人を尊重するということ
大変ありがたいこと
ここのところ大変ありがたいことに、吉本ばななさんのこちらのnoteを読んでいただいて背術をうけていただく方が多いのであります。
本当にありがたいです。
ばななさんありがとうございます。
みなさま共通して感受性が高く純粋な方が多いです。
それゆえ、生きづらさを感じられるのだと思いました。
ばななさんの小説は、そんな生きづらさを感じてる方に向けて書かれたそうです。
闇がないと小説は書けない、といったことをこちらで書いていたと思います。
(確か村上春樹氏もそんなことを言っていたような)
まさにそれゆえ、闇を抱えている人を惹きつける引力のような力を持っているのでしょう。
ばななさんほどの力はないものの、わたしの仕事もそのような方に向かっています。
手段は違えど向かっている対象は同じ。
僭越ながらそんな共通点を感じられて、またありがたし。
マイナーな療法で、認知度が決して高くない量子場調整®に興味をもっていただき、さらに表参道に来ていただいたことは本当にありがたく感じております。
人を尊重するということ
ばななさんのnoteを読んで初めてセッションを受けていただいた方が、先週表参道で開催した観察術講座にご参加されました。
奇遇にもその日は、ばななさんがとうちゃんの施術にいらっしゃる日だったのですー。
しかも観察術講座が終わった後に。
講座が終わって、お礼を言いたいという強い意思でその方は残っていました。
わたしだったらミーハーな感じできゃあきゃあ言っていたと思いますが、凛とした表情で、思いがけない機会を緊張しながら待っていらっしゃいました。
そして、その時はやってきました。
ギャルのような可愛い格好(誇張ではなく)で、ばななさんは時間きっかりに現れました。
ばななさんに彼女を紹介します。
彼女はまっすぐ綺麗な瞳を何十年も尊敬し憧れていたばななさんからしかと離さず、しっかりした声で自分の言葉を伝えました。
隣で立っていたわたしは、共鳴したのか勝手に涙ぐんでました。
ばななさんは、長年のファンを決して粗末に扱わずおべっかも使わずアピールもせず、彼女が自分の師であるかのような「尊重」という言葉が相応しい態度をされて、ゆったり聞いてました。
わたしはその様子に、心を打たれました。
こんなにも正直で、こんなにもお互いを認め合って、こんなにも美しい二人がいるだろうか…
全く出会うはずもない二人が、この場で出会っているー。
それは全て二人の行動によって叶えられている奇跡なのでした。
一瞬舞台を観るかのような光景に見入ってしまうわたし。
そして、さわやかに去る彼女、それを優しい瞳で見送るばななさん。
なんて美しい光景だったのでしょうか。
想いの場
なにが美しかったかというと、人と人がなんの損得勘定や狙いがなく、ただ相手を思っている気持ちとその姿に、心を動かされたのだと思います。
お二人の間には、そのような場がありました。
自分自身に嘘がない、相手に嘘がない、相手を自分のように大切にそして新鮮に対応する想い。
その想いは全然重くなく、ただの透明な想いだ。
それが美しかったのです。
わたしもそんなふうに人に出会いたいな。
※二日目は酷い風邪をひいて寝込んでしまい延期させていただきました。
受講される方々、本当に申し訳ありませんでした。