バスク編#4 アトレティック・クルブ練習場
どうしても最後にルロに会わなければと思い、アトレティックの練習場に行く事に。
アトレティックの練習場であるLezamaも郊外にあるけど、電車で行けるので助かる。。
Metro de BilbaoのCasco Viejo駅でEusko trenに乗り換えてKurtzea駅で下車。そこから徒歩10分ほどでLezamaに到着。
Lezamaに到着すると、以前来た時より綺麗になってはいるけど、中に入る事が出来なくなっていた…
(昔は中に入れて練習見学も出来た)
もうリーガのクラブはどこもこんな感じになっているみたいなので、セビージャとバレンシアに感謝しないと…
入り待ちしようとしたら到着した頃にはもう選手は中に入ってしまっていた。
仕方なく練習が終わるまで待つしかない。
そう思っていると車が出てきて窓を開けてくれた。
急いで車の元へ向かうとサンセだった。
練習がちょうど始まるタイミングなのになぜ?と思いつつ、サインと写真を撮ってもらった。
調べていた練習時間を勘違いしていたのか。いや、でもそんな訳はないし午後練だったらこの時間に帰ることはないはず。
不思議過ぎたので警備員に聞いてみると、彼は病気だと言われた。
え、、?と思ってスマホで調べると、サンセは熱があったのでトレーニングを欠席したというニュースがアップされていた。
サンセ、、早く言ってくれ。笑
熱あるのにサインも写真も対応してくれたのはありがた過ぎるけど、無理しなくていいのに…と申し訳なさが勝ってしまった。笑
ありがたくサンセからサインを貰ってから約2時間30分後、ようやく選手が出てきた。
この間にファンがたくさん集まってきた。
平日なのにこの人数はすごい。(コパ優勝も影響してるんだろうな)
まず出てきたのはムニアイン。
ムニアインは車を脇に停めて降りてきてくれた。
アトレティックは基本的に車から降りてファンサービスしてくれる。
その中でもムニアインは退団が決まっているのもあって特にしっかりファンサしてた。
元々ファンサービスが良い選手ではあるけど、こういう姿勢がアトレティックのファンに愛された理由の一つなんだなと感心させられた。
ここからは続々と選手が出てきた。
みんな車から降りてくるのはスゴい。
もちろん止まって当たり前だとは思わないけど、止まらない選手の印象はちょっと悪くなりそう。笑
というのも、イニャキとニコのウィリアムズ兄弟は帰ってしまった…
(特にニコはユニフォーム持ってたので残念過ぎた。)
ウナイシモンも別の出口から帰ったとの情報があった。笑
アトレティックのメインどころの選手がそんな感じなのねと思いつつ、止まってくれる選手はみんな神対応。
お待ちかねのラウールガルシアが出てきたので、引退を労う為に持ってきたプレゼントを渡して少し話す事が出来た。
引退する直前に話をすることができて本当に良かった。
そして改めて、ビルバオの街へのアトレティックの根付き方は尋常じゃないと実感した。
その後はビルバオ市内に戻ってビスカヤ橋の観光に。
高い所はあまり得意ではないけどせっかく来たので登ってみた。
ビスカヤ橋に登るのは2回目なのに改めて怖かった。
絶対に下に落ちることはないとはいえ、風が吹くと揺れるので怖さが増す。
何より歩道は木で出来ていて隙間がかなり空いているのでスマホを落としたら終わる。笑
手汗が止まらなくなって余計にスマホを落としそうだった。笑
エレベーターで一緒に登ってきたオランダ人の老夫婦に写真を持ってもらい、少し話をした。
「日本人のサッカー選手誰か知ってる?」と質問すると、「アヤセウエダを知っているよ。」と答えてくれた。一応オランダでプレーしてるけど、まさか上田綺世の名前が出てくるとは思わなかった。笑
エレベーターで下に降りてから、ワイヤーで吊るされたゴンドラに乗って対岸まで行ってみることに。
色んな角度から見るビスカヤ橋は面白かった。