三浦芳聖伝 33、三宅島の噴火で大戦を予知(串呂哲学研究ノート№153)
初めに
これは日本神界の悠久荘厳かつ遠大なる神計りに基づいて、この世に降誕した日本人、三浦芳聖の伝記である。
三浦芳聖は、神武、応神、後嵯峨、後村上、松良、五皇一体の再現・八幡大明神として神皇正統家に降誕したことを、神風串呂(串呂哲学)を解明することで証明した。
串呂哲学の創始者の伝記に相応しく、三浦芳聖が解明した神風串呂を織り交ぜて書き記す事とします。
三宅島の噴火で大戦を予知
1、進言中に三宅島雄山が噴火
芳聖が軽井沢の近衛家の山荘で、近衛文麿公の諮問に答えて、国難打開の秘策を進言していた昭和15年(1940年)7月12日の夕刻、何と三宅島雄山が噴火したのです。 明治7年(1874年)の噴火以来66年ぶりの大噴火でした。
2、世界大戦勃発を察知
当時はテレビは無かったので、新聞の号外が軽井沢に届いたのですが、芳聖は、直感で「大戦勃発」を察知し、近衛公に5万分の1の地図を、北は福島県から、南は三宅島迄の分を買って貰い、繋いで貼り合わせ、
「大戦防」(だいせんぼう・茨城県結城市大字武井)から、噴火のあった「三宅島雄山」(みやけじまおやま・東京都三宅村)へ串呂してみました。
芳聖は、この串呂は、その時初めて引いたのですが、何とその線上に「逆面町」(さかづら町・栃木県宇都宮市)が串呂していました。
即ち「大戦防の逆面が現れる」、言いかえると「大戦に巻き込まれるぞ!」という神風串呂(大戦防ー逆面)だったので驚きを隠せませんでした。
3、大戦防―逆面の神風串呂
芳聖は、近衛文麿公に日本を救う打開策を進言中に、三宅島の噴火でお示しがあった串呂ですので、これは重大な霊示だと直感し、詳しく調べたところ、南方から、
「三宅島雄山」(東京都三宅村)、「池田」(三浦市南下浦町松輪)、「池田町」(横須賀市)、昭和(川崎市川崎区)、「皇居」のしかも御座所の位置を通り、「大戦防」、「逆面町」を串呂していたので芳聖は愕然として大衝撃を受けたのでした。
即ち、南方から
「三宅島雄山」ー「池田」ー「池田町」ー「昭和」ー「皇居」ー「大戦防」ー「逆面町」―「東城南」
🔴昭和29年(1954年)7月1日、この線上に庄和町(埼玉県春日部市西金野井)が加わりました。ー「皇居」ー「庄和町」ー「大戦防」ー「逆面町」
昭和帝の御代、大戦が勃発する事を昭示された神風串呂と解明されました。池田二串の「確定立証」の神風串呂です。
(『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』序文60頁、クリックで拡大します。)
4、世界大戦勃発を警告されていた近衛公
昭和15年(1940)7月、第二次近衛内閣を組閣する直前に、近衛文麿公の耳には、近々、世界大戦が勃発するという警告が串呂主宰神(日本神界)に依って為されていたという事です。
近衛文麿公が、この警告をどこまで信じたかは分かりませんが、串呂主宰神(日本神界)は、芳聖を通して、我が国が昭和帝の御代、大戦に巻き込まれる運命にある事を「近衛文麿公」に事前に警告されていたという事です。
5、皇居遷都を進言するも
芳聖は、この串呂線上に「東上」という地名が通っていたので、近衛公に東條(第1次近衛内閣の陸軍大臣)を首相にしてはなりません。東條が首相になったら、現在の支那事変が拡大して遂には米英ソ支一連の敵と戦う大戦となる事は必定であると警告し、
更に思い切って、このままでは、世界大戦が勃発するので「皇居遷都」を提唱しましたが、近衛公は言下に「それは絶対に不可能な事です」と断乎として言われたそうです。
芳聖は、それなら、尚の事、先ほど進言した「秘策」を断行して下さいと重ねて進言し帰宅しました。
こうして、芳聖が日本を救う起死回生の秘策を授けたにも拘らず、近衛公を取り巻く愚昧の為政者らによって、日本はずるずると「亡国への道」をひた走りに走るのでした。
芳聖の予言通り、三宅島雄山爆発から1年2ヶ月後の昭和16年10月、東條内閣が出現し、12月8日には大東亜戦争勃発となりました。正に大戦防・逆面の串呂でお示しの通り、昭和帝の御代、世界大戦が勃発してしまいました。
残念ながら、この神界からの警告を真摯に受け止める事の出来なかった近衛文麿公が、その後どのような事になったかは、前回の「三浦芳聖伝 32、軽井沢で近衛文麿公と面談(№152)」で、お話し申し上げた通りです。
6、参考資料(三浦芳聖の著書より)
7、大戦防・逆面・皇居の神風串呂(№154)
昭和15年7月12日夕刻、三宅島雄山の噴火で大戦勃発を予知した三浦芳聖は、「大戦防」から「三宅島雄山」へ串呂してみると、「大戦防の逆面が現れる」という神風串呂(三宅島ー皇居ー大戦防ー逆面)だったので、驚きを隠せませんでした。
串呂哲学研究ノートバックナンバー(総合)
情報拡散のお願い
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串呂主宰神は、なぜ、長期間かけて神風串呂を構築し、このように神皇正統の天皇を顕彰されるのか!この一点を徹底的に講究しますと、神風串呂の要諦が理解でき、今我々は、何を第一とすべきかが分かります。ここに日本民族の存亡が掛かっているのです。真実に目覚めましょう!
神風串呂は、神界から日本民族への目に見えるメッセージ(啓示)です。
神風串呂と神風串呂に昭示されている「神皇正統家」は日本民族の宝です!さらに研究を進めましょう!
一人でも多くの方に、神風串呂の存在をシェアして頂きますよう宜しくお願いします。
神風串呂を主宰しておられる神様は、天照大御神様ですので、串呂の存在を一人でも多くの方々にお知らせすると、天照大御神様がとてもお喜びになられます。
(出典は三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』を始め『神風串呂』『串呂哲学』『串呂哲学と地文学』『神風串呂の解明』等、通算181号(いずれも神風串呂講究所発行、1955年~1971年) を参考にして、研究成果を加味しました。)
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