配偶者の魂がない命式
他者の鑑定をweb上に残すのは好きではないので
(でもいつも芸能人は研究材料にしています)
お名前は伏せますが、女性に性暴力を与えた事で問題になっているあのかた。
気になって見てみたら「やっぱり」なタイプだったので気づいた所を。
壬乙甲
申丑辰
この方1月生まれの男性ですが、私は冬至説で鑑ているので年干支が甲辰になります。
大運も順行になります。
基本は普通命式ですが、己か庚が回ってきたときに殺印相生格年干or月干破格(甲・乙)になります。
大運・年運で己が回ると甲が干合して戊に。
壬乙戊 → 水木土
申丑辰 金土土
水(自分)→金→土と三代遡る構図になり、
月干の乙が破格の守護神ということになります。
大運・年運で庚が回ると乙が干合して辛に。
壬辛甲 → 水金木
申丑辰 金土土
水(自分)→金→土と三代遡る構図になり、
年干の甲が破格の守護神ということになります。
どちらが破の守護神になっても伝達を手段にすることにはかわりないので、周りや目上に助けられ、演技やトークを頑張ることで名誉運が伸びますよ、というタイプです。
天干が鳳閣・調舒なので表現や伝達をすることに自然と意識が向きやすく、
10代の頃から映画に出る辺りはなるほどと思います。
この頃に守護神が回っているので、自分から動いて更に天の助けもあり役をゲット出来た、みたいな感じでしょうか。
但し、普通命式で芸能人を続けるのはなかなか精神的にも大変かなと思いますので、独身でいた方が良いという判断になります。
でも基本的にこの方は配偶者の魂(丙・丁)がないので
異性やお金に関して無頓着になりやすく、
異性の気持ちがわからない所があったり、逆に無限に執着しやすくなり、愛情やお金に固執したりと極端な性格になる傾向があります。
ただ、これはあくまで「傾向」ですので
自分をしっかり律していれば問題ないはずなのです。
配偶者の魂がない人はみんな性加害者かといえば決してそうではありませんので。
冬至説だと34才から53才まで破格になりますので、俳優として運気が伸びる時期ですが、2018年頃から元の普通命式に戻ります。
これも人によりますが、普通命式で大きなお金や立場を得ると羽目をはずしやすくなったり、人格が落ちたりするようです。
きちんと周りの人を大事にしていればこんな事にはならないはずですので、「あなたは間違った事をしてますね」と、淘汰されるのでしょう。
今年「壬寅」は彼の日干支「壬申」と納音の関係になります。
納音とは『音が納まる』という意味で、過去の精算やふりだしに戻るという意味があります。
この年に始めることは始める前に戻るということになるので、一般的に結婚や起業などには絶対オススメしない年なのですが
俳優業を辞めて何かやるにしても、
「これまでの経験を生かせないスタート」になります。
あと何年かで大運律音が回るので、そこで改めて自分の在り方に気づくのではないでしょうか。
もう一つ、これは被害に遭われた方々に思うことですが
「嫌」なのに「立場が不利になるから」とかそういう理由で受け入れてしまうとしたら、結果的に自分の心と身体を大事にしていないということになります。
(もちろん加害者が一番悪いですよ)
自分より大事なものってあるのでしょうかね?
とても辛い思いをされたことと思いますが、心の傷はなかなか癒えません。
自分を守れるのは自分だけなのです。