バスク編#5 レアル・ソシエダ練習場
レアルソシエダの練習場、スビエタでこの旅ラストの出待ち。
ラ・リーガ最終節アトレティコ戦を翌日に控えた、恐らくスビエタで今シーズン最後のトレーニング。
スビエタまでは、Eusko Tren E2に乗ってAmara駅からLasarte駅で下車しそこから徒歩で30分ほど。
若干駅から遠いけど、歩けなくはない距離。
少し早めに到着した頃にはまだ誰も居なかったので、奥に進んでみると警備員に門の前で待つように言われた。
昔は余裕で中に入れたので、ソシエダもかなり厳しくなってしまった。
シャビ・プリエトが練習終わってすぐに、着てたトレーニングウェアを脱いでプレゼントしてくれたり、ルジが使っていたキーパーグローブをこっそり手渡してくれたのが懐かしい。
ちなみにプリエトは練習場に居るか?と聞くと彼はここには来ないとあっさり言われてしまった。
せっかくユニフォームを持ってきたのに…
仕方なく門の前で待っていると、中国人3人組と日本人数人がやってきて、オールアジア人での出待ちになった。
ソシエダのアジアマーケットが順調に成功してるのを実感した。
昔はアノエタもスビエタも、アジア人を見かける事はほとんど無かった。笑
クラブとして成長する上で新しい市場開拓は必要な事だけど、最近のソシエダを見ているとちょっと商業的になり過ぎている気もする。
一番大切な現地のファンを最優先にして、バランス良くマーケティングをして欲しい。
色んな事を考えながら待っているとイゴールが出てきて車から降りてきてくれた。
イゴールは6年前にスビエタで仲良くなった時にメッセージアプリでやり取りしていた間柄。
その時、メスタージャでの試合後ユニフォームをプレゼントしてくれた。
イゴールに当時の事を伝えてお礼を言う事が出来た。
ただ当の本人は絶対覚えていなかった。笑
イゴールが出てきた直後、東京オリンピックの時に会えなかったスビメンディに初めて会う事が出来た。
その後も続々と選手が出てきて車を止めてくれる。
中に入る事は出来なくなったけど、これだけファンサしてくれたら十分過ぎる。
順調にサインを貰って少し気を抜いていたタイミングで、スビエタでの最大のミッションである久保が突然出てきて窓を開けてくれた。
突然過ぎてめちゃくちゃ焦った。笑
実は、友達に頼まれていた分も含めると久保のユニフォームを計3枚持っていた。
さすがに3枚もサイン書いてもらうのは申し訳ないと思って、「3枚あるんですけど、もしよければ、、」ってお願いすると快くサインを書いてくれた。
恐らく毎日のように久保目当てのファンが来ているはずなのにわざわざ止まってしっかりサインを書いてくれるのは本当に凄い。
友達に頼まれたユニフォームに無事にサインを入れて貰えたので目的はほぼ達成。
あとはひたすら他の選手を待つのみ。
結局、この日止まらなかったのはブライス、オドリオソラ、オヤルサバル、サディク、トラオレ。
そういえばルノルマンも見なかった。
(結局アトレティコ来るのかな?)
ミケルが止まらなくなってしまったのはちょっと悲しい。笑
たまたまこの日止まらなかっただけだと思いたい…
ソシエダありがとう。
明日の試合、アトレティコを応援するのが申し訳ない。。