龍子と田原市高松との神風串呂(串呂哲学研究ノート№108)
このオンラインブックは、神皇正統家極秘伝 神風串呂(カミカゼクシロ)について記述したものです。
神風串呂(カミカゼクシロ)とは、元伊勢伝承で皇祖神が各地を行脚しながら構築した「元伊勢クシロ」の事です。
元伊勢クシロは、皇城守護の結界のことだといわれていますが、その結界とは、神風串呂(カミカゼクシロ)のことだったのです。
串呂は、極秘で構築されて来たので、そのように言われてきたのです。 地名(地文)に秘められた天地神明からの啓示を解明する学問が神風串呂(串呂哲学)です。
ここでは「龍子と田原市高松との神風串呂」をご紹介し詳しい解説をしています。
神風串呂(カミカゼクシロ)を学ぶことによって、日本が神国である事実を認識し、皇祖神からの神妙なる息吹を体感体得することができるでしょう!
串呂主宰神(伊勢神宮の大神)が、長期間掛け苦心惨憺の末に構築された神風串呂に学べば、我が国は天佑神助により日本民族本来の力を発揮出来るようになるでしょう。
神風串呂(カミカゼクシロ)を無視もしくは敬遠していると、群雄割拠の戦国時代(120年以上)に無辜の民が味わった塗炭の苦しみを、国際的な規模で再体験することになるのではないかと心配しています。
1、串呂は人智を超えた神妙の世界
巻頭に掲げた総合串呂図を眺めながらお話しします。これは、兵庫県たつの市揖西町の「龍子」を中心とした串呂図です。ご覧のように、幾何学のように精密で論理的に構築されています。
三角論法という言葉が有りますが、AはBなり、BはCなり、ゆえにAはCなりというように、三角形を構成しながら串呂は構築されていますので、三角形をなぞるように見て下さい。
それぞれの串呂が他の串呂と巧妙にリンクしているのが分かるかと思いますが、この総合図に記載されているのは、ほんの一部の串呂だという事です。
これまでご紹介しました主な串呂をこの総合図に書き込んで行きますと、串呂哲学の世界は、人智を超えた「神妙の世界」だという事が分かるかと思います。
今回は、総合図の(9)の龍子と田原市高松との神風串呂を考察します。
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2、串呂哲学の理解を助ける予備知識
始めての方は、下記の記事を参照してください。
3、龍子と田原市高松との神風串呂
三浦芳聖は、兵庫県たつの市揖西町の「龍子」を起点にして、田原市の「高松」を串線すると次の神風串呂になると述べています。
「天王」(新見市) ―「龍子」(たつの市)―「高松」(田原市)
(『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』第一章41頁、現住所に改めた。三浦芳聖の著書で「天皇」となっているのは、旧版の地図には「天皇」と印刷されていたからです。)
【地文のみ掲載】
「天王」 ―「龍子」―「高松」
【地文の解釈】(地文に地図がリンクしています。)
(1)天王(てんのう、岡山県新見市哲西町矢田)
天皇(てんのう)に同じ。この岡山県新見市哲西町矢田の「天王」は、どのような「天皇」であったかを鑑定する重要串呂起点です。
八咫鏡(やたのかがみ)にちなんで「矢田の天王」(やたのてんのう)と呼んでいます。三浦芳聖の著書で「天皇」となっているのは、旧版の地図には「天皇」と印刷されていたからです。
(2)龍子(りゅうこ、兵庫県たつの市揖西町)
たつの市揖西町龍子は、「たつのし いっさいちょう りゅうこ」と発音します。「たつの市」は町村合併の前は「龍野市」と書きました。「龍子」は「辰年の子」という意味に解釈できますが、「龍顔・龍駕・龍車・龍徳」などの言葉が示すように、
龍は天子(天皇)の権威すなわち王権の象徴ですので、「天から王権を授与された者=天子」であるのと同様に「龍から王権を授与された者=龍子」と捉え、「龍子=天子・天皇」と解読します。
そこで「龍子は天皇をあらわす」と解釈することもできます。地名の読み方が不明だったためか、三浦芳聖は、「りゅうし」と読んでいました。
「龍子」は、大宝天皇が大般若600巻を念書して、後世直系皇孫に神武・応神・後嵯峨・後村上・松良、五皇一体の八幡大明神を降誕せしめて必ず天下を平定し給わん事をと、皇威回復を熱祷祈願されたその「五皇一体の八幡大明神」(三浦芳聖)を指します。下記の串呂を参照ください。
「龍子」については、下記を参照して下さい。
【参照】石清水八幡宮から牧平大門への串呂(№4)
「龍子」―「⛩石清水八幡宮」―「三浦芳聖降誕地・牧平大門」―「佐久」―「藤太夫島」―「⛩安房大神宮」
【参照】坂出市天皇と白山市三浦との神風串呂(№39)
「由良岬」-「御在所山」-「天皇」-「龍子」-「高長」-「寺野」-「大門」-「大丹生」-「大丹生町」-「大聖寺」-「小松市」-「三浦町」-「神代」
【参照】龍子と三浦芳聖晩年の住所とを結ぶ神風串呂(№106)
「龍子」―「神武」―「三浦芳聖晩年の住所」―「一色」
(3)高松町(たかまつちょう、愛知県田原市)
高松(たかまつ)=尊良(たかなが)+松良(まつなが)で、尊良天皇、松良天皇、再現・三浦芳聖の串呂上の符号です。
【参照】皇大神宮内宮から藤太夫島を鑑る! (№5)
「皇大神宮内宮」-「高松町」(田原市)-「小松原町」-「小松」-「小松天皇御陵」-「藤太夫島」-「松長」-「聖岳」
【参照】高遠町弥勒と三浦芳聖晩年の住所との神風串呂(№98)
「高松町」(田原市)―「三浦芳聖晩年の住所」―「高松」―「高松」―「弥勒」-「日本平山」-「白髭山」―「弥勒」
【参照】高松について
4、この串呂の解釈と串呂哲学的考察
「天王」(新見市) ―「龍子」―「高松」(田原市)
「矢田の天王」を起点として「高松」(三浦芳聖の符号)を鑑定した結果は「高松=龍子」であると解釈することができます。下記を参照下さい。
🟠龍子-石清水八幡宮-芳聖降誕地-佐久-藤太夫島-安房神宮(№4)
🟠由良岬-天皇-龍子-高長-三浦町-神代(№39)
🟠龍子-神武-三浦芳聖晩年の住所-一色(№106)
🟠龍子-⛩白鬚神社-大門-弥勒-御稜威ヶ原(№107)
🟠天王-龍子-高松(№108)
🟠情報拡散のお願い
この記事に到着された貴方様とのご縁に感謝しています。これは皇祖神・天照大御神から地上に派遣された神皇正統嫡皇孫・三浦芳聖が解明した神風串呂の紹介記事です。
三浦芳聖が解明した神風串呂には、日本民族の進むべき道が、明確に示されています。日本民族の危急存亡の時に当たり、一人でも多くの方に読んで頂けるよう、この情報を拡散下さいますよう、宜しくお願い致します。
串呂主宰神は、なぜ、長期間かけて神風串呂を構築し、このように神皇正統の天皇を顕彰されるのか!この一点を徹底的に講究しますと、神風串呂の要諦が理解でき、今我々は、何を第一とすべきかが分かります。ここに日本民族の存亡が掛かっているのです。真実に目覚めましょう!
2千年以上の長年月を掛け神風串呂を構築された、串呂主宰神・天照大御神様のご苦心と、生涯を掛けて神風串呂を解明された三浦芳聖師のご努力が、日本国と日本国民の皆様の幸せの為に生かされますよう願ってやみません。
神風串呂は、神界から日本民族への目に見えるメッセージ(啓示)です。
神風串呂と神風串呂に昭示されている「神皇正統家」は日本民族の宝です!さらに研究を進めましょう!
一人でも多くの方に、神風串呂の存在をシェアして頂きますよう宜しくお願いします。
神風串呂を主宰しておられる神様は、天照大御神様ですので、串呂の存在を一人でも多くの方々にお知らせすると、天照大御神様がとてもお喜びになられます。
出典は三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』を始め『串呂哲学第一輯』『神風串呂』『串呂哲学』『串呂哲学と地文学』『神風串呂の解明』等、通算181号(いずれも神風串呂講究所発行、1955年~1971年) を参考にして、研究成果を加味しました。
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串呂哲学研究会 鈴木超世志
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