今回の記事は、過去の記事「バーバラ・マーシニアック『プレアデス+かく語りき』にて」のつづき、ということにします。この書物は、第17章を試し読みしただけで、まったく深読みできていませんでした。
この書物を読み直したのだが、言語意識の探究が進んだせいか、より深読みできる自分に驚いた次第・・・。今、気になる文章を救出しておきます。
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さて、この書物には、三つの壁があります。
一つ目の壁は、第4章「自由意思地帯の記憶」。
スピリチュアルな知見に責任を持ちたくない人はここまでです。
二つ目の壁は、第9章「深遠な新しい境界線」。
スピリチュアルな知見を持ち、人生で鵜呑みにしてきた数々の境界線を見直し、改善したり、手放したりすると、自分の可能性が開けてきます。言語学的制約は、この章の周辺に集中していると思います。
三つ目の壁は、第17章「光の言語」。
言語意識を超える意識も総動員して、人生にコミットしなければ、たとえば「思考は現実化する」などと言い切ることはできないが、それがわかるようになると、知性ある幾何学模様と共存できるようになる、ようです。
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今の私は、第9章のあたりまでなら深読みできます。言語共同体で共有する「時間」の考え方が変わると、「言語」のあり方も変わる・・・。
以上、この記事のつづきはまた別の機会に。