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『アルクトゥルス人より地球人へ』にて(瞑想の基礎)
この書物では、テレパシーでホログラムを使って会話できるようになるための基礎的トレーニングが、三つのステップで説かれています。
今回の記事は、過去の記事「トム・ケニオン&ジュディ・シオン『アルクトゥルス人より地球人へ』にて」の追記です。
ステップ1は、六つの領域(左、右、前、後ろ、上、下)の視覚情報を鮮明に記憶し、目を閉じて、見たものを思い出すトレーニングです。詳しい内容については書物に当たって下さい。
では、ここまでの六つの領域(左、右、前、後ろ、上、下)の視覚情報を一度に思い出してください。六つの視覚情報を同時に呼び出すことができたとき、意識の変化を感じるでしょう。じつはこのとき、あなたは時系列にそった直線的思考から、多次元的思考へと踏み出しているのです。
あなたがたの神経組織的な観点で言えば、これら六方位の視覚情報を一度に思い浮かべたとき、いわゆる「トランス状態」が生じます。意識のトランス状態とは、複数の焦点が合わさることで生じるのです。脳と思考活動はコインの両面ですから、何かを追跡していると、それを直線的にたどっていくことになります。多くの人は二つか三つ、人によっては四つくらいまでの焦点領域なら、直線的知覚のままでも追跡できますが、同時に六つもの焦点領域が与えられると時系列的な反射神経は破綻してしまい、ほとんどの人は直線的知覚が維持できなくなるのです。これが、意識がまったく変わってしまうという体験なのです。なにかふわっとした感じがあり、知覚はより流動的になります。
ステップ2は、聴覚情報を加えて、スーパートランス状態に突入します。
六つの視覚情報と聴覚情報が記憶の中で合わさると、深いトランス状態になります。そのときあなたは直線的な時間進行から離脱しています。あなたの脳/思考は、圧倒的な量の情報を追いかけることで精一杯になるからです。
あたかもそれは、刷り込まれていた反射的な直線的知覚がついになすすべもなく降参したかのようです。そのときあなたは変性意識状態に入り、テレパシーによるホログラフィ交信のための基礎が整ったことになるのです。
言語の線条性を手放さなければならない。
ステップ3
ここまでの多次元的な感覚体験に、今度はさらに身体的な感覚を組み合わせます。
現在のある瞬間を選び、周囲を見ましょう。あなたの左側に何が見えるか、どんな音が聞こえて空間のどこで発生しているかを把握したら、そこにあなたの身体感覚情報を加えます。身体にどんな感じがしていますか? 次はあなたの右側です。何が見え、どこからどんな音が聞こえ、そして身体にどんな感覚があるのかに気づいてください。六つの視覚領域それぞれについて同じようにし、各領域の視覚情報、聴覚情報、身体感覚(あるいは感情)情報を記憶します。
最後に目を閉じて、それらのすべてを同時に思い起こしてください。
瞑想で「ゾーン体験」を再現するようなものです。
以上、言語学的制約から自由になるために。