スピーチを4回、余興1回、受付1回と、数多くの大役を任命いただいています。
(スピーチをしすぎて、自称「スピーチ職人」でもあります笑)

今回も新郎側の友人代表としてスピーチをし、嗚咽するほど泣きました。

ボロ泣きする新郎くんと、ボロ泣きするワイ
6月に開催された別の大親友の
結婚式もボロ泣きしました

式場のスタッフからも、「新郎側で嗚咽するほど泣く人は見たことがない」と言われました(笑)。

このように、新郎くんとは「大親友(ブラザー)」と呼べるほど仲が良く、夫婦一緒に旅行に行ったり、仕事をしたりと、遊びも仕事も人生の多くを共有しています。

翌日、結婚式の余韻にひたりながら、「溝口温泉 喜楽里」の炭酸湯に浸かっていました。
炭酸湯で副交感神経を優位にしながらふと思ったこと、それは
普通に生きていて、こんなに仲の良い人って、そんなにいるものではないよな」です。

そこで、改めて「大親友ってどんな存在だろう?」と考え始めました。

自分にとって、大親友とは

まず、「大親友」と「親友」を区別するために、大親友と呼んでいます。特に深い意味はありませんが(笑)。

さて、まずは私にとって大親友と言える友人は何人いるか。
ざっと数えて6人くらいでしょうか。

では、私にとっての大親友はどんな存在か、考えてみました。

  • 何があっても絶対に裏切らない信頼関係がある

  • 利害関係を一切気にせず、お互いの喜びを心から分かち合える

  • もしものときは真っ先に助け合える

  • 一人ひとりと、図太いエピソードがある(感動系も、大喧嘩系も、しんどいときに助けてもらった系も)

  • 久々に会っても、すぐに深い内面の変化を共有できる

  • 大親友であり続けられるように、お互いが努力している

  • お互いの大切な人(家族や兄弟)までに興味が向き、大切にしている

  • 汚い部分、醜い部分ふくめ、全ての自分をさらけ出すことで、むしろ関係が強くなる

こんなところでしょうか。特に「全ての自分をさらけ出せる」という点が、大親友の必要十分条件だと思います。

大親友を大親友たらしめるもの

学生時代の親友でも、環境やライフスタイルが変わると、少しずつ心理的な距離が生まれることがあります。趣味や昔の話はできても、内面の深い部分を話せなくなることもありますよね。

TVでファーストサマーウイカさんが「この話をする友達」とカテゴリー分けしている方法を紹介していたのを見て、素晴らしい考え方だなと思いました。サッカーの話だけをする友人がいる私にとっても、重要な友人です。
参考:ファーストサマーウイカ TV番組での“友達をカテゴリー分けしている”発言の真意を説明

だからこそ、大親友が特別なんです。全ての自分をさらけ出せる存在にはラベル付けなんていりません。

「かつての親友」と「生涯の大親友」を分けるのは、自分をさらけ出せるかどうか、そして相手の全てを受け入れられるかどうかに尽きます。だからこそ、お互いが大親友であり続けるためには、関係に栄養を与え続けることが大切だと感じています。

大親友は一生で何人作れるか?

大親友は生涯で何人作れるのでしょうか?
これについて、完全なる持論を述べていきます。

結論から記載します。
大親友は、作れても片手の数、多くても両手の数、それ以上は増えれば増えるほど、一人ひとりとの関係性の濃度は薄くなる

これが私の考えです。
人の一生で仲良くできる人の数には限りがあります。
限られた時間の中で、お互いが意識して栄養を与え続けられる友人というのは、間違いなく限りがあるからです。

以前に紹介したスマホ脳という本に、「一生のうちに何人と知り合えるのか」記載がありました。

オックスフォード大学の進化心理学者ロビン・ダンバーは、人間はおよそ150人と関係を築けると考えている。それよりもかなり多くの顔を認識し、名前を覚えることもできるが、他の人のことをどう思っているかまで把握できるほど近い関係ともなれば、そのくらいの数字に限定される。この数は「ダンバー数」と呼ばれている。

『スマホ脳』より「一生のうちに何人と知り合えるのか」

ダンバー数の絶妙な数字には納得します。
家族、友人、職場の人、取引先、家族の友人、子供の友達など、付き合う人は増えていきますが、関係を築けるのは150人くらいが限度でしょう。

その中で、精神的に全幅の信頼を置ける大親友は、多くても片手の数くらいだと思います。

よく、友達の築き方を「広く浅く派」「狭く深く派」で分けることがあります。昔の私は欲張って「俺は広く狭く派(ドヤ顔)」と声高にいっていたことがありますが、これは到底無理な話なのです。
1対1、あるいはグループでの人間関係で、お互いが関われる時間には必ず限度があります。
どれだけ友達を大切にしている人でも、友達の数が多くなるほど、その分一人ひとりの関係性が薄くなるのは仕方がないことだと思います。

友達に順位をつけるなんて馬鹿げているかもしれませんが、実際に誰しも仲の良さに何かしらの基準があるはずです。
むしろ、限られた人生の時間の中で、自分にとって大切で、相手も自分を大切にしてくれる人と過ごす時間に、たっぷり時間を使った方が幸せに決まってるのです。

結論:「大親友には感謝にしようぜ!」

大親友と仲良くなったきっかけは、好きなものや嫌いなものが一緒だったとか、スポーツや趣味を共有していたとか、あるいはたまたま同じ時間を過ごしただけかもしれません。
過ごす時間を重ねてどっぷり仲良くなることもあれば、短い時間でも価値観がドンピシャにハマって最速で歩み寄ることもあるでしょう。

いろんな出会い方や仲良くなったきっかけがあると思いますが、大親友の存在に感謝しない手はありません。

数百人の友人よりも、数人の濃い友人がいる方が人生は豊かです。

よく、キャリアにおいては、身近すぎない人ほど良質な出会いやきっかけをくれると言われたりします。
しかし、信頼できる大親友が数人いれば、その人の大親友まで「なにかあったときに助けてもらえる人」となり得るでしょう。

大親友には利害を超えた絆があります。
だからこそ、そんな人たちには「感謝してるよ!」と素直に伝えていきたいですね!

ということで、ヘッダーは「大親友」といえばの、ドミニク・トレットとブライアン・オコナー(The Fast and the Furious)でした!笑

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