ただ進めば至る(92) ふたたびやまじっこマラソンを走ることができました
2014年1月13日 新春やまじっこマラソン
地元、四国中央市で開催された「新春やまじっこマラソン大会」に参加しました。
2年休んだので3年ぶりの参加です。
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会場内をゆるゆるとジョグして身体をほぐしてからいよいよスタートしました。スタートから3キロくらいまでめっちゃしんどいのはいつものこと。そんな感覚も懐かしい。
「そうそう!走り出してすぐはしんどいんよなー。でも20分我慢したら呼吸は楽になるから、ここ我慢!」
喉がカラッカラ。吸った空気がのどに張り付くような感じ。肺まで空気届いてないんでない?その20分を乗り切ると少し呼吸が楽になってきますが、でもまだまだしんどい。
とてもしんどいので、抜いていった人の足元を見ながらついていくことにする。そうしてると先頭ランナーが折り返して、坂を下りてきた。
はえーーー!飛んでるわ!
一人、二人…
で、三人目がラン友Hさんだった。「Hさん、頑張れ~!」と声をかけてハイタッチ。彼は3位のままゴールしたみたいです。そのあと何人か通ったあと、M先生。膝を故障してたのに相変わらずの速さ。結果は年代別優勝だったらしい。それからラン友が続々と下りてくる。Mさん、Kさん、…
少なくとも10人は声かけたかな。しんどかったけど声を出すと楽になるもの。このおかげできつい上り坂をペースをあまり落とさずに走れたのかも知れない。5kmを過ぎ「もう足が動かん!」と思った頃に、「やっと追いついた」といってラン友Wさんが追いついてきた。何をしゃべったかはっきりと覚えてないが、ここで仲間と喋れたのがまたよかった。わけてもらった元気で坂をのぼりきる。折り返し手前でラン友Sさんがカメラを構えてた。
「がんばれ~!」
この2年間ずっと沿道応援してたが、応援してもらうと嬉しいもんですね。改めて応援の有難さを実感しました。少し下ると今度はラン友Cさんが手をふってた。
Sさん、Cさん、ありがとう!
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残り4キロ。
問題はそれがずっと下り坂であるということ。膝のことを思うと怖かったんですよ。でも痛みは出ませんでした。下りの途中で女性が二人追い越していったので、またついていくことに。足元を見ながら…
「そうだった!着地したときに沈みこまないように前へ前へ」
と一人でブツブツ言いながら走りました。沈みこまないようにするとスピードは速くなるけど、そのかわりふくらはぎや腿の裏側の筋肉に負担が大きくなるんよね。まだまだ筋力不足。スピードを落としたいという誘惑と戦いながら残り頑張りました。結果はまさかの60分切り。制限時間70分以内に帰れるかどうか心配だったんだけど、意外に走れました。スタッフのみなさん、ラン友のみんな、応援のみなさん、ありがとうございました。
<ラップ>
0-1/5'47
1-2/5'32
2-3/5'41
3-4/5'52
4-5/5'55
5-6/6'06
6-7/5'34
7-8/5'36
8-9/5'33
9-0/5'40
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それでも諦めなかった市民ランナーの話「ただ進めば至る」
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