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八尺鏡野と正善との神風串呂(№44)
💟はじめに
このオンラインブックは、神皇正統家極秘伝 神風串呂(カミカゼクシロ)について記述したものです。
神風串呂(カミカゼクシロ)とは、元伊勢伝承で皇祖神・天照大御神が各地を巡行しながら構築した「元伊勢クシロ」の事です。
🔴元伊勢伝承地と巡行ルート
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元伊勢クシロは、皇城守護の結界のことだといわれて来ましたが、極秘で構築されて来たので、そのように言われてきたのです。
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神皇正統嫡皇孫「三浦芳聖」が、生涯の精魂を込めて解明した神風串呂によって、「元伊勢クシロ」とは、皇統正史を我が国の国土に埋め込んだ地文学・神風串呂であることが判明したのです。
下記は、その皇統正史の結論とも言うべき超神秘的な神風串呂です。
⭕印の地名(重要地文)が、ほぼ等間隔に配置されています。
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(三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』復刻版 第一章)
地名(地文)に秘められた天地神明からの啓示を解明する学問(皇霊学)が神風串呂(串呂哲学)です。
神風串呂は、地文(地名)を研究することで天地神明の存在を認識することのできる神道皇霊学で、真日本国再建のために皇祖神・天照大御神によって構築されました。
ここでは、和歌山県那智勝浦町「八尺鏡野」と三浦芳聖の串呂哲学上の符号である福井県坂井市春江町「正善」とを結ぶ神風串呂をご紹介し、詳しい解説をしています。
神風串呂(カミカゼクシロ)を学ぶことによって、日本が神国である事実を認識し、皇祖神・天照大御神からの神妙なる息吹を体感体得することができるでしょう!
串呂主宰神(天照大御神)が、長期間掛け苦心惨憺の末に構築された神風串呂に学べば、我が国は天佑神助により日本民族本来の力を発揮出来るようになります。
🔴皇大神宮内宮(大御神)の嫡皇孫は三浦佐久の子孫(三浦皇統家)である。
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神風串呂(カミカゼクシロ)を無視もしくは敬遠していると、無秩序な群雄割拠の戦国時代(120年以上)に、無辜の民が味わった塗炭の苦しみを、国際的な規模で再体験することになるのではないかと心配しています。
💌串呂哲学の理解を助ける予備知識
始めての方は、下記の記事を参照してください。
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1、正善=由良=三浦芳聖の霊格について
これまで、正善(福井県坂井市春江町)が三浦芳聖の串呂上の符号であることを立証する下記の2本の串呂をご紹介いたしました。
(1)正善-降誕地-仮寓地-ありし日の三浦芳聖家
(2)御名-元伊勢内宮皇大神社-由良-正善
上記の串呂は、正善=三浦芳聖=由良=元伊勢内宮皇大神社(天照大御神)と解釈することも可能です。
即ち、三浦芳聖は、串呂の主宰神・天照大御神様の権現であるという解釈です。
串呂の研究を実施していますと、そのように解釈するしかないと思われる時が多々ありますし、三浦芳聖の霊格もまた上記の解釈にふさわしいものでした。
また、天皇=現人神(あらひとがみ)=天照大御神です。
今回は、そうした解釈がふさわしい「八尺鏡野」(やたがの、和歌山県那智勝浦町)と「正善」とを結ぶ串呂をご紹介します。
「八尺鏡野」は、皇位継承(神皇正統の天皇に登極したこと)を昭示する(鑑定する)地文で、重要串呂起点です。
2、串呂哲学の理解を助ける予備知識
始めての方は、下記の記事を参照してください。
3、「八尺鏡野」と「正善」との神風串呂
三浦芳聖は、八尺鏡野(和歌山県那智勝浦町)と三浦芳聖の符号である正善(福井県坂井市春江町)とを串呂すると次のようになると述べています。
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八尺鏡野(那智勝浦町)-大普賢岳(天川村)-大神(宇陀市)-助命(山添村)-天之御中主尊神社(近江八幡市)-正善(坂井市)
(『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』本文111頁、現住所に改めた。)
【地文のみ掲載】
八尺鏡野-大普賢岳-大神-助命-天之御中主尊神社-正善
【地文の解釈】(地文に地図がリンクしています。)
(1)八尺鏡野(やたがの、和歌山県那智勝浦町)
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八咫鏡(やたのかがみ)を表わす地文。
八咫鏡は日本神話に出てくる皇位継承に不可欠の神宝(三種の神器)の一つ。八咫鏡は、三種の神器(鏡、玉、剣)の中で最も重要とされる。
串呂では、「八尺鏡野」は皇位継承(神皇正統の天皇に登極した事)を昭示(鑑定)する地文で、八大串呂起点。
【参照】詳細はこちらを参照下さい。
(2)大普賢岳(だいふげんだけ、奈良県吉野郡天川村)
普賢菩薩が辰年・巳年の守り本尊であることから、三浦芳聖は「辰年または巳年の大物」と解釈している。三浦芳聖は明治37年甲辰年生まれ。
【参照】『ウィキペディア(Wikipedia)』大普賢岳
【参照】◎普賢菩薩/辰年・巳年の守り本尊
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(3)大神(おおがみ、奈良県宇陀市菟田野区)
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大神は、(1)神の敬称(2)大神神社(おおみわじんじゃ)(3)尊い神(4)おおみかみ、などの意味がある。要するに、偉大なる神様という意味で、いろんな解釈が出来ると思います。
天皇=現人神(あらひとがみ)=大神と解釈することも可能です。下記を参照ください。
天皇は、皇祖皇宗の御心のまにまに我が国を統治し給ふ現御神であらせられる。この現御神(明神)或は現人神と申し奉るのは、所謂(いわゆる)絶対神とか、全知全能の神とかいふが如き意味の神とは異なり、皇祖皇宗がその神裔であらせられる天皇に現れまし、天皇は皇祖皇宗と御一体であらせられ、永久に臣民・国土の生成発展の本源にましまし、限りなく尊く畏(かしこ)き御方であることを示すのである。
『ウィキペディア(Wikipedia)』現人神
この「大神」については、下記の神風串呂を参照のこと。
【参照】御鏡は石鏡だった事を昭示する神風串呂(№17)
橿原神宮-大神-皇大神宮内宮-石鏡
(4)助命(ぜみょう、奈良県山辺郡山添村)
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「命(いのち)を助ける」すなわち生命を救助することを言う。この神風串呂は「延命長寿」に関連が深い串呂だと言えます。
【参照】延命長寿法を昭示する神風串呂 (№16)
多賀大社-西山-助命-西山-後醍醐天皇御陵-山西-三浦
この神風串呂は、三浦芳聖が延命長寿の「多賀大社」で助命祈願をすれば、死すべき運命を転換して延命することができることを昭示している。
(5)天之御中主尊神社(滋賀県近江八幡市中之庄町)
天之御中主尊神社(あめのみなかぬしのみことじんじゃ)は、「天之御中主尊」を祭神とする神社。
『古事記』は「天之御中主尊」は天地開闢の際に高天原に最初に出現した神であるとしている。「天之御中主尊」を祭神とする神社は全国にあるが、「天之御中主尊神社」は、ここだけだという。
【参照】『ウィキペディア(Wikipedia)』天之御中主神
【参照】天之御中主尊神社
(6)正善(しょうぜん、福井県坂井市春江町)
正善は、「まさよし」と読めるので、三浦芳聖(みうらよしまさ)の串呂上の符号とされています。正善(まさよし)=善正(よしまさ)=芳聖(よしまさ)という論理です。
三浦芳聖(みうらよしまさ)の串呂上の符号には、「善正町」(ぜんしょう町、大阪府和泉市)と「正善」(しょうぜん、福井県坂井市春江町)があります。善正は「よしまさ」と読めるし、正善はその上下転換語で「まさよし」と読めるからです。
【参照】「正善」については、下記の神風串呂を参照下さい。
三浦芳聖の降誕・仮寓・晩年の住所を貫く神風串呂(№42)
正善-天神-大門-天王町-三浦芳聖降誕地-三浦芳聖仮寓地-三浦芳聖晩年の住所
正善(坂井市)と御名(宍粟市)との神風串呂(№43)
御名-元伊勢内宮皇大神社-由良-正善
【参照】正善(坂井市)と善正町(和泉市)
4、この串呂の解釈と串呂哲学的考察
八尺鏡野-大普賢岳-大神-助命-天之御中主尊神社-正善
この串呂を解釈するには、正善=三浦芳聖が、いかなる天命を受けて、この世に出現した人物であったかを理解しなければ、正しい解釈はできません。三浦芳聖は、この串呂の解釈について下記のように述べています。
天照大御神より八咫の鏡の宝鏡を授け給うた天津日嗣之天皇(大神)即大普賢の天之御中主尊は正善である。
三浦芳聖は、大宝天皇の祈念によって、天照大御神が「後世直系皇孫に神武、応神、後嵯峨、後村上、松良、五皇一体の八幡大明神を降誕せしめ、必ず天下を平定せしむるから」と御神諭された「五皇一体の八幡大明神」であります。
また、今生の修行として、数えの10歳から68歳で帰幽する迄、勇猛果敢な修行を修めて「五皇一体の八幡大明神」にふさわしい霊格に達していました。
その一つは、太陽凝視直拝が出来ることを挙げる事が出来ます。夏の炎天下の烈日を終日直視しても、いささかも眩(まぶ)しいことはありませんでした。
霊感霊通を身につけた超能力者で、天照大御神と直接会話ができました。(午前10時20分から11時までなら、いつでも可能でした。)
白昼、一点雲なしの快晴の下、神霊を招致して「神霊写真」を撮影することが出来ました。(神霊写真は約300枚ほど撮影に成功しています。)
昭和25年(1950)10月~翌年4月に掛けて、三河八幡宮で修行中、神界より81通りの秘法を伝授されました。(47歳)
以上の事を踏まえますと、巻頭で述べました下記の解釈も可能ですし、三浦芳聖の解釈も可能かと思います。
「正善」=「三浦芳聖」=「由良」=「⛩元伊勢内宮皇大神社」(天照大御神)即ち「三浦芳聖は、串呂の主宰神・天照大御神様の権現である」という解釈です。
🔴神風串呂を学びましょう!
💟串呂文庫
🔴三浦芳聖著「神皇正統家極秘伝 明治天王(睦仁)の神風串呂」復刻版
🟢三浦芳聖著「五皇一体之八幡大明神 三浦芳聖 降誕号」復刻版
🟠三浦芳聖 著「神風串呂神伝」
🟢三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』(デジタル復刻版)
🔴神風串呂入門-神皇正統家極秘伝(鈴木超世志著)
💟開鏡の神風串呂-天の岩戸開きへの道
🎀串呂文庫 コピーサービスのお知らせ(🌷新着)
🟢後醍醐天皇の皇位を継承したのは誰かについて、歴史資料を示し、さらに串呂で証明した串呂哲学の概説書かつ神風串呂の入門書!
🔴バックナンバー(総合)
🟡情報拡散のお願い
この記事に到着された貴方様とのご縁に感謝しています。これは皇祖神・天照大御神から地上に派遣された神皇正統嫡皇孫・三浦芳聖が解明した神風串呂の紹介記事です。
三浦芳聖が解明した神風串呂には、日本民族の進むべき道が、明確に示されています。日本民族の危急存亡の時に当たり、一人でも多くの方に読んで頂けるよう、この情報を拡散下さいますよう、宜しくお願い致します。
串呂主宰神は、なぜ、長期間かけて神風串呂を構築し、このように神皇正統の天皇を顕彰されるのか!この一点を徹底的に講究しますと、神風串呂の要諦が理解でき、今我々は、何を第一とすべきかが分かります。ここに日本民族の存亡が掛かっているのです。真実に目覚めましょう!
2千年以上の長年月を掛け神風串呂を構築された、串呂主宰神・天照大御神様のご苦心と、生涯を掛けて神風串呂を解明された三浦芳聖師のご努力が、日本国と日本国民の皆様の幸せの為に生かされますよう願ってやみません。
神風串呂は、神界から日本民族への目に見えるメッセージ(啓示)です。
神風串呂と神風串呂に昭示されている「神皇正統家」は日本民族の宝です!さらに研究を進めましょう!
一人でも多くの方に、神風串呂の存在をシェアして頂きますよう宜しくお願いします。
神風串呂を主宰しておられる神様は、天照大御神様ですので、串呂の存在を一人でも多くの方々にお知らせすると、天照大御神様がとてもお喜びになられます。
出典は三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』を始め『串呂哲学第一輯』『神風串呂』『串呂哲学』『串呂哲学と地文学』『神風串呂の解明』等、通算181号(いずれも神風串呂講究所発行、1955年~1971年) を参考にして、研究成果を加味しました。
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🟡最後までお読みいただき有り難うございます。
串呂哲学研究会 鈴木超世志
ブ ロ グ 串呂哲学研究会
メ - ル(shinpukanro024@yahoo.co.jp)
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