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💟昼神‐聖岳を串線!-大明神岬と大御神との神風串呂

🎀串呂哲学研究ノート 第464号

はじめに

🌷2009年2月11日に、JUGEMブログで串呂の普及活動に着手してから満16年が経過しました。

🟡串呂の研究・普及活動の目的
かつて、串呂の研究は何のためにやっているのですか?と質問された事がありますが「神国日本を再建するためです!」とお答えすることにしています。

🌷西暦3世紀末頃、海外からやって来た騎馬民族系の扶余王依羅ふよおういり(大王 崇神)によって、簒奪さんだつされた瑞穂の国の王(皇)統は、その後次々と新勢力によって「三種の神器争奪戦」が繰り替えされました。

新勢力による「三種の神器争奪戦」は、ほとんどの場合、渡来人による易姓革命であったものの、大王 崇神の御代に製造された三種の神器(形代)を継承したものが大王(天皇)に就任する慣わしであったため、あえて易姓革命とは言いませんでした。

🌷ところが、14世紀に起った南北朝時代の「三種の神器争奪戦」の結果、負けた宮方である後醍醐天皇 五世の皇孫 第百代 大宝天皇が、享徳3年(1454年)、大王 崇神の御代から継承された三種の神器を地下深く埋蔵して天之岩戸籠りとしたため、

戦争に勝った武家方によって樹立された王(皇)統は、大王 崇神の御代に製造された三種の神器(形代)を継承することが出来ず、偽器を頂く偽朝となり、易姓革命と言われて今日に到るのであります。

三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』復刻版 序文

🟣大宝天皇(美良)号宗心・後称三浦藤太夫

🟡天佑神助を得るためには
🌷こうした歴史の伏線には、大王 崇神によって簒奪さんだつされた瑞穂の国の王(皇)統を何としても復興したいという伊勢神宮の神々の御神意が存在するのです。

神風串呂は、瑞穂の国の王(皇)統を復興して神国日本を再建したいという伊勢神宮の神々の御神意の現われであります。

🌷地球という惑星が太陽を中心に公転し、地軸を中心に自転しているように、国家の経営には、その中心となる「おおきみ」が必要でありますが、天佑神助の得られる「おおきみ」でなければ中心に仰ぐ意味がありません!

🔴我が国は、豊葦原の瑞穂の国の初代神皇である天照大御神(三輪義熈「神皇紀」)の嫡皇孫を「おおきみ」に頂かなければ、神々の天佑神助が得られないのであります。

神皇紀(国立国会図書館デジタルコレクション)
天照大御神の前後には多くの皇祖神がおられる!

現在の我が国の状況をご覧になれば、神国日本とは名ばかりの目を覆いたくなるような惨状が現出していますが、その霊因は、王(皇)統が誤っているため皇祖神の天佑神助が得られないからであります。

🔴神風串呂は天照大御神の嫡皇孫がどなたであるか、瑞穂の国の王(皇)統を継承すべき方はどなたであるかなど、神々の御神意を認識できる神道皇霊学でありますので、神国日本を再建するために串呂の研究と普及活動を行っているのであります。

🌷今号は、「⛩️神龍しんりゅう八幡大明神はちまんだいみょうじんを中心とする神風串呂」の傍証の串呂(6)として、「大明神岬(京丹後市)と大御神おおみか(駿東郡小山町)との神風串呂」を研究しました。

🌷三浦芳聖師が解明された「大明神岬と大御神との神風串呂」は、三浦芳聖著「五皇一体之八幡大明神 三浦芳聖 降誕号」復刻版に掲載されていますので、既にご覧になった方もあるかと思います。

大明神岬(京丹後市)-昼神(下伊那郡)-⛰️聖岳(飯田市/静岡市)-大御神(駿東郡)

🌷この串呂は、すでに三浦芳聖師によって、今を去る50年以上前に、国土地理院発行の地勢図を用いて解明されているのですが、

🔴今回は、WEB地図にて串線する地文を丹念に拾い、詳細に調査研究することにより、五皇一体の再現 八幡大明神 三浦芳聖師が、今世の修行の結果「昼神大御神に昇格されたのかどうか」を研究して見たいと思うのであります!

🟡五皇一体の再現 八幡大明神

五皇一体の再現 八幡大明神とは、天照大御神の神国再建計画に基づき、この世に派遣された神武、応神、後嵯峨、後村上、松良、五皇一体の再現 八幡大明神「三浦芳聖師」の事であります。

この神国再建計画が最初に神示されたのは、今を去るおよそ570前、享徳3年(1454年)神皇正統 第百代 大宝天皇が、皇威の回復を熱祷祈願して大般若六百巻を念書された満願の日のことでした。

正壽寺(愛知県豊田市黒田町仲根)所蔵の大宝天皇の写経の一部

🌷天照大御神は、15世紀に起きた武家方による王法違反の易姓革命を許し給わず、写経を完了された大宝天皇に、下記のごとき主旨の優渥ゆうあくなる御神諭を賜ったのであります!

「後世直系皇孫に神武・応神・後嵯峨・後村上・松良五皇一体の再現 八幡大明神を降誕せしめ、必ず天下を平定せしめるから、今は三種の神器を地下深く埋蔵して天の岩戸篭りとし、皇后 三浦佐久姫の姓を名乗りて三浦藤太夫と称し、牧平大門に移住して、子々孫々天運循環てんうんじゅんかんの時を待て!」

【参照】
🟣大宝天皇(美良)号宗心・後称三浦藤太夫

このような経緯で神国日本再建のため、1904年(明治37年)9月17日、五皇一体の再現 八幡大明神としてこの世に降誕せしめられたのが三浦芳聖師であります。

🟡五皇一体の再現 八幡大明神を表わす地文が「大明神岬」であります。


「大明神岬」は、串呂哲学の極めて重要な地文の一つであり、その神秘的かつ驚異的な串呂の詳細は、下記に詳述されています。

🟡三浦芳聖著「五皇一体之八幡大明神 三浦芳聖 降誕号」復刻版

また、本ブログ 第462号「大明神岬を串線!-宮津市由良と⛩️神龍八幡大明神との神風串呂」でも詳述致しました。

「大明神岬-由良-⛩️神龍八幡大明神」

🟡昼神(ひるがみ)

光輝く高貴なる神という意味であります。

昼は夜に対する言葉で、太陽光線がこの世を照らす時間帯を指す言葉です。昼神は、日御子ひのみこ日嗣の御子ひつぎのみこ天照あまてらすなどを連想する重要串呂地文です。

天照大御神を『日本書紀』においては「日神にちじん」、「大日孁貴おおひるめのむち」と記載されている事は周知のことであります。

昼神(長野県下伊那郡阿智村智里/国土地理院地図)

昼神温泉郷(ひるがみおんせんきょう)は、長野県下伊那郡阿智村に位置する温泉地で、1973年に発見されました。

昼神温泉は新しい大温泉地(長野県下伊那郡阿智村智里)

🌷「昼神」という名前には、いくつかの伝説が伝わっています。以下の二つの説が特に有名です。

🟡日本武尊やまとたけのみことの伝説
大昔、日本武尊が伊那谷を通って園原の神坂峠へさしかかったとき、悪事をする神が白鹿に化けて尊の前に立ちふさがりました。尊は口に噛んでいた蒜(ヒル)を鹿に投げつけ、鹿を退治しました。その後、濃霧で何も見えなくなりましたが、一匹の白狗しろいぬが尊を里へ案内してくれました。このことから、「蒜噛(ひるかみ)」が「昼神」となったと言われています。

🟡天八意思兼命の伝説
阿智神社に祀られている天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)は、「天の岩戸」に隠れた天照大神を岩戸の中から導き出す方法を考え、世の中に再び昼の明るさを取り戻させた智恵の神とされています。この阿智の里に神が降りたと伝えられ、そこから「昼神」と呼ばれるようになったという説もあります。

🟡⛰️聖岳(ひじりだけ)

(静岡市葵区田代/長野県飯田市南信濃木沢)

🟡串呂哲学では、「聖」は天子・大王・天皇を彰示する地文です。

この聖岳(ひじりだけ)は、標高3013メートルの山で、長野県飯田市南信濃木沢と静岡市葵区田代にまたがっている日本百名山の一つであり、南アルプスの最南端に位置しています。

聖岳は、前聖岳(まえひじりだけ)と奥聖岳(おくひじりだけ)の二つの峰から成り、一般的には前聖岳を聖岳と呼びます。山頂からは富士山や南アルプス、北アルプスの山々を一望できる絶景が広がります。

🟡大御神(おおみか)

大御神(おおみか)は、静岡県駿東郡小山町おやまちょうに位置する地名です。

串呂哲学では、文字通り大御神おおみかみを表わす地文で、高貴なる神を指す尊称です。

「大」は「偉大な」、「御」は「尊い」、「神」は「神様」を意味します。したがって、「大御神」は「偉大で尊い神様」という意味を持ちます。

富士古文献の権威、加茂喜三先生は、『古代日本の王都が富士山麓にあった』(富士地方史料調査会/1978年)で、この大御神おおみかは、天照大御神ゆかりの地名であろうと考証しています。

興味のある方は、下記「大御神-地文学への招待」を参照下さい。

この地域(小山町)は、富士山の近くにあり、自然豊かな環境が特徴です。また、富士スピードウェイや金時公園などの観光スポットもあります。

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🍀ご案内

🟢この記事は「芳聖天皇陵(⛩️神龍八幡大明神)の神風串呂」シリーズの№8です。初めての方は、先ず下記をご覧下さい。

(あ)実証の串呂(1)
🤴日御子町-⛰️御舎利山-⛩️八大龍王神-🟣⛩️神龍八幡大明神
(い)論証の串呂(2)
👑王頭山-長吉町-🔴吉良町-🟣⛩️神龍八幡大明神-三浦市
(う)傍証の串呂1(3)
👑王頭山-御名-⛩️元伊勢内宮-🟡宮津市由良-🍀正善-🤴日御子町
(え)傍証の串呂2(4)
🤴日ノ御子-後醍醐天皇塔尾陵-🔴吉良町-🟣⛩️神龍八幡大明神-大御神
(お)傍証の串呂3(5)
🍀正善-天子田-⛩️大日尊社-🟣⛩️神龍八幡大明神-南島町
(か)傍証の串呂4(6)
神代社家-由良町由良-善正町-🟣⛩️神龍八幡大明神
(き)傍証の串呂5(7)
大明神岬-🟡宮津市由良-🟣⛩️神龍八幡大明神

💖神風串呂勉強会

🔴少人数による「オフライン神風串呂勉強会」を実施しています!
内 容 
質疑応答を中心とする神風串呂勉強会です。
講 師 鈴木超世志 (串呂哲学研究会代表)
日 時 2025年2月25日(火)13時00分~15時30分
定 員 4名(先着順)
参加費 資料代1000円 
会 場・京都エミナースホテル 2階
京都市西京区大原野東境谷町2丁目4

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