チャールズ・F・ハアネル『ザ・マスターキー』にて(原因と結果の法則)
今回の記事は、過去の記事「チャールズ・F・ハアネル『ザ・マスターキー』にて」の追記です。言葉の使い方に触れるところを取り出しました。
この書物は、『原因と結果の法則』を継承しており、『思考は現実化する』や『ザ・シークレット』、『引き寄せの法則』とも共鳴しています。
さて、最も大事な見方は、スピリチュアルな「原因と結果の法則」です。
一般的な「原因と結果の法則」は、原因も結果と同じ次元にあります。たとえば、「風が吹けば桶屋が儲かる」の風や、「バタフライ効果」の蝶の羽ばたきも、自分の外側にあるのです。しかし、その法則は、ハアネルに言わせれば「結果と結果の相互作用」にすぎません。
ところで、一般的な「結果と結果の相互作用」とスピリチュアルな「原因と結果の法則」との違いに気づき得るChatGPTが近頃話題です。
実のところ、人工知能(AI)による言語化は「結果と結果の相互作用」を計算したものです。確率と統計による判断に自由と責任はありません。
一方、人間による言語化は、内側から外側への表現です。だからこそ、自由と責任があります。決断する人間が文章に反映するのです。
以上、言語学的制約から自由になるために。