地文学への招待-「聖一色(小室門院登極説)」(第266号)
このオンラインブックは、静岡市駿河区の聖一色という地名は、伊勢神宮の大神の叡智に基づく神経綸によって、静岡県牧之原市大寄の小室門院元子媛命の御陵「妙覚塚」のために、用意周到、計画的に命名された串呂地文である事を考証した世界で最初の小論文です。
💫日本国再建のため、霊戦を開始しましょう!
🔴日本国再建のため、いますぐ霊戦を開始しましょう!
私は、朝夕「大祓祝詞、太祝詞(神勅など)」を約40分ほど掛けて奏上し、
真日本国の再建を熱禱祈願しています!
🔴残念ながら、今のままでは我が国は、異民族の隷属国(保護国)に甘んじつつ、終には亡国への坂道を転げ落ちる道しか残されていないように思えてなりません(満州国がその前例です)。
🔴この亡国の危機に瀕している日本国再建の大道は、わが国の守護神であり指導神霊である伊勢神宮の大神(天照大御神)に中心帰一して、日高見国・縄文日本の民として蘇えることであると確信しています。
🔴神風串呂(カミカゼクシロ)は、地文(地名)を研究することで天地神明の存在を認識することのできる神道皇霊学で、真日本再建のため皇祖神(天照大御神)によって構築されました。
🔴主権在民の我が日本国です!良きにつけ悪しきにつけ、現在の我が国については、われわれ国民一人一人に責任がありますし、悪政を放置した結果、痛い目に遭うのも我々一般国民です。真実に目覚め、真日本再建の為には日々の研鑽・学習・戦いが必要です!
🔴日本国再建のため、いますぐ霊戦を開始しましょう!
著者 鈴木超世志
💫串呂哲学の理解を助ける予備知識
始めての方は、下記の記事を参照してください。
💖「聖一色(小室門院登極説)」-地文学への招待 №3
1、聖一色(ひじりいっしき)とは
串呂哲学では聖は天皇を表わす言葉で、この聖の付く串呂地文は「聖岳」「聖山」「聖護院」「聖心町」「聖崎」などがあります。
聖岳(静岡市葵区と長野県飯田市の境)
聖岳(神奈川県小田原市米神)
聖山(長野県長野市と東筑摩郡麻績村との境)
聖護院(京都市左京区)
聖心町(愛知県豊田市)
聖崎(愛知県知多郡南知多町大井)
このうち、小田原市の「聖岳」は、すでに前々号の「静岡県内の南朝皇陵について」でご紹介しました。
🟡皇大神宮内宮と神増原の小松天皇御陵との神風串呂
この串呂線上にある「小松(小松天皇)」「松長(松良天皇)」「藤太夫島(大宝天皇)」は、下記の神皇正統の皇統略系図の九八代、九九代、百代を表わす串呂地文です。
🟡聖一色(静岡市駿河区)は、「ひじりいっしき」と読みます。例によって、国内唯一の地名です。
この聖一色の串呂哲学上の意義は、聖(天皇)と同格(一色)と解釈します。
(三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』第五章)
この地文の奥の深いところを味わいながら、では「聖一色」とは具体的にはどのようなことを表わすのかを串呂哲学による「地文学」で考察いたしましょう!
🟡地文「聖一色」の意味
聖(天皇)と同格(一色)とはどのような意味なのかを、あらゆる可能性を留保して次のように考えてみました。
(1)天皇(登極)
(2)実質的天皇(不登極)
(3)三種の神器を継承した御子(不登極)
*登極とは、高御座(皇位)に就くことです。
2、聖一色と妙覚塚との神風串呂
それでは、この「聖一色」という地名を串呂哲学による「地文学」で考証しましょう!
三浦芳聖が解明した「聖一色」を串線する串呂の中で、代表的な串呂が下記の図の山梨県都留市の「御正体山」と静岡県牧之原市大寄の小室門院元子媛命の御陵、通称「妙覚塚」とを結んだ串呂です。
聖一色に焦点を当てる為、一部のみを抜き出しました。
「小室門院元子媛命御陵」ー「聖一色」ー「御正体山」ー
この串呂は国土地理院発行の20万分の1の地勢図「静岡」「甲府」の2枚をつなぎ合わせれば確認できますので、皆さんも串呂を引いてみて下さい。
国土地理院発行の地図は、全国の販売店で購入できますが、下記の地図センターでもオンラインで購入できます。
🟡小室門院元子媛命の御陵(妙覚塚)
静岡県牧之原市大寄にあります小室門院元子媛命の御陵です。
小室門院元子媛命の御陵(妙覚塚)については、前号で述べましたので省略します。
初めての方は下記の資料をご覧ください。
【資料】
地文学への招待-「鬼女新田」
小室門院元子内親王
天母妙覚の大神 小室門院元子媛命
三浦芳聖伝 46、小室門院の御陵発見
三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』第五章
🟡御正体山(みしょうたいやま、山梨県都留市大野)
御正体山とは、正体を調査鑑定する重要串呂起点です。御が付く地文は皇族皇孫などの、やんごとなき御方が対象であることを表わします。例によって国内唯一の地名です。
小室門院元子媛命の御陵が、いかなる身分の方の御陵であるかは、前号で「女性天皇または皇后の皇陵である」と考証しました。
「小室門院元子媛命御陵」ー「聖一色」ー「御正体山」
この串呂の意義は、小室門院元子媛命の正体は「聖一色」(天皇と同格)である!となります。
💖串呂の的確さに驚嘆いたしますね。
串呂主宰神が、この聖一色という地名を構築するのに、どんなに苦心されたかは想像を絶する世界です。とうてい人間の力の及ぶところではありません。まさに神風串呂です。
直観力の優れた方なら、もうこの串呂を見ただけで、日本の本質は神国であり、この串呂を構築された皇祖神の存在を認識できると思います。ぜひ、国土地理院発行の20万分の1の地勢図をつなぎ合わせて、実際にご確認いただきたいと思います。
さて、先ほど「地文「聖一色」の意味」で列記した可能性に準拠して考察しますと、小室門院元子媛命は次の右記の様になります。
(1)天皇・・・女性天皇(登極)
(2)実質的天皇・・・実質的女性天皇(不登極)
(3)三種の神器を継承した御子・・・三種の神器を継承した皇女(不登極)
三浦芳聖は、『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』で、『「聖」は天皇を彰す符号でありますから、「聖一色」は「天皇と同格」と云うことで、「小室門院」が「天津日嗣」であることを裏付けています。』と述べています。
「天津日嗣」とは高御座に登極した天皇を指す言葉ですから、「小室門院が天津日嗣である」のなら、小室門院は皇后ではなく女性天皇であったとしなければなりませんが、三浦芳聖が小室門院を皇后としているのは、三浦家に継承された下記の系図に基づいているからであります。
🔴たとえ三浦家に一子相伝に継承された系図であっても、人為的な記録でありますから、真実は串呂主宰神・天照大御神が構築された神風串呂に拠らなければならないと思います。
3、小室門院登極説
上記でご紹介しましたように、串呂哲学の大成者で超能力者の三浦芳聖が「小室門院は天津日嗣である」と明確に述べていますから、小室門院は女性天皇であったというのが真実であろうと思います。
小室門院は登極した女性天皇であったとするのと、三種の神器を継承した皇后であったとするのとでは、太陽と月ほどの大きな相違がありますので、これを明確にする為に、三浦芳聖が解明した串呂を中心に、小室門院が女性天皇であったと思われる根拠を挙げてみました。
💖小室門院は女性天皇であったとする根拠(順不同)
(1)皇大神宮内宮と小室門院御陵「妙覚塚」との神風串呂
(2)『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』第五章に記述された、小室門院御陵の串呂(24本)に下記の地文があることから、小室門院は皇后であったが女性天皇として登極したと考えられる。
🟡天皇を表わす地文
大神、大君、大串、天地、日隠山、大御神元村、始神、天竜院、大日、大日岳2個、天覧山、神殿、明神、神座、大社、神戸、神戸山、堀之内6個
🟡女性天皇を表わす地文
鏡池、聖一色、神母野、明神池
🟡皇后を表わす地文
愛宕山、皇后島
🟡小松天皇を表わす地文
小松2個
(3)父親の興国天皇から三種の神器を継承し奉持していたと思われること。御子の正良親王(松良天皇)が継承した。
(4)妙覚塚の妙覚の意義が女性天皇を表わす「無上、最上位、最高位」であること。(前号を参照のこと)
(5)三河各地を踏査し口碑による民間伝承を収集した藤原石山の著書に、小室門院の事を「南朝正統第九八代長慶院小松天皇(元子内親王)」と記述し、日嗣の御子 天照大神の再現、東海の女王と尊崇されたと考証していること。
*「南朝正統皇位継承論」(1988年新版/藤原石山)
*「三河に於ける長慶天皇伝説考」(藤原石山)
(6)天授5年(1379年)9月20日、豊川市森6丁目・小田渕町地内にあった三河御所「望理原の王田殿」で、長慶院の身代わりとして自刃したとされる宣政門院懽子内親王が女性である事。(藤原石山)
(7)小室門院が、最初の夫である興良親王亡き後、寛成親王(南朝副統九八代長慶天皇)と再婚していること。(三浦芳聖)、(長慶天皇紀略)
(8)寛成親王(南朝副統九八代長慶天皇)が、子持ちの未亡人で一歳年上の小室門院を皇后(皇太后)としていること。(三浦芳聖)、(長慶天皇紀略)
(9)寛成親王は自分の皇子がいるのに興良親王と小室門院との間に出来た正良親王(松良天皇)を猶子とし後継者としていること。
(10)四ヶ所の「堀之内」で縦横に交差している妙覚塚の串呂が存在すること。(四ヶ所の「堀之内」の結界が出来ている)。
参考資料
三浦芳聖『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』(神風串呂講究所/1970年)
三浦芳聖『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』復刻版(串呂哲学研究会)
藤原丸山『南朝正統皇位継承論』(南朝史学会/1988年新版)
藤原石山『三河に於ける長慶天皇伝説考』(南朝史学会/1979年)
💖結論
🔴小室門院元子内親王は、興良天皇の皇后であったが、興良天皇が京都に連行されたあと、御子の正良親王が幼少であったため、中継ぎの女性天皇として登極した。
以上の考察、考証で明らかなように、静岡県牧之原市大寄の小室門院元子媛命の御陵「妙覚塚」は、南朝正統天皇の皇陵ですから、磐田市神増原の小松天皇の皇陵と共に、丁重に奉斎しなければならないと思います。
🔴これまで、繰り返しお知らせして参りましたように、この小室門院元子媛命の御陵(妙覚塚)は、串呂主宰神・伊勢神宮の神々が構築された神風串呂で昭示された歴とした天皇陵であるということです。
💖串呂は、実に神秘的に構築されている神道皇霊学であり、地図上ではありますが、視覚により実際に認識できる明確な世界であることが特徴です。
💝信念や想像の世界ではないと言う事です。
🔴神風串呂の集大成、三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』は、国立国会図書館、豊川市立図書館、京都府立資料館、京都大学文学研究科図書館、九州大学附属図書館にありますので、誰でも読むことが可能です。
串呂(かんろ)とは
串呂(かんろ)とは、元伊勢伝承で皇祖神が各地を行脚しながら構築した「元伊勢クシロ」の事です。
元伊勢クシロは、皇城守護の結界のことだと言われていますが、その結界とは、神風串呂(カミカゼクシロ)のことだったのです。串呂は、極秘で構築されて来たので、そのように言われてきたのです。
神風クシロ(串呂)は、地文(地名)を研究することで天地神明の存在を認識することのできる神道皇霊学で、神国日本再建のために皇祖神によって構築されました。
地名(地文)に秘められた天地神明の啓示を解明する学問が神風串呂(串呂哲学)です。
神風串呂(カミカゼクシロ)を学ぶことによって、日本が神国である事実を認識し、皇祖神からの神妙なる息吹を体感体得することができるでしょう!
串呂主宰神(伊勢神宮の大神)が、長期間掛け苦心惨憺の末に構築された神風串呂に学び、天照大御神の御霊代である神宝(御鏡)を、富士山麓に奉遷して同床共殿にお祭りすれば、いま危機に瀕している「日本国」を救済する道を切り開き、天佑神助により日本民族本来の力を発揮出来ると確信しています。
神風串呂(カミカゼクシロ)を無視もしくは敬遠していると、群雄割拠の戦国時代(120年以上)に無辜の民が味わった塗炭の苦しみを、国際的な規模で再体験することになるのではないかと心配しています。
🌷🌈💖🌷🌈💖🌷🌈💖
💟皆様方の御支援に感謝しています!
🔴神風串呂を学びましょう!
💟串呂文庫
🔴三浦芳聖著「神皇正統家極秘伝 明治天王(睦仁)の神風串呂」復刻版
🟢三浦芳聖著「五皇一体之八幡大明神 三浦芳聖 降誕号」復刻版
🟠三浦芳聖 著「神風串呂神伝」
🟢三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』(デジタル復刻版)
🔴神風串呂入門-神皇正統家極秘伝(鈴木超世志著)
💟開鏡の神風串呂-天の岩戸開きへの道
🎀串呂文庫 コピーサービスのお知らせ(🌷新着)
🟡バックナンバー(総合)
🟠情報拡散のお願い
この記事に到着された貴方様とのご縁に感謝しています。これは皇祖神・天照大御神から地上に派遣された神皇正統嫡皇孫・三浦芳聖が解明した神風串呂の紹介記事です。
三浦芳聖が解明した神風串呂には、日本民族の進むべき道が、明確に示されています。日本民族の危急存亡の時に当たり、一人でも多くの方に読んで頂けるよう、この情報を拡散下さいますよう、宜しくお願い致します。
串呂主宰神は、なぜ、長期間かけて神風串呂を構築し、このように神皇正統の皇統を顕彰されるのか!この一点を徹底的に講究しますと、神風串呂の要諦が理解でき、今我々は、何を第一とすべきかが分かります。
ここに日本民族の存亡が掛かっているのです。真実に目覚めましょう!
2千年以上の長年月を掛け神風串呂を構築された、串呂主宰神・天照大御神様のご苦心と、生涯を掛けて神風串呂を解明された三浦芳聖師のご努力が、日本国と日本国民の皆様の幸せの為に生かされますよう願ってやみません。
神風串呂は、神界から日本民族への目に見えるメッセージ(啓示)です。
神風串呂と神風串呂に昭示されている「神皇正統家」は日本民族の宝です!さらに研究を進めましょう!
一人でも多くの方に、神風串呂の存在をシェアして頂きますよう宜しくお願いします。
神風串呂を主宰しておられる神様は、天照大御神様ですので、串呂の存在を一人でも多くの方々にお知らせすると、天照大御神様がとてもお喜びになられます。
*******************
🟡最後までお読みいただき有り難うございます。
串呂哲学研究会 鈴木超世志
ブ ロ グ 串呂哲学研究会
メ - ル(shinpukanro024@yahoo.co.jp)
*******************
串呂哲学研究ノートは、読者の皆様方の財政的ご支援により活動が維持されています。理解しやすい記事作成のために諸般の費用が掛かります。今一層のご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。読者の皆様方のご支援に感謝しています!