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伊東市の小室山と妙覚塚との神風串呂(№77)

この記事は、神皇正統家極秘伝神風串呂しんぷうかんろ(カミカゼクシロ)を分かりやすく解説したものです。

串呂(クシロ)とは、元伊勢伝承で皇祖神が各地を行脚しながら構築した元伊勢クシロの事です。

元伊勢クシロは、皇城守護の結界のことだといわれていますが、その結界とは、神風串呂しんぷうかんろ(カミカゼクシロ)のことだったのです。串呂は、極秘で構築されて来たので、そのように言われてきたのです。

地名(地文ちもん)に秘められた天地神明の啓示を解明する学問が神風串呂(串呂哲学)です。

ここでは、静岡県伊東市「小室山」と仝県牧之原市大寄の「妙覚塚」との神風串呂をご紹介し、詳しい解説をしています。

神風串呂しんぷうかんろ(カミカゼクシロ)を学ぶことによって、日本が神国である事実を認識し、皇祖神からの神妙なる息吹を体感体得することができるでしょう!




1、秘法祭祀を厳修する最高の適地「妙覚塚」

熊本県阿蘇郡高森町中に「祭場」(まつりば)というユニークな地名があります。これは、三浦芳聖が天下国家の為の秘法祭祀を厳修する場所を昭示する地名です。

今から50年前の静岡県牧之原市大寄町の「小室門院元子内親王御陵・妙覚塚」は、切り立った部ケ谷台上にあり、道路も狭く、人も車もほとんど通らない静寂の地で、三浦芳聖が天下国家の為に秘法祭祀を厳修する最高の適地でした。

今回は、静岡県伊東市の「小室山」と小室門院元子内親王御陵「妙覚塚」との神風串呂をご紹介します。

2、串呂哲学の理解を助ける予備知識

始めての方は、下記の記事を参照してください。

3、伊東市小室山と妙覚塚との神風串呂

三浦芳聖は、伊東市の「小室山」と小室門院元子内親王御陵「妙覚塚」とを串呂すると次のようになると述べています。

三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』復刻版 第五章

祭場」(高森町)-「小高島」(宇和島市)-「神母野」(中土佐町)-「始神」(南伊勢町)-「小室門院元子内親王御陵・妙覚塚」(牧之原市)-「小室山」(伊東市)-「芳賀」(勝浦市)

(三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』210頁、現住所に改めた)

【地文のみ掲載】
「祭場」-「小高島」-「神母野」-「始神」-「小室門院元子内親王御陵・妙覚塚」-「小室山」-「芳賀」

【地文の解釈】(地文に地図がリンクしています。)

祭場
熊本県阿蘇郡高森町中大字祭場(地図マピオン)

(1)祭場(まつりば、熊本県阿蘇郡高森町中大字)
祭祀を厳修する場所を表わす。

小室門院元子内親王御陵「妙覚塚」は、三浦芳聖が、天下国家のために秘法祭祀を厳修する場所であることを表わす。実際、三浦芳聖は、「妙覚塚」発見以来、毎月ほぼ一回は参拝し、一時間ほどの秘法祭祀を厳修していた。

下記は、小室門院元子内親王御陵「妙覚塚」が、三浦芳聖の祭場であることを昭示する神風串呂です。説明は省略します。

三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』復刻版 第五章

御祓山」-「法用」-「弓削」-「小室門院元子内親王御陵・妙覚塚

三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』221頁

香取」-「田貫町」-「小松」-「小室門院元子内親王御陵・妙覚塚」

(2)小高島(こだかじま、愛媛県宇和島市本九島)
小高は、興国天皇の符号。小高島は興国天皇の皇子・皇女を表わす。ここでは、興国天皇の皇女・小室門院元子内親王を表わす。

(3)神母野(いげの、高知県高岡郡中土佐町大野見)
神のような母を表わす。聖母に同じ。

玉依媛命、神功皇后、小室門院元子内親王、三浦芳聖の母「圓室妙覚大姉」の同魂同霊の母神の尊称です。

三浦芳聖は、小室門院元子内親王に「天母妙覚之大神」と奉称し、その御陵墓「妙覚塚」に、その標柱を建立しました。50年以上前の話です。

【参照】福山市鞆町の皇后島と妙覚塚の神風串呂(№75)

(4)始神(はじかみ、三重県度会郡南伊勢町)

始祖神(始祖王)を表わす。ここでは、神武、応神、後嵯峨、後村上、松良、五皇一体の八幡大明神「三浦芳聖」のことを表わす。

神武天皇は始馭天下之天皇(はつくにしらすすめらみこと)『日本書紀』
崇神天皇は御肇國天皇(はつくにしらすすめらみこと)『日本書紀』

(5)妙覚塚(みょうがくづか、静岡県牧之原市大寄町)
小室門院元子内親王の御陵。
詳細は下記「小室門院元子内親王」をご覧下さい。

【参照】小室門院元子内親王(№70)

静岡県牧之原市大寄町 妙覚塚
静岡県牧之原市大寄町(国土地理院地図)

(6)小室山(こむろやま、静岡県伊東市川奈)標高321mの山

伊東市小室山
静岡県伊東市川奈(地図マピオン)

小室門院元子内親王を表わす。元子内親王は、小室城宮下の舘で降誕。「⛩大明見小室浅間神社」は、山梨県富士吉田市大明見にある。

小室門院という名称は『長慶天皇紀略』に出ています。「三月十日、富士勝山谷の玉川の宮に於て、皇子誕生。母は、皇太后小室門院。其産室を、宝野の宮と称す。皇子を正良親王と名づけさせ給ふ。」(三輪義熈『長慶天皇紀略』62頁、旧漢字は新字体に改めました。)

(7)芳賀(はが、千葉県勝浦市)
芳を賀すを表わす。三浦聖をす(祝福する)と解釈する。

賀すは、賀すると同じく、よろこび祝うことを意味する語。「祝賀」「年賀」「謹賀」などの形で用いることが多い(『三省堂 大辞林 第三版』)



4、この串呂の解釈と串呂哲学的考察

「祭場」-「小高島」-「神母野」-「始神」-「小室門院元子内親王御陵・妙覚塚」-「小室山」-「芳賀」

小室門院元子内親王の御陵「妙覚塚」は、興国天皇の皇女、天母妙覚の大神の御陵であり、始神、五皇一体の八幡大明神・三浦芳聖の祭場(祭祀をする適地)であり、神々から祝福される場所であった。

この串呂は、「祭場」「神母野」「始神」「芳賀」と、三浦芳聖の祭祀に関わる地文が並んでいます。三浦芳聖の秘法祭祀が、いかなるものであり、いかなる結果を出していたかは、随行の門人が知るのみで、実に神秘的なものでした。

小室門院元子内親王の御陵「妙覚塚」は、切り立った部ヶ谷台上にあり、今から50年前は、道路も狭く、ほとんど人も車も通らない静寂な場所で、三浦芳聖が天下国家の為の秘法祭祀を厳修する最高の適地で、帰幽する前日の昭和46年3月29日、妙覚塚に参拝し、この祭場で秘法祭祀を厳修されました。


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💟串呂文庫

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🟠情報拡散のお願い

この記事に到着された貴方様とのご縁に感謝しています。これは皇祖神・天照大御神から地上に派遣された神皇正統嫡皇孫・三浦芳聖が解明した神風串呂の紹介記事です。

三浦芳聖が解明した神風串呂には、日本民族の進むべき道が、明確に示されています。日本民族の危急存亡の時に当たり、一人でも多くの方に読んで頂けるよう、この情報を拡散下さいますよう、宜しくお願い致します。

串呂主宰神は、なぜ、長期間かけて神風串呂を構築し、このように神皇正統の天皇を顕彰されるのか!この一点を徹底的に講究しますと、神風串呂の要諦が理解でき、今我々は、何を第一とすべきかが分かります。

ここに日本民族の存亡が掛かっているのです。真実に目覚めましょう!

2千年以上の長年月を掛け神風串呂を構築された、串呂主宰神・天照大御神様のご苦心と、生涯を掛けて神風串呂を解明された三浦芳聖師のご努力が、日本国と日本国民の皆様の幸せの為に生かされますよう願ってやみません。

神風串呂は、神界から日本民族への目に見えるメッセージ(啓示)です。

神風串呂と神風串呂に昭示されている「神皇正統家」は日本民族の宝です!さらに研究を進めましょう!

一人でも多くの方に、神風串呂の存在をシェアして頂きますよう宜しくお願いします。

神風串呂を主宰しておられる神様は、天照大御神様ですので、串呂の存在を一人でも多くの方々にお知らせすると、天照大御神様がとてもお喜びになられます。

出典は三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』を始め『串呂哲学第一輯』『神風串呂』『串呂哲学』『串呂哲学と地文学』『神風串呂の解明』等、通算181号(いずれも神風串呂講究所発行、1955年~1971年) を参考にして、研究成果を加味しました。

🟡前号(№76)
🟢次号(№78)

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🟡最後までお読みいただき有り難うございます。
串呂哲学研究会 鈴木超世志
ブ ロ グ 串呂哲学研究会
メ - ル(shinpukanro024@yahoo.co.jp)
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串呂哲学研究ノート(鈴木超世志)
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