この書物は、旅に出た主人公が、悟りを得て、帰還する物語です。
脳卒中の最中、テイラーさんは涅槃(ニルヴァーナ)の境地に入りました。その心境に浸り続ける選択肢もあったのだが、英断を下します。
開頭手術をすると・・・、左脳を復活させると・・・。
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術後のテイラーさんは、過去の自我には戻りません。本来の右脳を生かし、本来の左脳を復活して、新たな自我を再構築して行きます。
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これはものすごい書物です。母親を介護しつつ、言語意識の探究に執着する私に、絶妙なタイミングで、近所の本屋で、出会いました。言語そのものに言及するところがある書物に外れはないと思います。
次の記事で、言語に言及するところを取り出します。私たちは、文字を読むとき、エネルギーを大量に使っていることを忘れているようです。
以上、言語学的制約から自由になるために。