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【スリランカ格闘技が凄い】
スリランカ滞在中のホテル、「ザ・ブルー・ウォーター」で朝食後、トレーニングジムに行ってベンチプレスとしていると、そこのスタッフが助けてくれました。
休憩時間に話しかけました。
「スリランカにもナショナルマーシャルアーツはありますか?」
「え?」
「相撲知ってますか?日本で言う相撲みたいにスリランカにも格闘技があるのかな?」
「あります!アンガポラです!」と彼の目が輝きました。
「立技はもちろん、寝技や関節技、武器を使った攻撃など、様々な要素を含んだ格闘技です」
「私もどっかで習うことできる?」
「いや、ファミリー トゥ ファミリーで伝えられるんだ」
(一子相伝みたいな感じか?)
「急所にプレッシャーを与えたりする攻撃もある」
(秘孔を突く技みたいな?)
「攻撃した時は死なないけど、20日後とか40日後に時限死させることができる」
(お前はもう死んでいる、「北斗神拳」と同じだ)
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興味が湧き 色々聞かせてもらうと
・現在、その格闘技人口は減っている
・イギリスの侵略によって その攻撃力 を恐れたイギリスの人たちに殺された
・心を鍛えることにより技術も向上する
・体験レッスンなら受けることはできる
ということを聞きました。
また、飛行機の帰りに偶然にも日本語が話せるスリランカ人が隣に座ったので、この格闘技のことを聞いてみました。
・軽く押すだけでも相手がとても痛がることがある
「本当に人を何日後かに殺すことができるのか?」と聞くと、「ああ、彼らならできるよ」と答えました。
帰国してから調べたら、なんでも対応している総合格闘技のようだった。
アンガンポラは、戦闘技術、護身術、スポーツ、エクササイズ、瞑想を組み合わせたシンハラの格闘技です。 アンガンポラの重要な要素は、直接の戦闘を取り入れた同名のアンガムと、エトゥヌ・カドゥワ、杖、ナイフ、剣などの土着の武器を使用するイランガムです。 呪文や呪文を戦闘に使用するマヤ・アンガムと呼ばれる別の要素も存在したと言われています。アンガンポラの際立った特徴は、圧力点攻撃を使用して相手に痛みを与えたり、永久に麻痺させたりすることです。戦闘員は通常、打撃と組み技の両方を使用し、相手が逃げられないようにサブミッションロックに捕まるまで戦います。武器の使用は任意です。戦闘範囲は事前に定められており、場合によってはピットが設けられていることもある。
アンガンポーラに関連した絵画がスリランカの仏教寺院で数多く発見されています。これらには、エンベッカ デヴァラヤ、ガダラデニヤ ラジャマハ ヴィハーラヤ、寺院、サマン デヴァラヤ(ラトゥナプラ)、ランカティラカ ラジャマハ ヴィハーラヤが含まれます。
語源
「アンガンポラ」という名前は、シンハラ語の「身体」を意味する語源「anga」と「戦い」を意味する「pora」に由来しています。大まかに言えば、武器を使わずに手足を使う武術を意味します。(非武装戦闘)
アンガムの技術は、島の沿岸地域を占領した初期の植民地支配者に対する抵抗において地元住民によって使用されました。
1815年に島全体が植民地支配されると、アンガンポーラは使われなくなり、国の遺産の一部として失われかけたと主張されてきた。インターネット上で広まっている主張によると、ロバート・ブラウンリッグ率いるイギリス植民地政権は、1818年に島全体を完全に支配する直前に、 1817年にこの慣習を禁止する官報を発行したとされ、「近接戦闘の訓練を受けた住民を制御するのがより困難になると判断した」という。実践者に対するとされている措置には、アンガン・マドゥ(格闘技専用の練習小屋)を焼き払ったり、違反者の膝を撃って不具にしたりすることが含まれていた。
トレーニング
アンガムの要素は、ガタプットゥ(ロックとグリップ)、ポラ ハランバ(打撃とブロック)、マル カラ (神経点攻撃)の 3 つの主要な分野に分かれています。ガタプットゥは、戦闘員の手、足、または頭を使用して対戦相手に課されます。ポラ ハランバには、約 18 種類の攻撃打撃と 7 種類の防御ブロックが含まれます。マル カラは、対戦相手に痛みを与え、重傷を負わせたり、時限死を引き起こすことができる神経点攻撃を組み込んだ要素です。(つまり、打撃と圧力に応じて、人の死が決定され、その時間は数分から数か月の苦しみに及ぶことがあります)
イギリスの植民地時代には、壊滅させようとしていたようです。
凄い技術を持った人々の才能が無駄にされたようです。
秘孔を突いたり、時間差で人を殺すような技は、上級者にしかできない技で、技の伝達も一部の上級者のみだったようです。
しかも、攻撃を受けてもしばらく苦しむということなので、北斗の拳以上に恐ろしい。
秘孔を突く技は是非習ってみたいと思いましたが、中々ハードルが高いようです。
そりゃそうか笑