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大失敗の記録

写真クラブ「瀬戸の虹」の写真展が開催されています。
自分も出展していながら平日はなかなか見に行くことができず、今日初めて見に行きました。それまで写真展を見に行かれた方のSNSの投稿でチラチラとその様子を見ていました。で、あれ?と思っていたのですが、今日実際に見に行ってとてもショックを受けました😞

なんだ、この写真の色…
違う、こうじゃない…

出品する写真を決定してから準備する時間があまり無かったので自宅プリントで作品を用意しました。A3ノビまで印刷出来ますが普通のインクジェットプリンターです。これまでの自分の個展でもこのプリンターで印刷したものを展示していました。特に異常もなく3年経過しても色褪せもなく十分に使用に耐えるものと思っていました。キャノンさんに直接問い合わせして直射日光が当たるなどの悪条件でなければ問題無いことを聞いていたのですっかり安心しておりました。

しかし…
そこには大きな落とし穴があったのです。
特にモノクロ印刷の場合、環境光の色温度や当たる角度などによってかなり色合いが変わるものだったのです。いままでの写真展でもモノクロの作品を出してたこともあったのですが気づきませんでした。たまたま影響ない光だったのでしょう。
今回が不運だったのではなく、逆に今までがラッキーだったと言った方が正しいのでしょう。

カメラを借りてカラーバランスを測ったらなんと3300K!
そりゃかなりな温かい色になりますよね。
これまでのこともそうですが、これから写真展で額装品の御注文を頂いたときにはこれまで同様に作製してお渡ししたら、、、
もしそのお宅の環境光が違っていたら、、、
それはダメだ!自分が「見て欲しい色」で見ていただく為に、印刷は変えなければいけない。そうだ!そうしなければいけない!

今回の写真展の現実はショックだったけど、いまここで方向修正できることになったことは幸いだったと思います。気がついてよかった。
この記録を読んだ皆様もモノクロ印刷の場合はお気をつけて!

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真木隆司
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